特定観測地域/重点地域 高精度三次元測量(水準測量)

平成20年度年次報告

課題番号:6014

(1)実施機関名:

 国土地理院

(2)研究課題(または観測項目)名:

 特定観測地域/重点地域 高精度三次元測量(水準測量)

(3)最も関連の深い建議の項目:

 2.(2)ウ.東南海・南海地域

(4)その他関連する建議の項目:

 2.(2)エ.その他の地域

(5)本課題の平成16年度からの5ヵ年の到達目標と、それに対する平成20年度実施計画の位置付け:

 第6次基本測量長期計画に基づき、特定観測地域内約4,000キロメートルを対象に2.5年周期、重点地域内約1,100キロメートルを2年周期とすることを目標に水準測量を実施する。
 地震予知連絡会が指定した特定観測地域が平成20年2月18日付けで指定解消されたことを受けて、重点地域も含めて観測地域の見直しを行い、東南海・南海地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法及び日本海溝・千島海溝周辺の海溝型地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法で指定されている地域、並びに地震調査推進本部による重点的調査観測として、南トラフで発生する東海地震、東南海地震、日本海溝・千島海溝周辺の海溝型地震及び南関東で発生するマグニチュード7程度の地震を候補とする地域において1~2年周期とすることを目標に水準測量を実施する。

(6)平成20年度実施計画の概要:

 牡鹿地区、三浦東地区、首都圏・神奈川地区及び室戸西地区において452.8キロメートルの水準測量を実施する。

(7)平成20年度成果の概要:

 重点地域では、牡鹿地区、三浦東地区、首都圏・神奈川地区及び室戸西地区で水準測量452.8キロメートルを実施した。

(8)平成20年度の成果に関連の深いもので、平成20年度に公表された主な成果物(論文・報告書等):

 水準測量により得られた成果等は、地震調査委員会や地震予知連絡会等へ提供。
 国土地理院,東北地方の地殻変動,地震予知連絡会会報,81,208‐263,2009.

(9)本課題の5ヵ年の成果の概要:

 第6次基本測量長期計画に基づき、特定観測地域内約4,000キロメートルを対象に2.5年周期を目標に平成19年度まで延べ1,081キロメートル実施した。また、重点地域内約1,100キロメートルを2年周期とすることを目標に水準測量を延べ599キロメートル実施し、平成20年度は、地域の見直しに伴い453キロメートル実施した。

(10)実施機関の参加者氏名または部署等名:

 測地部 機動観測課
 他機関との共同研究の有無:無

(11)公開時にホームページに掲載する問い合わせ先:

 部署等名:地理地殻活動研究センター 研究管理課
 電話:029‐864‐5954
 e‐mail:eiss@gsi.go.jp
 URL:http://www.gsi.go.jp

平成20年度

平成20年度 重点地域高精度三次元測量

平成16年度~平成20年度

平成16年度~平成20年度 特定観測地域/重点地域高精度三次元測量

お問合せ先

研究開発局地震・防災研究課

(研究開発局地震・防災研究課)