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第29回技術士分科会における主な発言

技術者キャリア形成スキーム(スキーム)

(全体を通して)

●過去10年間の第一次試験の受験申込者数が漸減している。大学等卒業者が、技術士制度に関心を持たなくなってきているのでは。民間企業等へ入社後何年経過したら「技術士補」「技術士」になるというストーリーをイメージさせることが必要。工学部等を卒業して技術的な職場に就く多くの技術者を、本制度に巻き込むべき。
●エンジニアは何をしている人なのか、どんな能力があるのか、多くの若い人々は知らない。このような傾向が、中高生の理科離れ等にもつながっているのでは。「スキーム」から「技術士補」「技術士」資格の位置付けを見直すことによって、若い人々が目指すべきキャリアパスが見えてくる。今後試験制度へ対応することによって、これらの資格が活用される方向にいくのでは。
●技術士法が規定する「高等の専門的応用能力」のように、「高等」である以上、相当ハイレベルな資質能力を求めているようにも見える。整理してほしい
●もっと若い技術者が大いにチャレンジできるような制度として活用されるとよい。「技術士補」になった技術者は、新規採用の技術者の中でも違うと思われるようになると、技術士制度の社会的位置付けが確かなものになっていくのでは。

(第一次試験、技術士補)

●第一次試験合格者をもう少し評価した方がよい。「技術士補」やそれにかわる称号によって、他の技術者とは違うことの明示が重要。
●第一次試験合格後から第二次試験受験までの間、「技術士補」登録や実務経験年数の違い等によって制度が複雑。これが漸減傾向の一因ではないか。第一次試験合格後、又はJABEE認定課程修了後、速やかに「技術士補」の証明書の付与等簡略化することによって、技術士への間口を広げていかないといけない。
●第一次試験は、基礎的かつ専門的な学力を確認するという位置付けではないか。世の中で認められた称号があれば、技術者において大きな意味がある。
●「技術士補」という名称がよいのか。
●理系の人間は、大学卒ではなく大学院卒、少なくとも修士課程修了者がかなり多くなってきているのでは。このような実態を踏まえて、第一次試験のレベルをどのように考えるか。
●第一次試験の試験科目(専門科目)の大くくり化について、現在の技術部門は、大学の学部学科で学習した専門科目と同程度カバーされているが、大くくり化されると、受験上学習すべき範囲が広くなってしまうため、受験者が躊躇(ちゅうちょ)するのではないか。
●大くくり化について、第一次試験では「基礎的な学力」を確認するのであれば大くくりがよいが、「専門的な学力」を求めるのであれば悩ましい。

(大学教育との連携)

●技術士になりたい者に対して、大学で特別なカリキュラムを編成するなど、大学教育との連動も考えていいのでは。

技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)

(国際的通用性)

●これからの技術者は、海外の異なる文化や価値観の中で、プロジェクトをどのようにまとめていくのかという点も重要になってくる。国際的通用性を有することをもう少し明確に記載してはどうか。
●「一定の語学力」とは、何を基準にした語学力なのか、もう少し踏み込んで記載した方がよい(例:TOEFLやTOEIC)。

(問題解決)

●これからの技術者は、クリエイティブな解決策、これまでにない新しい解決策をデザインする能力が非常に重要になってくる。

(評価)

●キーワード「評価」について、プロジェクトを動かす上で、PDCAサイクルの「評価」を踏まえて「アクション」する、次の改善提案に結びつけていくことが重要であるため、もう少し強調してほしい。

(判定方法)

●コンピテンシーは、試験だけで判定できるものではなく、資格取得後に実務を通じて、又は講習会を通して身に付けていくものが多い。総合技術監理の資質能力の判定では、試験(ペーパー(筆記))では判断しにくい。別立ての仕組みがあるとわかりやすい。

総合技術監理部門(総監)

(位置付け)

●21技術部門の中で「質」が異なる部門として位置付けることが適当。技術者は、縦の専門性と横の専門性(総合技術監理部門)を複合したような姿が理想的。
●ロバート・カッツ氏が管理者に必要なスキルとして、「テクニカルスキル」「コンセプチュアルスキル」「ヒューマンスキル」の3つの分類を提唱した。総合技術監理部門では、おそらく「コンセプチュアルスキル」(問題解決力、分析力、実行力)を重視した能力を確認しているように思われる。一部の業種、例えば、コンサルタントのような業務では、コンセプチュアルスキルだけが特化されて必要とされている場合もある。そのため、総監だけを持っているというケースがあってもおかしくないのではないか。
●第一次試験の段階から、総合技術監理部門の技術士に至る方法を考えておかないといけない。大学では「総合工学」のような学際的・複合的な学部学科等ができつつある。
●コンピテンシーは、試験だけで判定できるものではなく、資格取得後に実務を通じて、又は講習会を通して身に付けていくものが多い。総合技術監理の資質能力の判定では、試験(ペーパー(筆記))では判断しにくい。別立ての仕組みがあるとわかりやすい。(上記と重複)

(内容)

●総合技術監理部門の必須科目の内容は、現行の安全管理等5つの事項だけでは不十分では。プロジェクト等のマネジメント能力が求められている。
●昨今の社会では、リスクマネジメントの能力も具備していないとプロジェクトの遂行に支障を来す可能性がある。

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科学技術・学術政策局人材政策課

(科学技術・学術政策局人材政策課)

-- 登録:平成26年05月 --