平成18年1月13日(金曜日) 13時30分~15時
三菱ビル 地下1階 M1会議室
平田、金沢、松澤、山岡、笠原、金田、小泉、今給黎、干場、渡辺
西尾地震・防災研究課長、篠原学術調査官、他関係官
まず、事務局より、配付資料(1)~配付資料(3)を用いて、平成17年度年次報告および平成18年度実施計画の取りまとめにあたっての観測研究計画推進委員会の今後の予定(案)および様式(案)について説明があった。この中で、観測研究計画推進委員会の今後の予定については、平成17年度年次報告の提出の締切を平成18年2月21日(火曜日)に、平成18年度実施計画の提出の締切を平成18年2月28日(火曜日)にしたいことが説明された。また、様式については、基本的に平成16年度年次報告、平成17年度実施計画と変更しておらず、記入要領のみの変更となっていることが説明された。
主な意見は下記の通り。
委員
昨年度は、提出期限後に差し替え等ができたと記憶しているが、今回についても、差し替え等が可能なのか。
委員
昨年度の差し替えについては、本人からの申し出により差し替えている場合もあるが、事務局が全体の統一を図るために差し替えを依頼している場合もある。
委員
各機関から提出していただく年次報告については分かりやすい図を添付していただけると、項目別の年次報告をまとめるにあたって作業がしやすくなる。
委員
この報告書は国民の目に触れるものであるので、学術論文のような難しい図ではなく、一般の方にも分かりやすいものを載せるようにする必要がある。
委員
特段、不都合がないようであれば、このスケジュールで実施して良いのではないか。先程、事務局の説明にもあったが、各機関から昨年度に提出された「平成16年度年次報告」、「平成17年度実施計画」のワードファイルを各機関に送付するとのことなので、これを活用して作成するようにしていただきたい。
委員
課題番号については、特段の理由がない限り、昨年度と同じ番号を使う。突発的な地震等により平成17年度の途中から開始した課題や、平成18年度から新たに開始する予定の課題については、課題番号欄に「新規」と記載して提出する。
事務局
追加で説明させて頂くが、平成17年度で計画が終了した課題については、平成18年度実施計画で関係機関から何も提出されてこないと、計画が終了したのか、それとも提出漏れなのかが事務局で把握できないので、平成18年度実施計画の様式の右上の課題番号欄に、課題番号とあわせて「廃止」と記入し提出して頂きたい。事務局が作成した平成18年度実施計画の様式案では、課題番号の記入要領について「今年度から廃止する課題については『廃止』と記述」となっているが、「廃止」と記載しただけではどの課題が廃止されたのか分からないので、課題番号とあわせて「廃止」と記載していただけるようお願いしたい。
委員
科研費等の競争的研究資金が採択された場合にのみ、計画が実施できるような課題については、どうすれば良いか。あらかじめ提出しておいた方が良いか、それとも採択が決定した段階で提出すれば良いか。
事務局
計画の段階で定かではないものについては、提出しない方が良い。そのような課題については、年次報告で報告していただければ良い。
委員
防災科学技術研究所は、現在、中期目標、中期計画が終了する時期なので、いくつかの課題については入れ替わるものが出てくるかもしれない。
委員
この「年次報告」、「実施計画」については、レビューのための重要な資料として使われる予定なので、しっかりとしたレビューを行うためにも、各機関においてしっかりした「年次報告」、「実施計画」を作成して頂く必要がある。
委員
年次報告については、機関別と項目別があるが、機関別の取りまとめについては、事務局にお願いしたい。また、項目別については、昨年度と同様に、松澤委員、山岡委員および事務局にお願いしたいと思う。
委員
課題番号については、廃止されたものについては欠番になるのか。
委員
そのとおり。廃止された課題の番号については、混乱を招くため、再度使うことはない。
委員
新規についてはどうか。
委員
新規については、「新規」と記載し、事務局で付番する。
委員
報告書については、基本的に日本語で記述した方が良いか。
委員
国民の目にも触れるものであるので、日本語で作成する。また、用語の統一については、平成16年度年次報告(項目別)を参照し、各機関でできるだけ統一していただけるとありがたい。
委員
それでは、他に意見も無いようなので、本委員会として、各機関に対し事務局を通じ作成を依頼したい。
その他として、平成18年度地震調査研究関係予算案の状況について、各機関から報告があり、意見交換を行った。
研究開発局地震・防災研究課