東北地方太平洋沖地震発生域周辺における地震前すべり欠損レートの再検討

課題番号：1815

（1）実施機関名：

京都大学防災研究所

研究課題（または観測項目）名：

東北地方太平洋沖地震発生域周辺における地震前すべり欠損レートの再検討

（2）研究執行の形態

1．新規に研究課題を立ち上げる
2．従来ある研究課題の研究計画に修正を加えて実施する
（現研究課題番号：）

（3）もっとも関連の深い建議の項目

5（1）ア．超巨大地震の発生サイクルの解明

（4）その他関連する建議の項目：

見直し前の建議の項目番号

新規課題につき該当せず

（5）これまでの関連する研究成果（または観測実績）の概要（もしも継続課題ならば）：

新規課題につき該当せず

（6）本課題の平成25年度までの到達目標：

　現時点で最も妥当と考えられるプレート境界域変動モデルの仮定のもと、GPS以前の測量データ、GPSデータ、海底地殻変動データ等を用い、東北沖地震発生までの長期のすべり欠損レートを求める。主要な成果として、これら利用可能な測地学的データをすべて利用することによる、東北沖地震発生前までのすべり欠損レート推定を推定誤差つきで出すことを目標とする。

（7）本課題の計画の概要：

　まず、過去の三角・三辺測量、水準測量、験潮のデータがどの程度最近15年のGPS測量データと整合的かについてしらべる。次に、過去の測量データから近年のGPS測量や海底地殻変動のデータを用い、東北沖地震発生までの長期のすべり欠損レートを求める。その際、粘弾性構造等に関するモデルの妥当性についても検討し、信頼出来る誤差評価をおこなうことに重点を置く。小繰り返し地震から推定されるすべり欠損レートとの比較検討もおこない、その有効性や限界も評価する。

（8）実施機関の参加者氏名または部署等名：

他機関との共同研究の有無：無

（9）公開時にホームページに掲載する問い合わせ先

部署等名：京都大学防災研究所
電話：0774-38-3348
e-mail：

（10）この研究課題（または観測項目）の連絡担当者

氏名：福島　洋
所属：京都大学防災研究所地震予知研究センター
電話：0774-38-4196
FAX：0774-38-4190
e-mail：yofukushima@rcep.dpri.kyoto-u.ac.jp