課題番号:8001

平成18年度年次報告

(1)実施機関名

海上保安庁海洋情報部

(2)研究課題(または観測項目)名

海洋測地の推進

(3)最も関連の深い建議の項目

(4)その他関連する建議の項目

(5)本課題の平成16年度からの5ヵ年の到達目標と、それに対する平成18年度実施計画の位置付け

 SLRの国際共同観測を継続し、日本周辺のプレート収束速度決定の精度向上に努める。

(6)平成18年度実施計画の概要

 SLRの国際共同観測を継続し、日本周辺のプレート収束速度決定の精度向上に努める。

(7)平成18年度成果の概要

 下里のSLR観測で監視している本土基準点は、海底地殻変動観測、地殻変動監視観測の基準点として、プレート運動の高精度検出に寄与している(付図参照)。また、取得したSLR観測データを国際測距事業(ILRS)の枠組みの中で国際データセンターに提供することにより、国際貢献に寄与している。

(8)平成18年度の成果に関連の深いもので、平成18年度に公表された主な成果物(論文・報告書等)

(9)実施機関の参加者氏名または部署等名

海洋調査課航法測地室

他機関との共同研究の有無

なし

(10)問い合わせ先

下里位置解析結果
SLR観測により求められた下里の座標変化

 水平成分(経緯度)には、期間を通じて、プレート運動の影響による経年的変化がみられる。