課題番号:1435
東京大学地震研究所
無人ヘリコプターによる火山近傍観測システムの開発
3.新たな観測技術の開発
(2)宇宙技術等の利用の高度化
イ.リモートセンシング技術
ありません。
新規研究
無人ヘリコプターをロボットヘリとして取り扱うことで、活動的火山の火口近傍において安全に統合的な地球科学観測を行うことを目指す。具体的には、地震計・GPS装置等の様々な観測装置の遠隔設置機能、空中磁気測量や赤外画像撮影等のリモートセンシング、火山灰等の試料採集をおこなえるようにハード・ソフトの開発を進める。
平成21年度は、遠隔設置の開発として、地震計設置装置の試作を主におこなう。また、桜島昭和火口周辺において、地震計設置、空中磁気測量等を実施する。
平成22年度以降は、平成21年度の実験結果を踏まえ、機器開発・特性を実地試験(詳細は未定)も行いつつブラッシュアップしてゆく。最終年度には、到達目標に上げた観測項目をおこなえる統合システムの開発を完了させる予定である。
東京大学地震研究所 火山噴火予知研究センター
他機関との共同研究の有無:
千葉大学 環境リモートセンシング研究センター 本多嘉明、梶原康司
部署等名:東京大学地震研究所 火山噴火予知研究センター
電話:
e‐mail:
URL:http://www.eri.u‐tokyo.ac.jp/VRC/
研究開発局地震・防災研究課
-- 登録:平成22年02月 --