地震部会 観測研究計画推進委員会(第9回) 議事要旨

1.日時

平成18年8月2日(水曜日) 13時30分~17時30分

2.場所

三田共用会議所 2階 第2特別会議室

3.出席者

委員

 長谷川
臨時委員
 堀
専門委員
 平田、金沢、松澤、山岡、金田、今給黎、干場、渡辺
 【小泉専門委員代理:桑原】

文部科学省

 土橋地震・防災研究課長、加藤学術調査官、他関係官

4.議事要旨

(1)地震予知のための新たな観測研究計画(第2次)の実施状況等に関するレビューについて

 まず、事務局より、配付資料(1)、配付資料(2)に基づき、6月6日に開催された地震部会(第14回)で決定したレビューの実施方針等について説明があった。引き続き、配付資料(3)、配付資料(4)に基づき、具体的なレビューの今後の進め方等について説明があり、「当面の日程」、「レビューの全体構成」、「執筆方法」について審議を行った。主な意見は下記の通り。

委員
 前回レビュー時には、各機関の具体的な実施状況を「別紙」として報告書の本文に続けて添付してあったが、今回実施するレビューについては実施状況等を平成16年度年次報告、平成17年度年次報告として取りまとめており、これらが別紙の役割を果たすものであるので、特段新たに別紙を作成し添付する必要は無いのではないか。もちろん、レビュー対象期間に含まれている前計画の期間分である平成14~15年度分については考えないといけないとは思う。また、成果と展望の箇所のレビューの全体構成としては、「目的」、「成果」、「今後の展望」で良いのではないか。

委員
 前回レビュー時の参考資料としてはどのようなものがあっただろうか。

事務局
 前回のレビュー時においては、「観測点数」、「地震予知計画の予算額の推移」、「審議委員及び日程」のみであった。これらの他に掲載すべきものがあればご意見を頂きたい。

委員
 前々回のレビュー時には、どの機関が何を実施したかを記述したほうが良いという意見が関係機関を中心に出たと記憶している。この流れを受け、前回のレビューにおいてもどの機関が何をしたかという実施状況を別紙として添付した。本文に実施状況を羅列してしまうと、内容が分かりづらくなるため、別紙として記載した次第である。今回についても、そのような意見があるのかどうか、関係各機関の委員に対し確認してみたほうが良い。

委員
 新たに別紙を作る必要はなく、年次報告を活用すれば良いと思う。

事務局
 当該計画に関して、各機関が何を実施しどのような成果が出ているかをレビュー報告書一冊で分かるようにするためには別紙があったほうが良いのではないか。確かに、年次報告では各年度の実施状況、成果等を取りまとめているが、実際に読む側の立場になった時に、各年度の分厚い年次報告を読まなければ内容が分からないというのでは不親切であり、レビュー報告書一冊で分かるようにまとめた方が良いのではないかと思う。

委員
 確かにそのようなことであれば別紙を付けたほうが良いのかもしれない。ただし、今回のレビューについては、各年度ごとに関係各機関の実施状況及び成果等を記載した年次報告を取りまとめているので、これとの役割分担を含めて、別紙の部分の内容については今後検討していく必要があるのではないか。

委員
 レビューの全体構成については、特に前回と変える必要は無いと思う。

委員
 ヒアリングは必要だろうか。

事務局
 補足で説明させて頂くが、前回レビュー時に国土地理院からヒアリングを行っているが、これは国土地理院からのレビュー資料に地震予知連絡会の記述がなかったために、ヒアリングを行ったものである。

委員
 前回レビュー時のレビュー起草委員会では、委員のほとんどが大学の研究者であり、関係各機関の委員は基本的に参加して頂いていなかった。そのため、関係各機関からのレビュー資料に記載の無い事項等があった場合、関係各機関の方にお越し頂きヒアリングを行っていたと記憶している。

委員
 特に必要ないのではないか。今回のレビューを行う本委員会は、関係各機関からの委員により構成されているので、レビュー資料の他に追加でレビューのための情報を集める場合に、特段ヒアリングを行う必要性はないと思う。既に関係各機関からレビュー資料を提出して頂き、また各年度の年次報告についても揃っているので、とりあえずは今ある資料を基にレビューを進めていけば良いのではないか。

委員
 同じ意見である。ヒアリングを実施するにしても必要に応じて実施すれば良いと思う。

委員
 執筆方法については、前回レビュー時には各委員が項目ごとに分担して草案を執筆していた。今回のレビューについても分担して草案を執筆すれば良いと思う。

委員
 建議の大きな項目ごとに、
 1.(1)松澤委員、金田委員
 1.(2)松澤委員、金田委員
 1.(3)山岡委員、小泉委員
 1.(4)山岡委員、小泉委員
 2.(1)平田委員
 2.(2)堀委員、今給黎委員、干場委員、渡辺委員
 2.(3)平田委員
 3.金沢委員、浦塚委員
 のように、分担して草案を執筆することとしたいと思うがどうか。

委員
 主査から提示された執筆分担案によると、担当項目に執筆者が複数いるものがあるがその分担はどうしたら良いか。

委員
 複数名いる項目については、その複数名の中で責任者である主担当を決めて、その中でどのように草案を作成していくのかを話し合って決めて頂きたい。

事務局
 念のために確認だが、各委員においては、自分の機関の実施状況、成果等だけではなく他機関の成果等についても記載する。

委員
 特段問題が無いようなのでこの分担で草案を執筆することにしたいと思う。

委員
 執筆分担案に記載されていない部分、つまり「前書き」、「基本的考え方」、「体制の整備」、「総括的評価」についての分担はどうしたら良いだろうか。

委員
 前回レビュー時の分担を今回に置き換えて担当を決めれば良いのではないか。例えば、前回は主査が、「前書き」、「基本的考え方」等について執筆している。こういったことを考慮して分担を決めれば良い。

委員
 「前書き」、「基本的考え方」については、平田委員
 「体制の整備」については、山岡委員、今給黎委員、干場委員
 「総括的評価」については、平田委員、金沢委員
ということでどうだろうか。

委員
 具体的な草案の作成方法についてだが、機関名というのは本文中に記述すべきなのだろうか。それとも、機関名は記述しない方が良いのだろうか。

委員
 草案の段階では、機関名を残しておいたほうが良い。草案については本委員会で審議することになるが、機関名が記述されていれば、委員会として状況を把握するのに役立つと思う。とりあえず作業の段階では残しておくという方針で進めたい。

委員
 別紙は誰が作成するのか。別紙の内容と本文中に記載される内容というものは基本的に対応していなければならないので、このようなことも今のうちに決めておかないと整合性が取れなくなる。前回レビュー時にはどうやって作成していたのかをお教え頂ければありがたい。

委員
 手順としては、まず、別紙を先に作成し、その後報告書を作成するという方法だった。とりあえずレビュー期間内にどのようなことが実施され、どのような成果が出たのかを把握することから始めた。次にその別紙の中から特筆すべき成果を抽出し報告書としてまとめるという作業である。

委員
 このようなことから考えると、別紙は各担当委員にお願いするのが良いのではないか。別々の委員が作成することになると、整合性を取るのが難しいと思う。

委員
 私も同じ意見である。別紙も同じ担当委員が作成するということで良いのではないか。

委員
 私の担当については他の委員と比べて分量がとても多いが、網羅的に全ての分量をこなすのはとても大変である。

委員
 必ずしも網羅的である必要はないと思う。必要に応じて取捨選択すべきである。

事務局
 今回のレビューについては、各年度の年次報告を既に取りまとめているので、必ずしも前回と同じような別紙である必要はないと思う。ただ、レビューの報告書一冊で実施状況及び成果等が分かるようにした方が良いのではないかと思う。

委員
 つまり、レビュー報告書と各年度に取りまとめている年次報告とを結びつける役割を果たすものを別紙にすれば良いのではないかということだろうか。

委員
 確認だが、この別紙をまとめる観点の一つとして各機関が何を実施したのかを網羅的に分かるようにしておきたいということがあると思う。二つめの観点としては、レビュー報告書の本文だけでは内容が分かりづらいので、レビュー報告書の本文をより膨らませたような、もう少し詳細な内容にしたいということであると思う。難しいのはこれら二つの観点が相反するということである。

委員
 前回のレビューについては、前者の観点を目的に別紙を作成した。今回については各年度の実施状況等は、一通り年次報告にて取りまとめている。このため、後者の観点から別紙を作るということになると思うが、後者の目的であれば、前回レビュー時の別紙というのは参考にならないと思う。

委員
 事務局の話では「レビュー報告書の本文だけではコンパクトすぎて内容が分かりづらく、逆に年次報告を参照するということでは、分厚すぎて読み手にとって不親切である」ということであったと思うが、年次報告の項目別であれば特に分厚すぎるということはないと思う。せっかく毎年度このような報告書をまとめているのに、新たに資料を作成するのは労力の無駄であると思う。出来れば作業を簡略化して進めた方が良いのではないか。

事務局
 そのようなご意見であれば、前回のような形式の別紙については必要ないと思う。レビュー報告書の本文のどの部分が年次報告のどの部分に対応しているかということが分かる対応表のようなものがあれば良いと思う。

委員
 確かに別紙を作るのはともかく、レビュー報告書と年次報告を結びつける役割を果たす対応表のようなものがあった方が良いのかもしれない。

委員
 機関別の年次報告については、各機関のどの課題がどの建議の項目に対応しているかを一覧にした対応表が既に既存資料として作成してあったと思う。項目別の年次報告については、そのような対応表は無かったと思うので、事務局で対応表を作成して頂きたい。

委員
 大学以外の関係各機関の14年度~15年度分についてはどうすればよいか。

委員
 このことについても検討が必要であろう。事務局が作業をすることになるが、作業量的に大丈夫か。

事務局
 とりあえず作業を開始してみたい。実際の作業に当たっては各委員とご相談の上、進めていきたいと思う。

委員
 対応表を作る上でお願いしたいが、従前、最も関連の深い建議の項目で課題の整理を行ってきたが、その他関連の深い建議の項目についても同じく対応表を作成して頂きたい。最も関連の深い建議の項目のみで整理すると成果の漏れ等があるかもしれないので、是非お願いしたい。

事務局
 前回レビュー時に作成していたような実施状況を記載した別紙については作成しないということになったが、本文中に項目を設けて簡単に実施状況について記載した方が良いのではないか。

委員
 そういうことであれば問題ないと思う。「1.1 目的」と「1.2 成果」の間に「実施状況」を加えれば良い。

委員
 前回レビュー時には、「近年発生した地震に関する観測研究」という項目があるが、これについてはどうすれば良いか。

委員
 とりあえず現時点ではないものとして進めてしまって良いのではないか。必要があれば書き加えれば良い。

委員
 草案の分量についてはどうすれば良いか。

委員
 一応、前回レビュー時程度をめどに草案を作成頂きたい。

委員
 地震予知計画では、最近のレビューでは図の掲載はしてこなかったが、この点についてはどうすべきだろうか。

委員
 図についてはとりあえず各担当委員の判断に委ねるということでどうだろうか。後々、本委員会において作業を進めていく中で、特に必要がないという判断がされれば、削除することもできると思う。

事務局
 関係各機関から提出されたレビュー資料については、現時点で全て揃っているわけではないが、事務局で体裁を整理し、項目別に振り分けて、各担当委員に電子データをお送りさせて頂きたい。

委員
 念のために確認だが、別紙については作成せずに、実施状況については「目的」と「成果」の間に「実施状況」の項目を設け記載するという理解で良いだろうか。

委員
 そのとおり。ただし、レビュー報告書と各年度の年次報告の対応関係が分かりづらいので、対応表のようなものを事務局が作成する。

 以上の議論を踏まえて、執筆分担については下記の通り決定した。

1.前書き平田委員
2.基本的考え方平田委員
3.成果と課題
 1.(1)松澤委員、金田委員
 1.(2)松澤委員、金田委員
 1.(3)山岡委員、小泉委員
 1.(4)山岡委員、小泉委員
 2.(1)平田委員
 2.(2)堀委員、今給黎委員、干場委員、渡辺委員
 2.(3)平田委員
 3.金沢委員、浦塚委員
 4.体制の整備山岡委員、今給黎委員、干場委員
4.総括的な評価平田委員、金沢委員

(2)平成17年度年次報告【項目別】について

 まず、事務局より、配付資料(5)に基づき、これまでの作業経緯等について説明があり、これに引き続き配付資料(6)平成17年度年次報告(項目別)(案)について審議を行った。主な意見は下記の通り。


1.(1)日本列島及び周辺域の長期広域地殻活動

委員
 1ページの「ア.日本列島及び周辺域のプレート運動」の項目の6行目に「の維持・継続ととも平成16年度」という部分があるが、「に」が抜けているので修正する。

委員
 同じ項目についてだが、14行~16行目の「今後、設置した連続観測点資料などを用い、アムールプレートの存在とその境界についてより詳細な検討を行っていく予定である」という部分については、具体的な成果ではないので、昨年度同様に「課題と展望」の部分に記載する。

オブザーバー
 1ページの下から2~3行目に「IGS(国際GPS事業)」という言葉が出てくるが、現在は「IGS(国際GNSS事業)」という記述が正しい。

委員
 また、同じく1ページの下から2行目の「太平洋のプレート運動を推定した」という部分は、「太平洋プレートの運動を推定した」と修正したほうが良い。

委員
 2ページの「イ.列島規模のプレート内の構造と変形」の項目の17~18行目の「沈み込むプレートな内で発生する地震活動が低速度の海洋地殻内に発生しているのに対して、南部では海洋マントル中に発生するなど、」という部分については、「沈み込むプレート内で発生する地震活動が低速度の海洋地殻内に発生しているのに対して、南部では海洋マントル内に発生するなど、」と修正する。

委員
 同じ項目の20~29行目のパラグラフについては、内容的に列島規模といえるような内容か。

委員
 各機関から個別課題の成果を提出してもらっているが、その中の「最も関連の深い建議の項目」という事項に沿って、成果を記載している。その結果このようになった。そのようなご指摘があるのであれば、検討してみる。

委員
 同じ項目の23行目の「鳥取県中部地震」は命名地震ではない。正しくは「鳥取県中部の地震」である。8ページの図8についても同様に修正する。

委員
 3ページ2~3行目の「アムールプレートだけでなくオホーツクプレートについても、その境界と運動について詳細を明らかにする必要がある。」という部分について修文して頂きたい。

委員
 同ページの7行目の「沈み込むプレートの詳細も」という部分は、このままではプレートの何についての詳細かが分からないので、「沈み込むプレートの詳細な構造も」とする。

委員
 同じく3ページの7~9行目にかけて、「持ち寄り」、「重ね合わせる」という言葉が出てくるが、意図的にこのような言葉を使ったのか。

委員
 特に意図して使った言葉ではない。

委員
 そうでなければ、それぞれ「統合し」、「評価する」と置き換えた方が分かりやすい。

委員
 2ページ目に「Matsubara et al.,2005」という論文が出てくるが、参考論文に記載されていないので、記載する。

委員
 全般的なことについてだが、「応力の蓄積」という言葉は奇怪である。応力は集中はするが、蓄積することはないので「応力の集中」とした方がよい。

委員
 4ページの図1が分かりづらいので検討して欲しい。またITRFという言葉も一般の方には馴染みがないので注釈を付けるべきであると思う。

委員
 5ページの図4もITRFなのか。

委員
 確認する。

委員
 6ページの図6中の「パーターべーション」という言葉は、分かりやすい日本語に置き換えるべきではないか。また、図の説明の中の「海洋性地殻」を「海洋地殻」にする。

1.(2)地震発生に至る準備・直前過程における地殻活動

委員
 9ページの5行目の「プレート境界と内陸における」を「プレート境界における」にする。

委員
 同じく9ページの8行目~11行目の「との判断の下~研究を推進することとなった。」にかけては本論と関係がないので削除してもよいと思う。

委員
 10ページの7行目の「パターン」は「時空間分布」と具体的に記載した方が良い。

委員
 10ページの下から7行目の「マグニチュード7クラスの地震が3回1978年宮城県沖地震の震源域内で発生」という部分は日本語として上手くつながっていない。

事務局
 「3回のマグニチュード7クラスの地震が1978年宮城県沖地震の震源域内で発生」とする。

委員
 11ページの(深部低周波微動)の項目について、気象庁では「深部低周波微動」ではなく「深部低周波地震」と呼んでいる。「深部低周波地震」という呼び方も反映させられないだろうか。

委員
 初出の部分を「深部低周波微動や低周波地震」と両論併記にすれば良いのではないか。

委員
 11ページの下から10~11行目「これにより、微動のみならずゆっくり滑りも極めて速い移動速度で伝播していくことが明らかになった。」という部分については本論的な部分ではないので必要ない。

委員
 同じく11ページの下から9行目の「北アメリカ大陸北西部沿岸のカスカディア」という部分は、内容的には間違っていないが、「カナダ西海岸のカスカディア」としたほうが違和感がないように思える。

委員
 11ページの下から3~5行目「さらに、微動の波形を詳細に調べたところ、~周波数成分が存在していることが明らかになった」という部分は分かりにくいのではないか。修文すべきであると思う。

委員
 13ページ(比抵抗構造)の14行目「地震波低速度域と比抵抗域は」という部分は、「地震波速度と低比抵抗は」と修文する。

委員
 14ページの11行目に「新潟県中越地震の震源域は大局的には西に傾斜した大きな断層が動いたが」という記述があるが、西ではなく西北西であろう。

委員
 14ページ(歪集中帯と跡津川合同観測)の4行目の「沈み込む太平洋スラブ」ではなく「沈み込む太平洋プレート」である。

委員
 同じく6行目~9行目の「糸静線東側の新潟県中越地震震源域では~、西傾斜の断層の存在が確認された(東京大学地震研究所[課題番号:1404]」は内容的に前段の(2004年新潟県中越地震)に含まれるのではないか。

委員
 15ページの2行目「メカニズム解」を「発震機構解」とする。

委員
 15ページの12~14行目の産業技術総合研究所の課題(5001)と15~17行目の防災科学技術研究所の課題(3003)は、結論が異なっているように見えるがどのようなことなのか。

委員
 産業技術総合研究所と防災科学技術研究所における「浅部」の定義の違いによる。産業技術総合研究所の浅部のほうがより深いところまでを含んでいる。具体的な数字を入れれば分かりやすくなる。

委員
 16ページ(2005年福岡県西方沖の地震)の1行目が、「福島県西方沖」という部分があるが、正しくは「福岡県西方沖」である。

委員
 16ページ(その他の断層周辺の微細構造)の1行目に兵庫県南部地震のマグニチュードが記載されているが、「マグニチュード7.2」ではなく、正しくは「マグニチュード7.3」である。修正をお願いしたい。

委員
 16ページ(その他の断層周辺の微細構造)の8行目「原位置で計測された」という部分が分かりづらい。何の原位置なのか具体的な記述のほうが良いと思う。

 以上の議論を踏まえて、本日指摘があった箇所について修正を行うこととなった。また、本日審議できなかった箇所についても、各委員が持ち帰り、修正等が必要な箇所があれば、後日、事務局まで連絡を行うこととなった。また、本日審議できなかった箇所については、次回(8月29日)の観測研究計画推進委員会にて審議を行うこととなった。

以上

お問合せ先

研究開発局地震・防災研究課

(研究開発局地震・防災研究課)