地震・津波・火山防災情報の改善に係る知見・成果の共有

課題番号7012

(1)実施機関名:

気象庁

(2)研究課題(または観測項目)名:

地震・津波・火山防災情報の改善に係る知見・成果の共有

(3)関連の深い建議の項目:

3(5)地震・火山噴火の災害軽減のための情報の高度化

(4)その他関連する建議の項目:

2(4)事象系統樹の高度化による火山噴火予測
3(4)地震・火山噴火の災害誘因の即時予測手法の高度化
4(4)研究者,技術者,防災業務・防災対応に携わる人材の育成
4(5)社会との共通理解の醸成と災害教育
4(6)国際共同研究・国際協力

(5)優先度の高い地震・火山噴火との関連

東北地方太平洋沖地震,南海トラフの巨大地震,首都直下地震,桜島火山噴火

(6)平成25年度までの関連する研究成果(または観測実績)の概要:

新規研究

(7)本課題の5か年の到達目標:

緊急地震速報の高度化
長周期地震動情報の高度化
噴火警報の改善
降灰予報の改善
国際共同研究・国際協力

(8)本課題の5か年計画の概要:

 気象庁では,地震学,火山学の最新の研究成果や地方自治体,関係防災機関のニーズを踏まえ,地震や火山噴火の災害軽減に資するため,津波警報,緊急地震速報,長周期地震動情報,噴火警報や降灰予報について過去の経験を踏まえて高度化を進めてきた.
 これらの情報内容の改善や高度化にかかる知見・成果については,広く大学等関係機関,防災関係機関に,気象防災情報として,また,各種情報の検討部会等を通じ,広く共有し,また,防災対応へ,各分野の研究の推進に活用されている.
 また,火山噴火予知連絡会では,火山活動の評価結果を公表しており,一般の方にも理解しやすい表現を心がけている.
 平成26年度においても、これまでの取り組みの成果、各種検討部会での議論の結果を踏まえ、継続的に取り組んでいく。平成27年度以降についても、引き続き成果の共有を続けていく。
 また、国際共同研究・国際協力については国際地震センター,米国地質調査所,包括的核実験禁止条約機構,米国大学間地震学研究連合(IRIS)及び近隣国との地震観測データの交換などの組織的な連携・協力を通じて,また,航空路火山灰情報センター及び北西太平洋津波情報センターの国際協力業務や開発途上国における地震・火山の観測や津波警報の発表などの体制整備に必要な技術的な支援を通じて,国際的な研究活動の進展に寄与する。

(9)実施機関の参加者氏名または部署等名:

気象庁及び全国気象官署職員
火山噴火予知連絡会事務局(気象庁地震火山部火山課)

他機関との共同研究の有無:
様々な関係機関、専門家等と連携

(10)公開時にホームページに掲載する問い合わせ先

部署等名:地震火山部管理課 地震調査連絡係長
電話:03-3212-8341(内線:4514)
e-mail:jmajishin_kanrika@met.kishou.go.jp
URL:http://www.jma.go.jp

(11)この研究課題(または観測項目)の連絡担当者

氏名: 草野 利夫 
所属:気象庁地震火山部管理課地震津波防災対策室

お問合せ先

研究開発局地震・防災研究課

(研究開発局地震・防災研究課)

-- 登録:平成26年07月 --