資料2-1 論点整理に係る前回会合での意見と取りまとめ案への反映

論点整理に係る前回会合での意見と取りまとめ案への反映

  前回会合での意見

  取りまとめ案への反映の考え方

1 構成

  ヒアリングの総括を行う1−4部分と今後の提言を行う5・6という分け方はこれでよいのではないか。

2 報告書の流れ

 (1) 一見すると水平思考のように見えるので、縦糸をどう紡ぐか。すなわち共通項をいかに拾い、報告書の流れをどう作るか。

 (2) 共通する縦糸は、まさに「統合管理」という視点。

 

 

 

 

3 かつての資源論

  明治政府は治水、利水に危機感を持って熱心に取り組んだが、そういう時 代がかつてあったことにも言及してお くとよいのではないか。

 

4 社会規範の変化

  これまでの大量生産・大量消費を変えないことには問題は解決しないといったことは、この調査検討をはみ出すものかも知れないが言及しておくべき ではないか。

5 流域

  「流域」の意味は明確にする必要。そうでないと、各主体の行うべきことが混乱し、よかれと思ってやったことが他の主体にとって害であったりする。

6 事例収集 

  どのような管理を行えばどのような結果になるといった事例収集が必要な のではないか。

 

 

基本的構成は維持し、7に「実践に当たっての課題」を追加するとともに結語を付加。

 

 報告書の流れとしては、

�@ 人が事物に働きかけることで「資源に なる」ことを明らかにした上で、

�A その働きかけ方の変遷の中で生じてき た諸課題を明らかにし、

�B どういう観点で統合管理が必要になっ ているかを示し、

�C その方法論(共通項)を社会システムの 在り方も含めて提言する

とのストーリー構成。

 

 ヒアリングの中で、統合管理を明確に意識した戦後の熱心な資源論についての紹介があったので、3(2)で言及。 

 

 

 社会のパラダイム・シフトが資源の統合管理を必要とする要因の1つであることについて5(1)で言及。

 

 

 土地を媒介とする水循環系としての集水域や河川・湖沼の総称である旨6(1)に付記。

 

 事例収集の必要性について6(7)で言及。

 

 

 

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科学技術・学術政策局 政策課 資源室

(科学技術・学術政策局 政策課 資源室)

-- 登録:平成22年06月 --