平成20年度年次報告
課題番号:7016
気象庁気象研究所
地震サイクルの中で様々な時空間的特徴をもつ地殻変動に関する研究
3. (1)海底諸観測技術の開発と高度化
地震に関連する海底下の地殻変動をリアルタイムに捉えるための手法として、ケーブル式の海底常時地震観測システムの開発で培われた技術をふまえ、海底ケーブルを用いた音響学的手法、光学的手法など様々な測定技術を検討し、実現の高いものを見出す。平成20年度は既存の方式の課題をまとめ、その改良法を検討する。
既存の海底地殻変動観測技術の課題をまとめ、その改良法を検討する。
海底における地殻変動の連続測定を可能にする手法について、海底設置手法等の課題について引き続き検討を行った。
光学的手法の1つとしてレーザー計測式距離変化計、音響学的手法の1つとしてソナーを用いる手法など、連続測定の可能性がある各手法について技術的検討を行った。また、海底圧力計の水温影響について検討し影響除去を試みた。
気象研究所地震火山研究部第2研究室
他機関との共同研究の有無:なし
部署等名:気象研究所企画室
電話:029‐853‐8536
e‐mail:ngmn11ts@mri‐jma.go.jp
URL:http://www.mri‐jma.go.jp
研究開発局地震・防災研究課