課題番号1511
東京大学 地震研究所
地震活動に基づく地震発生予測検証実験
2.(2)ウ.地震活動評価に基づく地震発生予測・検証実験
2.(3)先行現象に基づく地震活動予測
CSEPとの国際連携を図り,日本における地震活動に基づく地震発生予測検証実験を運用してきた.そのなかで,1日,3ヶ月,1年,3年の予測結果を出し続けるとともに,日本でのCSEPの活動を推進し,主として統計モデルに基づく地震発生予測モデル開発研究が進展した.さらにこの活動を契機にモデルの定量的評価の重要性が様々な地震予測モデル開発において検討されるに至った.
日本における地震発生予測検証実験を通して,標準あるいは基準となる地震活動予測モデルを開発する.
国際プロジェクトであるCollaboratory for the Study for Earthquake Predictability (CSEP)と国際連携をはかり,日本においての地震発生予測検証実験を運用し,日本標準あるいは基準となるような地震活動に基づく地震発生予測モデルの開発を行う.検証実験のための地震カタログ等についてコンプリートネスマグニチュードなどの性能評価を行う.また,地震カタログ生成などのシミュレーション手法等のプロトタイプを開発する.この研究に関する研究集会等を企画する.
評価に必要な基盤ソフトウェアを,CSEPのテストセンターから入手し,アップデートを実施する.地震発生予測検証実験の結果を,論文あるいはパスワードプロテクトされたWebページにて,関連の研究者に公開する.
担当者:鶴岡 弘・平田 直(東京大学地震研究所)
他機関との共同研究の有無:有
常磐大学(岩田貴樹)
部署等名:東京大学地震研究所
電話:03-5841-5712
e-mail:yotikikaku@eri.u-tokyo.ac.jp
URL:
氏名:鶴岡 弘
所属:東京大学 地震研究所 地震火山情報センター
研究開発局地震・防災研究課
-- 登録:平成26年07月 --