技術士制度に関するヒアリング調査について

資料5


技術士制度に関するヒアリング調査について


技術士分科会 制度検討特別委員会


1.調査について

○調査の経緯・目的
 技術士分科会では、前期までに議論された内容を踏まえ、大きく6つの課題の継続検討を行うこととなり、“技術士資格の国際的通用性”を軸として各課題の議論を進めている。その中で、より一層の「技術士資格の普及拡大・活用促進」のための施策に資することを目的とし、早い段階で技術士資格取得して業務を行っている若手技術士から自身の資格の活用の仕方や技術士制度に対する要望についてを、また、企業の人事及び企画経営担当者等から「技術者・エンジニアに期待する資質能力」や「技術士に対する評価、ニーズ等」についてヒアリング調査を行った。

○調査対象と調査方法
・調査対象:以下の16名。
  若手技術士        6名
  土木(施工)企業    1社(7名)
  交通インフラ企業    1社(1名)
  電機企業        1社(2名)
・調査方法:聞き取り調査
・調査期間:2018年5月~6月

○調査結果の取り扱い
 今回の一連の調査結果については、各ヒアリング対象者や企業等が特定されない形で公表することとする。
別添に調査項目ごとの各ヒアリング対象者の回答をまとめている。表中資格の種類や分野ごと、企業の業種ごとに列を分類しているため、複数人の回答を一列に記載している箇所がある。
また、この調査結果の概要を「3.本調査での主な意見」にまとめている。

2.主要な質問項目一覧

【企業(人事・企画担当者等)へのヒアリング】
(1)技術者・エンジニアに期待する資質能力はどのようなことですか。
(2)現在、技術士をどのように評価されていますか。
(3)企業内の人材育成制度のなかに技術士資格の取得はどのように位置付けられていますか。
(4)技術士資格を取得している社員をどのように活用していますか。
(5)技術士資格を取得した社員に対して、優遇制度等(表彰や報奨金あるいは給与や人事面で)はありますか。
(6)技術士の制度や資格に活用しにくい要因がありましたらお教えください。
(7)現在、技術士以外に取得を推奨する、人事評価に考慮する等により、重視している資格はありますか。もしありましたら、その資格を重視する理由もお教えください。
(8)技術士制度を活用する観点から、「今後の技術士制度の在り方について」の方向性について、ご意見はありますか。また、技術士制度への要望等があればお教えください。

【若手技術者ヒアリング】
(1)技術士を目指した目的、ならびに資格活用の考えについて
(2)現状の制度について不満足なこと、望まれること
(3)IPD についての考えと取組み(技術士を取得するまでの取組み)について
(4)更新制度とCPD についての意見
(5)技術士の国際通用性についての意見

3.本調査での主な意見

お問合せ先

科学技術・学術政策局 人材政策課

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(科学技術・学術政策局 人材政策課)