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第九期食品成分委員会(第15回) 議事録

1.日時

平成30年3月1日(木曜日)16時00分~17時00分

2.場所

文部科学省15階科学技術・学術政策局会議室1

3.議題

  1. 平成30年の検討食品について
  2. 平成30年度作業スケジュール等について
  3. 追補2018年構成イメージ
  4. 今後の課題と対応方向について
  5. 収載依頼食品の受け入れについて
  6. その他

4.出席者

委員

安井明美主査、渡邊智子主査代理、上田浩史委員、小竹英一委員、久保田紀久枝委員、小林美穂委員、藤洋昭委員、佐々木敏委員、高橋文人委員、滝本秀美委員、竹林純委員、中村ゆり委員、本田佳子委員、村田昌一委員、門間三千子委員、安井健委員

文部科学省

太田資源室長、伊藤補佐

5.議事録

【安井(明)主査】  それでは、時間になりましたので、ただいまから第15回になりますけれども、科学技術学術審議会資源調査分科会食品成分委員会を開催いたします。
 本日は、年度末のお忙しいところ御出席いただき、ありがとうございます。
 それでは、まず、事務局から委員の出席状況の報告をお願いいたします。
【伊藤補佐】  本日は、佐々木啓介委員、それから内藤委員については、所用のため御欠席という御連絡を頂いております。また、関谷委員につきましては遅れての御出席と聞いております。それから、佐々木敏委員につきましては、所用のため中座させていただくことになりますので、御了承ください。
 それから、資料については、まず、通常はペーパーレス会議という形でタブレットをお配りするんですけれども、本日は都合によりペーパーレス会議は実施いたしません。お手元にある資料で進めてまいりたいと思いますが、資料の詳細については議事に従って、議事の中で御確認させていただくようにしたいと思います。
 以上です。
【安井(明)主査】  それから、本日の会議は公開になっていますので、発言内容について議事録に記載されますので、よろしくお願いいたします。
 それでは、早速、議題1に入りたいと思います。議題1は「平成30年度の検討食品について」です。事務局から資料を基に御説明お願いいたします。
【太田室長】  それでは、よろしくお願いします。資料の1をお開きください。よろしくお願いします。「平成30年度検討食品一覧(案)」と言われているものでございます。これにつきましては、昨年から皆さん方から御意見を頂きながら検討を進めてきたわけでございまして、平成30年度でございますけれども、こういった食品について検討したいというものでございます。
 食品の数でございますけれども、1ページから6ページまでありますが、全部で117食品でございます。食品については、昨年と比べまして、全体を見ていただいても分かるんですが、新規食品が比較的多い状況でございます。ちなみに昨年は、昨年と申しますと追補2017でございますけれども、16食品が新規としてなりましたが、今回はそれより多い新規食品を検討する予定になっております。
 それから、食品の群別で見ますと、これも見ていただければあれですけれども、昨年は動物関係、肉とか魚介類等々が多かったんですが、今回は植物関係が多いところでございまして、そちらについても時間をかけて検討することになると思っております。
 基本的には、現在のスタートラインになったのがこの117でございますが、昨年の例もそうですが、実際、作業部会になってみますと、いろいろなことが検討事項となりまして、実際にこれが収載されるかどうかは検討内容の状況次第でございますので、その点については御了解をいただけないかと思いますが、これから4月からはこれを基に検討していきたいと思っております。
 以上でございます。
【安井(明)主査】  ありがとうございます。
 委員の皆さんと調整しながら作り上げたものでございます。コメント等はございますでしょうか。
【齊籐委員】  訂正というか、もしも可能であれば加えてほしいんですが、5ページの魚類のセットのところですが、調理品で天ぷらが2点入っているんですけれども、それに関して多分、炭水化物も測った方がいいのではないかとは思うんですが、私、うっかりしてそれを入れていなかったと思うので、もしも可能であればですけれども……。
【太田室長】  分析したかどうかなので、これは新規分析ではなくて分析した結果が出ているものなので。
【齊籐委員】  勘違いですね。
【太田室長】  なので、もし実際にその分析結果があれば、それを用いて検討していきたいと思います。
【安井(明)主査】  ほかはよろしいでしょうか。
 昨年度、分析した食品の検討する食品の一覧でございます。
 よろしいでしょうか。ありがとうございます。
 続いて、議題の2に入りたいと思います。「平成30年度の作業及びスケジュール(案)について」、説明をお願いいたします。
【太田室長】  それでは、資料2をお開きください。平成30年度作業スケジュール(案)でございます。これにつきましては、昨年、同じようなものをお諮りしたわけでございますけれども、本年も同類な形でお諮りできればと思っております。「平成30年度作業及びスケジュール(案)」でございますけれども、頭のところでございます。平成30年度は、次期改訂に向けた中長期的な課題の検討とともに、追補2018、仮称でございますけれども、策定を行うことを目標にしつつ、具体的には本日、3月1日でございますけれども、食品成分委員会と作業部会が開催されております。これが事実上のキックオフになりまして、以降、8月までに3回から4回ぐらいの検討をしていきたいと思っております。
 中身としましては、1番目でございますが、追補2018でございますけれども、これに関する収載の各成分値及び食品群別留意点等の検討を行うということでございます。先ほどのリストにありますけれども、117の食品、こちらには約120と書いてありますが、の検討をしていきたいと思っております。二つ目と申しますと、成分値に関する検討を踏まえまして、成分値、その他に関する検討の整理を行いまして、追補2018全体の作成を並行してやっていくということでございます。さらに、三つ目の矢印でございますけれども、次期改訂、具体的には2020年が迫ってきております。次期改訂に向けて、中長期的な課題についても併せて検討していきたいと思っております。この三つ目の矢印につきましては、後から順次説明する機会がありますので、そのときに併せて御説明していきたいと思っております。
 8月までにこういった作業部会を3回、4回やるとしまして、遅くても9月末には終わりにしたいと思っております。その後、当方、事務局で分析の結果を基に、ないしは検討の結果を基にいたしまして、成分表の原案を作りまして、10月には食品成分委員会を開催すると。その際には、先生方に追補2018の全体の御説明ができればと思っております。さらに、その1か月ぐらいを目途にしていますが、11月でございますけれども、資源調査分科会を開催いたしまして、検討結果の報告をそこまでにしていきたいと思っています。
 ちなみに、昨年で申しますと、11月7日に食品成分委員会が開催されまして、11月24日でございますけれども、資源調査分科会が開かれたといった形でございます。昨年は12月に追補2017を公表したわけでございますが、昨年は12月22日に公表しておりまして、今年も追補2018につきましては、12月を目途に公表していきたいと思っております。概して去年と同じような形で取り進めていきたいと思っております。
 以上でございます。
【安井(明)主査】  ありがとうございます。これまで追補の2016年、2017年と出してきましたけれども、同様にこのスケジュールで追補2018年を出していくということです。それに加えて、中長期的な課題を検討していくということで、このようなスケジュール案を御提案いただきました。
 質問、コメント等がありましたら、お願いいたします。よろしいでしょうか。
 ありがとうございます。
 それでは、続いて議題の3に入ります。追補2018年の構成イメージです。事務局から、資料を基に説明をお願いいたします。
【太田室長】  それでは、資料3に基づいて御説明等をしたいと思っております。お手元に資料3がありますが、同時に本が、追補2017というものがありますので、それを併せて見ていただければ有り難いと思っております。
 まず、頭のところでございますけれども、追補2018、仮でございますが、につきましては、これまでの追補と同様に合冊、合本版としたいと思っております。したがいまして、以下のような構成を考えております。具体的に申しますと、第1部として日本食品成分表、これは本表と言われるものでございます。第2部としましてはアミノ酸成分表。第3部として脂肪酸成分表、それから、第4部として炭水化物成分表でございます。それぞれ第1部から第4部につきましては、現行、七訂の成分表に準じて作るつもりでございまして、内容的には食品の数が少ないものも入っている情報等につきましては、本体七訂と何ら変わりないといったことにつきましては従来どおりにしたいと思っております。
 ただ、御議論いただきたいのは、第5部でございます。「要検討」と書かせていただいております。追補2018(仮)に収載する食品の、エネルギー換算係数、窒素-たんぱく質係数及びナイアシン当量につきましては、これまで追補で収載されてきたものにつきましては収載するということがスタイルなのかと思っております。
 具体的に、お手元の表で申しますと、本文で申しますと223ページからに当たりますが、そこにナイアシン当量ないしは窒素-たんぱく質係数、それからエネルギー換算係数等々の表が載っております。こういったものにつきましては、引き続き収載したらいいのかどうかということと、それから追補2017ですが、ページ数で申しますと234ページから「データ由来一覧」を付けさせていただいております。このデータ由来一覧につきましては、成分表の本表に載っているデータの分析をする年度というか、分析をした訂の名前を該当する期間を列記することによって、データ由来をできるだけ分かりやすくするという趣旨でございます。先ほど申し上げましたエネルギー換算係数、窒素-たんぱく質係数、ナイアシン当量もそうですが、これにつきましては収載した背景なり時期なり、それからどうやって収載したかという形をできるだけ公表していきたいという、初歩的とも言えませんが、documentationの一部として取り組んでいる一環でございます。そういう観点から申しますと、こういったデータ一覧につきましても、追補2018については引き続き実施していくかと思っておりますが、それについても御議論いただければ有り難いと思っております。
 あと、二つ目の丸でございますけれども、こういったエネルギー、窒素-たんぱく質係数、ナイアシン当量ないしデータ一覧由来のほかに、どういったものが第5部として収載したらいいのかについても、御議論いただければ有り難いと思っております。去年から、第5部につきましては、先ほど言ったようにdocumentationの観点で収載してきております。こういった収載の流れ、今までの追補2016、2017の流れを引き継ぐのか、また別の視点で入れるのかといったことも含めて、新しいアイデアを頂ければ有り難いと思います。
 以上でございます。
【安井(明)主査】  ありがとうございます。
 御質問、コメント等がありましたら、お願いいたします。
 表頭の項目について追加、先ほど企画の作業部会で議論したところですけれども、食品成分表第1部、本表の中の食物繊維のところですけれども、おととし検討した食物繊維の定量法で、今年度分析したものがございます。それは低分子の可溶性の食物繊維、今まで測っていなかったものですけれども、それを測っております。それの項目が新しく第1部の第2章に入ってまいります。それから、同時に、第4部の炭水化物の成分表のところに、今まで食物繊維を入れていませんでしたけれども、ここに食物繊維が入るという修正がございます。
 そのほかに追加することがありましたら。どうぞ。
【渡邊主査代理】  225ページのエネルギー換算係数のところに、必要であれば、さっき企画で出てきた糖アルコールと有機酸も入ることになりますでしょうか。
【太田室長】  ただ、糖アルコールとあちらについては、具体的な算定が入るのは八訂になりますので、今回はここに書いても空振りっぽくなります。基本的には、ここに書いてある、日本の成分表と言っていいかもしれませんが、日本の成分表はたんぱく、脂質、炭水化物と酢酸アルコールというこの五つで計算しておりまして、これにつきましては八訂とか七訂までは一緒にしたいと。
【渡邊主査代理】  分かりました。ありがとうございました。
【安井(明)主査】  データ由来一覧につきましては、今回、検討したものについてのみ追補2018年には載せることにしております。
 ほかはよろしいでしょうか。
【安井(健)委員】  今のデータ由来一覧ですけれども、どの分析法を採用したかが分かるようにしていただくと、また利用面ができてくるように思うので、検討していただけると有り難いのですけれども。
【太田室長】  本表の53成分。
【安井(健)委員】  今のところ。まず、出発点としては。
【太田室長】  現在は、分析法につきましては第1章にそれぞれ書いてあるんですが、それはざくっとした書き方になっていまして、個々には載っていないんです。
【安井(健)委員】  ですから、どこからか始めないといけないので、例えば一般成分から始めるとか、特に複雑なのが脂質の部分で、あれは分析法が9つぐらいあって、どの食品にどれを適用したかが、分析マニュアルを見ても分からないものがありますので、その辺を整理していただいた方が有り難いのですけれども。
【太田室長】  それはとりあえずあれでしょうか、今度の117だけでしょうか。
【安井(健)委員】  どこからか出発すれば。やり方が分かれば。
【太田室長】  そうですね。documentationをどこまでやるのかというのは、今回もあれなんですけれども、追補になって食品群別留意点の書き方もこれまでと変わっていまして、八訂のときに従来の留意群との書き方の整合性もとらないといけないんですが、今の由来も含めて、検討していきたいと思っております。
【安井(明)主査】  では、御検討をよろしくお願いいたします。
 ほかはよろしいでしょうか。ありがとうございます。
 続きまして、議題4に入ります。「今後の課題と対応方向について」。これは平成28年2月の食品成分委員会において示された、八訂に向けた課題等の案と対応状況に加えて、今回、2025年版ですね、九訂作成に向けた課題等についても新たに作成したものです。
 事務局から説明をお願いいたします。
【太田室長】  それでは、今、主査からお話がありましたけれども、今回、資料の4-1として、これは右上を見ていただければありますけれども、平成28年2月12日、ちょうど今から2年ぐらい前に最初に作りまして、基本的には八訂に対してどうやっていくかという趣旨で作った、当時の課題を羅列したものでございます。我々はこれを一つの指針として、これに対して何をやってきたかというところと、この2年間やってきたわけでございますが、後から順次説明させていただきますけれども、おおむねできたもの、できないものがはっきりしつつあるといった状況でございます。
 もう一つ、九訂はまだ早いわけでございますけれども、実質的に八訂の作業ももうそろそろ始まることも踏まえれば、九訂につきましても具体的な課題を検討していきたいと思っておりまして、今回あえて八訂を目途にした平成28年2月12日に作成したお手元の資料の4-1の実施状況と、今後これを踏まえて新たに九訂、ないしはそこまで何をやるかをまとめたいと思っている趣旨で作りました4-2につきましても、併せて説明していきたいと思っております。
 最初に4-1でございます。繰り返しになりますけれども、これは2年前に作ったものでございます。昨年、食品成分委員会のごとに、何度かこれについては説明ないし状況の説明をさせていただいたところでございますけれども、最新の状況を下に追記しておりますので、御説明等をしておきたいと思います。
 最初の1番、「短期的課題。(平成28年度から着手)」と書いてあるところでございますけれども、これの頭の三つにつきましては、分析方法を最新にするという観点が列記されております。最初の1番でございますけれども、「新しい食物繊維の分析法(AOAC2011.25)の妥当性検証と食物繊維の再分析」ですが、これにつきましては平成28年度に、先ほど主査からお話がありましたが、検証事業が終わりまして、新しい分析方法AOAC2011.25という手法で平成29年度から分析しております。結果として、今年、30年度分析から新しい数字が出ておりますので、今年の30年分析はこの新しい分析方法による数字を御議論いただくといったところでございます。その意味においては、この1番につきましては既に実施済みでございます。
 2番目でございます。「アミノ酸組成分析法に関する新しい解析法の妥当性検証」でございます。これにつきましては、昨年ここでもお話しさせていただきまして、1年かけて妥当性検証ないしは検証させていただきました。結論を申しますと、状況説明のところに「今年度末までに結論を得る予定」と書いてありますが、きょうは3月1日でございますが、3月下旬までに報告が無事に出されることになっております。
 アミノ酸の組成につきましては、これに基づきまして数値を変える必要が出てきまして、八訂の際には、現在の収載されているアミノ酸の数値が少しずつ変わることになるのではないかと思っております。その点については、この2番のアミノ酸組成分析方法につきましては、かなり大きな影響が成分表にあったものと理解をしております。内容につきましては今月末に出ますので、今後、また御説明等をしていきたいと思っております。
 それから、3番でございます。「脂質抽出におけるクロロホルム-メタノール法の代替法の検討」でございます。これにつきましても一部でございますけれども、魚介類につきまして分析代替法の検討をしたところでございまして、今年の追補2017につきましてはそのやり方を反映しております。結果としては、例えば魚介類の甲殻類、節足動物につきましては、クロロホルムを用いない方法の一つとは関係ないんですが、新しい分析方法が使われて数字を変えております。また、クロロホルムを使わないという観点でも、新しい数字が出まして、追補2017にそれが使われているといったことでございます。
 今回でございますけれども、魚介類以外の食品についてはクロロホルムを使わないということを、30年度に新しく調査事業でやっていきたいと思っておりまして、年度開け早々にできるだけ公募をしていきたいと思っております。それが現在、最近でございますけれども、検討されている分析方法でございます。
 それから、昔の2)、今の4でございますけれども、「次期改訂に向けた質の高い食品成分 の蓄積」でございます。これにつきましては、下にあります(1)、(2)ないし次のページになりますが、(5)まで、こういった観点で新しい食品分析リストを作るということで作業をしてきたわけでございます。これを順次導入してきたわけで、そういう意味においては全部、実施時期が来たということでございますが、とりわけ(5)でございます。利用度の高い栄養補給食品、健康食品的なものにつきましては、検討の結果、当面この成分表には載せないといったところに落ち着いた。さらには、二つ目でございますけれども、名前を変えましたが、「地方食品ないしアイヌ民族食品」につきましては、長い間検討をしまして、平成30年度にこういった地方食品については、かやきせんべいや油麩、いぶりがっこ、はなっこりー、わかごぼう等々、それからアイヌ民族食品のおおうばゆりでんぷん、やぶまめ、つるにんじん等々ですが、載せるといったことをやってきたわけでございます。
 先ほど申しましたとおり、1番から5番、正確には1番から4番まででございますけれども、の観点で、これまでのとおり分析しておりまして、5番も含めて今後についても、こういった視点を踏まえつつ、分析リストの中から食品選択をしていくことになるのではないかと思っております。
 それから、旧3)、今の5、2ページ目の下のところでございます。その他といった項目でございます。最初に、毎年度データの公表でございます。これにつきましては、そこに書いてあるとおり5年に1度の公表だった収載値につきまして、電子版でも公開できないかといったことが書いてありますが、これはより多くの形で、より分かりやすくした方がいいのではないかという御趣旨も踏まえまして、追補2016、2017といった冊子で印刷するようになったという形でございまして、これについては済みという形になっております。
 それから、(2)のビオチンの「0」定義につきましても、追補2016から定義の見直しを実施してきているところでございます。
 (3)の脂肪酸のクロマトグラムの未同定ピークにつきましては、分析機関にこのことを要請するということをやってきておりまして、既に追補2016の分析からこういったことを要請してきているわけでございます。
 (4)でございますけれども、収載値の根拠となるデータの体系的整理でございますが、これが先ほど全体構成の5で出てきました、各種換算係数なりデータ由来の話をさせていただきましたが、documentationでございます。収載値に関わる一定の情報を公表することについて、その取扱いを検討するということでございます。「また」で書いておりますが、「収載値やその根拠に係るより多くの情報については、資源室として整理しておく」ということでございますが、この頭のところの「収載値に係る一定の情報を公表する」ということにつきましては、追補2016、2017で表化する形で、一定のことをやってきたわけでございます。八訂に対してこのValue_documentationをできるだけ進めるという観点で、追補2016、2017でやってきたことを引き続き延ばしてやっていくことが、一つの方法かと思っております。
 続きまして、第5番、国際協調といったところでございます。これにつきましては、まず括弧の中に書いてあります、「(LanguaLを用いた食品の記述、翻訳、国際的な情報共有)」でございますが、最初のLanguaLにつきましては、実は国際的には多くの検討がなされているところでございます。後からも御説明が出てきますが、LanguaLというか、もう一つの表記の食品の記述があるんですが、そちらがメーンになりつつあるということもありまして、これにつきましてはその動向を見据えて、検討する方がベターかと思っております。
 他方で、括弧の中にあります翻訳ないしは国際的な情報共有というのは、一定程度進展しておりまして、特に翻訳につきましては今、七訂につきましては全部英訳ができましておりまして、それをWEBで公開しています。さらに、国際的な情報共有につきましては、追補の情報を含めて公開しておりまして、国際的にもアジアには日本という国があるんだということについて、多少なりにも認識が高まっているのではないかと思っております。
 続きまして、(6)でございますけれども、これにつきましては実は未着手でございます。100カロリー当たりの成分表、たんぱく質10グラム当たりの成分表につきましては、国として作成が必要なのかどうかを含めて検討という答えが書いてありますが、まだこれについては未着手でございまして、今後、検討が必要ではないかと思っております。
 7番、外部からの分析値提供に関する取決めですが、これについては平成26年度に検討しまして、外部データの取決めにつきまして公表してきたわけでございます。これにつきましては、後から多少これについて新しい提案がありますので、改めてそれについても御議論いただけないかと思っております。平成26年度にこれをやって以来、外部からのデータの提供について一定の成果があったと思っておりますが、それについてより明確化、クリアにしていきたいことを含めまして、後から御提案をしたいと思っておりますので、御審議のほどよろしくお願いしたいと思っております。
 それから、2番目でございます。中長期的な課題でございますけれども、平成28年ないし29年に方向性を検討し、適宜着手ということでございます。これは大きく分けて、まず、最初にKey Foods approachがありまして、2番目としましてはエネルギーの再計算等々が書いてある項目でございます。まず、Key Foodsのところでございますけれども、基本的なKey FoodsというのはアメリカのUSDAでよくとられている手法でございまして、そこに書いてあるとおり主要な食品成分の75%の摂取源となる食品をKey Foodsとして特定しまして、定期的にするといったものでございます。
 当方の現状で申しますと、その現状にありますとおり、今はアミノ酸、脂肪酸、炭水化物といった食品の収載については、厚生労働省の食事調べのデータを活用しておりまして、Key Foods approachの考え方を導入してきております。ただ、こういったやり方というのも、より検討することによって透明性の高い食品選定についても今後、議論していきたいと思いますので、Key Foods approachを踏まえて、引き続き検討していきたいと思っております。
 二つ目のエネルギー再計算でございます。エネルギー再計算につきましては、3ページからずっと長く書いてありまして、次のページの1ページを使っております。食品成分委員会においても、これについては長いこと議論してきました。現状を説明させていただきます。4ページの下の方でございます。平成28年度でございますけれども、現状把握をいたしました。まず、当方において、どういったものを食品成分としてエネルギー値を出しているのかということについて精査をしまして、29年度でございますが、具体的には今年の年度からでございますけれども、取組を始めました。具体的に何をやったかというと、食品成分表に載っている全食品について試算をいたしまして、その試算につきましては、上にガイドラインにおけるエネルギー換算係数が載っていますが、FAOないしINFOODSガイドラインに載っている、望ましいと言われている各種換算係数で試算をいたしまして、それを各省庁ないしは関係団体で御説明をしたところでございます。
 ただ、エネルギーというと、基本的な成分ではないにしても重要な項目ということもありまして、非常に多くの意見を頂いたところでございまして、慎重な対応を求める声が非常に多かったというのが事実でございます。今後、食品成分表の利用者についても、本件を周知することを基本にしたいと思いますが、拙速な改訂については慎重な意見が多かったということでございまして、今後とも引き続き検討項目に入っていくのではないかと思っております。
 それから、3番、新たな成分項目の収載の是非でございます。最初のナイアシン当量でございます。ナイアシン当量については、追補2016で最初に収載したところでございまして、そういった意味においては早くから検討の成果が出たところでございまして、現在の追補2016、2017では収載する食品についてはナイアシン当量を計算しています。全食品についても当然のことながらナイアシン当量を計算して、収載しているところでございます。
 二つ目、諸外国で取り組まれている項目でございますが、これにつきましては食品成分委員会で議論いたしましたが、こういったリコピン等々ではなくて、最初に申し上げたとおり新しい食物繊維の分析方法を導入しております。先ほど言ったように平成29年度から分析をしていますが、こういった分析に伴いまして、新しい食物繊維の成分項目が出てきております。主査からも先ほどお話しいただいておりますが、そういったことを今後の新しい成分項目として追加していきたいというところでございます。食物繊維に対する新しい成分項目につきましても、追補の中から今後、順次入れていきたいと思っております。
 3番、トコトリエノール類(ビタミンE)でございます。トコトリエノールにつきましては、INFOODS、FAOのガイドラインの中で、以下のようなことをやってきておりまして、それにつきましても成分表の中でどうするかということを検討していくわけでございますが、現状を申しますと、トコトリエノールについては対応しないといったことで、食品成分委員会の中では一定の結論を得たところでございます。
 4番、その他の検討項目でございますが、これにつきましては未着手というのが幾つか散見されておりまして、今後の必要な検討項目ではないかと思っております。まず、最初でございますけれども、計算値の取扱いでございます。現行は、本編では括弧なし、各成分では括弧付きの表示となっております。本表と組成成分表という中で、取扱いが違ってしまっているものでございます。これにつきましては是正する必要があると考えておりまして、なかなか検討ができなかった項目ではございますけれども、引き続き検討項目として挙げていきたいと思っております。
 続きまして、(2)の18類の扱いでございます。18類につきましては、御案内のとおり、全18類につきましては例えばレトルト食品等や粉末食品、冷凍食品等々について、規格がある工業的な食品について収載しているものと、第3章に41食品、そう菜として収載されているものがあります。そういったものの取扱いをどうするかといったことを議論していったらどうかということでございますが、結論を申しますと、本日も議論していただきまして、これにつきましては一定の結論が出たところでございますので、18類につきましては新しい18類という形で延ばしていきたいと思っております。
 (3)のたんぱく質につきましては、1番にずれておりますので抜かしまして、新しい(3)出しについてでございます。出しにつきましては、新しい検討項目としていただいていますが、時間もありましてまだ検討は済んでいないところでございます。
 それから、(4)の食品選定基準でございます。食品選定基準につきましては、これは非常に重要な項目だと思っておりまして、ここではなかなか検討が進んでいないんですが、具体的な検討項目としていきたいと思っております。今後、時間をかけて、来年の今頃にはある一定の姿にできたらいいと思っております。
 (5)未分析(―)を含む微量成分を材料としている食品でございます。これにつきましても新しい項目として書いたところでございますが、基本的な対応としましては検討が既に一定程度終わりまして、次期改訂、八訂で再計算をする方向で終わっております。その意味においては、結論が出ているところでございます。数値についてはまだ計算しておりませんので分かりませんが、再計算するという方向で結論は出ております。
 6番、7番でございます。6番、調理方法の概要表の改善につきましては、改善点を多く頂いているところでございます。まだ具体的な改善には至っていないわけでございまして、これにつきましては引き続き検討していきたいと思っています。それについては7番も同じでございまして、サンプリング方法につきましても今より分かりやすいというか、より明確な食品成分のガイドを設定できればと思っておりますが、これについてもまだ検討が未着手でございまして、今後、引き続き八、九訂に向けた分析項目等々の中で検討していきたいと思っております。
 以上、平成28年2月に作りました課題等における検討報告でございますけれども、見ていただいても分かるとおり、未着手のものはありますが、一定程度、進捗したかと思っております。
 これを踏まえまして、資料の4-2でございます。日本食品成分表2025年と随分先の話ですが、九訂に向けての課題と対応方向でございます。このペーパー自体は1枚しかございません。頭のところを読み上げさせていただきます。八訂までで反映し切れなかった、対応し切れなかったものを含めまして、九訂で想定される項目について議論していきたいと思っております。
 検討スケジュールをそこで、ざくっとしたものでございますけれども、書かせていただいております。今年8月でございますけれども、企画の部会で具体的な検討を行いまして、11月の食品成分委員会で検討していきたいと思っております。また、来年2月には、それを踏まえまして承認していきたいと思っております。その際には、先ほどの平成28年2月12日に作成しました、日本食品成分表のさらなる充実に向けた今後の課題と検討方向に向けた、次期改訂版みたいなバージョンができるかと思っております。
 以下、具体的に次期、何がこのペーパーに載るかを列記しておりますが、これにつきましては事務局が今の時点でアイデア出しをしたものでございまして、8月、11月、2月は飽くまで暫定的な時期ではございますが、こういった時期で検討をしていただきたい項目を羅列したものでございまして、今後も先生方からアイデアを頂きながら、中身を詰めていきたいと思っております。
 最初は、分析値の信頼性の向上及び分析者の安全の確保という観点で、新しい分析法を導入していきたいと思っています。クロロホルム-メタノール法の代替法の検討、それからアミノ酸組成分析法に関する新しい解析法の妥当性検証、こういったことを踏まえて、新しい分析法を導入していきたい、ほかにどんな分析法があるかといったことの検討。2番目としましては、食品成分データの充実でございまして、多様な食生活にマッチした食品の収載を図るといったことでございまして、新しい食品選定基準を先ほど検討課題があると言ったところでありますが、今後、時間をかけてこれについても検討していきたい。それを踏まえまして、根拠を明らかにした上で、計画的な分析食品の選定、さらには収載をしていきたいと思っております。
 また、この後お諮りしたいと思いますが、外部から提供されるデータの分析の適正な利用につきましても、今後はこれの中でも検討していきたいと思っております。
 また、2.3でございます。これは幅広い議論が必要なのかもしれませんけれども、アメリカのUSDAの食品成分表の中では、新しいというかこの数年来できた新しいデータベースがあります。Branded Food Products Databaseと言われるものでございます。これは、従来の成分表とは全く違うものでございます。アメリカの成分表の中では、今は2年前か3年前は違ったんですが、今は食品を選定するときにBranded Foodで選びますか、普通のSR、SRというのは普通の成分表のことを彼らは言っていますが、SRで選びますかという選択肢を入れまして、Branded Foodでしますとなると、Brandedの成分表がばっと出る形になっております。Brandedというのは、そこに書いてあります市販品を基にしたデータベースでございまして、我々ないしはアメリカが今までやってきた成分表と全く違う概念でございます。こういった成分表の在り方の根幹に関わるもののありようについても、検討していきたいと思っております。
 3番でございます。「利便性の向上」という観点でございます。3.1、3.2で、先ほど100キロカロリーないしはたんぱく質10グラムや、調理に関する情報提供云々(うんぬん)と書いてありますが、これにつきましては、成分表の利用者がより使いやすくするためにはどうしたらいいのかという工夫の一環だと思いますが、引き続きこれまでできなかった検討について、ここでやっていきたいと思っております。
 それから、4番につきましてはエネルギー換算係数でございます。エネルギー換算係数につきましては、前回、平成28、29年度にやってきたわけでございますけれども、いずれにしましても九訂に向けてエネルギー換算係数が現行でいいのかを踏まえて、検討していきたいと思っております。その中には、4.1で書いてあります食品表示の関係、さらには4.2として新しいエネルギー換算係数の成分項目になりますが、糖アルコールについても検討する必要があるのではないかと思っています。
 5番目でございますけれども、分析データの整理・提供でございますが、最初としてはValue documentation、documentationをいかに進捗するかということ。さらには、今、データベースとして多くのアクセスを頂いていますが、それをどう分かりやすいものにするかといった、引き続き項目にしていきたいと思っております。
 裏でございますけれども、6「国際協調」でございます。最初のところで、食品の記載方法等の国際化。先ほど申し上げたとおりLanguaLというのがあったんですが、現代的にはFoodEx2というのがよく使われておりますので、こういったものの対応についてどうやったらいいのかということを含めて検討していきたいと思いますし、6.2としましてはIFDC、IFDCというのはINFOODS、国際的な公的な会議でございますが、こういった会議への対応を含めてどうしていくのかということも含めて、検討していきたいと思っております。
 最後、7番としましては、計算値の取扱い、サンプリング方法につきまして、引き続き検討していきたいと思っております。
 いずれにしても、4-2につきましてはこの8月を目途にしていますが、時期的には未定のところはありますが、企画ないしは食品成分委員会で検討しまして、来年の中で成文化していきたいと思っております。
 以上でございます。
【安井(明)主査】  ありがとうございます。
 八訂を超えて2025年の九訂までの対応について御説明いただきましたけれども、御質問、御意見がありましたら、お願いいたします。
【安井(健)委員】  よろしいですか。資料4-1の3ページ目の国際協調の部分ですけれども、英語版の発行をしていただいて、日本の成分表が大分国外の人にも見てもらえるようになったと思いますので、随分進んだものだと思っています。
 ここでLanguaLのことが書いてありますけれども、このLanguaLを用いた記述のデータは、既にEuroFIRという組織に提供していると思います。それで、その内容についてはEuroFIRの会員は見ることができるんですけれども、一般の人はアクセスできませんので、できればLanguaLを用いた、どういうふうに記述してあるかをエクセル形式で公開していただけると有り難いのですけれども、いかがでしょうか。
【太田室長】  検討してみます。
【安井(健)委員】  はい。
【安井(明)主査】  ほかはいかがでしょうか。
 資料4-1の5ページの18類の取扱い、新18類ですけれども、先ほど企画の作業部会で最終的に、今、そう菜の項目に載っている項目はそのまま生かして、その中の平均値について新18類の中に取り込むということで確認を終えていますので、御報告いたします。
 ほかはよろしいでしょうか。作業部会で検討するいろいろな事項とかが出てきます。その中で解決しながら、また新しい項目を織り込んでいくことになると思いますので、よろしくお願いいたします。
 それでは、議題の5に入りたいと思います。収載食品の受入れについてです。事務局から御説明をお願いいたします。
【太田室長】  それでは、資料5で説明していきたいと思います。先ほど、今後検討する課題の中でも何回か言及させていただきましたけれども、外部からデータを頂いて収載するといったことをこれまでもやってきております。具体的に申しますと、今、文部科学省のホームページに、平成26年から収載依頼食品の受入れについてというペーパーを張り付けさせていただいて、それによってデータを外部から受け入れるということをやってきております。実際、成分表の中では当方が分析する食品のほかに、外部から提供データを頂いて、それを収載したといった事例が毎年、毎度あるところでございます。追補2016でもありますし、追補2017でもそうでございます。例えば追補2017では、料理酒がそれに当たっているわけでございます。
 今後ですが、そういった平成26年に作った「収載依頼食品の受入れについて」というのがあるんですが、こういった趣旨を踏まえまして、より明確化ないしは我々としての検討のしやすさという観点から、今、資料5として一つの御提案をしていきたいと思っております。頭のところで、「依頼食品の受入れ」というところでございます。これの趣旨は、先ほど申しましたとおり、平成26年に作った収載依頼食品の受入れという考え方を踏まえて、より外部から受け入れる際の担当者なり、相手の会社なり、機関、団体の明確化と、何をどうしたらいいかということについて、より分かりやすく相手方に提示していきたいという趣旨で、様式を定めたところでございます。
 頭のところを読み上げさせていただきますと、1番、2番と書いてありますが、外部、地方公共団体等の公的機関だとか業界団体が、日本食品成分表に新しい食品だとか、既収載の成分項目を追加したいと思った場合は、次に書いてあります様式に従って収載してほしいといったことでございます。その元となるのが、先ほどから繰り返しで恐縮でございますが、平成26年に作りました収載依頼食品の受入れというものですが、それにつきましても今後、改正していきたいと思っております。
 具体的には、飛ぶんですが6ページをお開きください。「依頼による食品分析データの受入れについて(案)」と書いてあります。これにつきましては、平成26年に作ったものでございますが、今回、若干修正をしております。修正をしている大きなものとしましては、本来であれば新旧対照表を作ればよかったんですが、一括して書いてしまっていて恐縮でございます。頭のところでございますが、「日本食品標準成分表は、きめ細かく利用者のニーズに対応していく観点から、必要に応じて未収載の食品の収載、及び既収載食品の分析値」と書いてありますが、これは「収載値」の間違いですが、「収載値の更新に向けて」と書いてあります。従来は、平成26年に作ったものは食品の収載のことしか書いていなかったので、新しくここに既収載食品の収載値の更新に向けて要望があれば、それについてもデータを頂くといったことを大きく追加しております。
 あと、「受入れ条件」のところでございますが、受入れ条件につきましては、平成26年に作ったものをほとんど踏襲しております。ただ、3「提供データの分析機関」でございますが、1番として妥当性が確認された方法の中に「分析マニュアルによる方法」を付け加えさせていただいたことと、それから、3番「外部品質査定」とありますが、これにつきましても今より的確な表現があるのではないかという御指摘もありましたので、これにつきましても後から訂正をしていきたいと思っております。例えば「技能試験」といった言葉に換えることはいかがかといった意見もありましたので、そういった言葉に換えていきたいと思っております。
 こういった観点で、この別紙を今までありました平成26年度、今、文部科学省のWEBに出ておりますが、代替して載せていきたいと思っております。さらに、また頭に戻って2ページ目でございますが、新しく外部データをもらうときの様式をここに定めております。繰り返しになりますが、基本としましては先ほど言った収載食品の受入れを基本にしつつ、より外部からデータをもらったときの外部に対しても分かりやすく、ないしはもらった方、我々の方でございますが、に対しても検討しやすいように、頂けるもの、要求するものについてあらかじめ列記していきたい、そういった観点で、この様式を作っております。
 最初、2ページ目としましては、相手方の名称ないし代表者名から頂く様式、例えば公募だとか、補助金だとかについても同じような様式を作っておりますが、そういったものから始まりまして、具体的には3ページから始まりますが、どういった食品成分を我々に対して改正したい、ないしは新規収載したいんですかという観点、さらには、データを頂くんですが、そのデータを頂くときの前提となります、先ほど書いてありました「食品収載依頼の受入れ」について書いてあります項目について、より具体的な我々として要請したい項目を列記しております。
 こういったことを明示することによって、相手方も我々の方としても、より検討が進むのではないかという視点で考えておりますので、言葉で言うのは何なので、見ていただいて、御議論いただければ有り難いと思っております。
 以上でございます。
【安井(明)主査】  ありがとうございます。
 皆さんから御質問、コメント等がありましたら、お願いいたします。
 どうぞ。
【渡邊主査代理】  収載食品の受入れについてですけれども、最初にそういうことを計画した場合は資源室に問い合わせてくださいとか、そんな文言もあるんでしょうか。データを全部作ってしまってから、それは違うみたいなことがあると困ると思うので。
【太田室長】  我々のアイデアですが、これを資料としてお示しするものをそのままデータベースか何かに張り付けるということも一つ考えているんですが、その際にそういうことについても言及していきたいと思っています。
【渡邊主査代理】  お願いします。
 各成分表の最後のページにそういうのが載ると、成分表を使っている方も見て、また考えやすいかと思うので、最終的には各成分表の後ろにそれを載せていただけるといいかと思いました。
【太田室長】  はい。わかりました。
【安井(明)主査】  よろしいでしょうか。どうぞ。
【高橋委員】  対象食品というか、例えば我々の方向性と違う栄養補助食品とか、その辺はどう扱ったらいいのでしょうか。
【太田室長】  これに収載されていない食品でも、今、先生からお話があった健康食品みたいなものがあったら、多分そこは窓口で、明らかに健康食品というのであれば断るんだと思いますが、微妙な食品であれば、例えば担当する先生に聞くなりして、そこは間を置くようなことになるのかと思っております。
【高橋委員】  最初にスクリーニングをかけるという。
【太田室長】  そうですね。明らかに健康食品であれば、今のところの食品成分委員会の判断としては収載しないということでございますので、そこは窓口で話させていただくことになります。
【高橋委員】  分かりました。
【安井(明)主査】  ほかはよろしいでしょうか。
 様式の中で、3ページ目の一番下ですけれども、「技能試験の参加」と書いていただきましたが、「技能試験への参加」と「へ」を入れてください。それから、「外部品質査定」は消してしまってください。また、括弧が二2つありますけれども、外部精度管理のところの括弧を外してください。
【太田室長】  はい。「外部精度管理」はよろしいでしょうか。
【安井(明)主査】  「外部精度管理」はいいです。
【太田室長】  分かりました。
【安井(明)主査】  厚労省の通知等で、こういう用語をまだ使っていますので。
【太田室長】  はい。「外部精度管理の実施」という。
【安井(明)主査】  そうです。
【太田室長】  分かりました。
【安井(明)主査】  どうぞ。
【竹林委員】  試料来歴のところですけれども、例えば新しい食品の場合は、学名とかでしっかりと来歴を記録しておいた方がいいと思うんですが、この4ページの様式1とか2には、生物種の英名とか学名を記載するところはありますでしょうか。
【太田室長】  ないです。それはないので、例えば食品名の下に「学名」みたいな項目を1つ立ててもらったら、学名をという。
【竹林委員】  地方によっては、同じ一般名でも、実は学名が違うものを同じ食品として呼んでいたりとか、そういうことがありますので、学名が分かるものに関してはしっかりと書いていただいた方が。
【太田室長】  では、その下に学名を分かればという形で。
【安井(明)主査】  ほか。どうぞ。
【小竹委員】  収載依頼をする側の人たちというのは、料金が発生したりとか……。
【太田室長】  基本的にしません。
【小竹委員】  しないんですか。
【太田室長】  料金というのは、自分が分析をしたらお金はかかるんですが、我々にデータをくれる場合はかかりません。
【小竹委員】  成分表に載る場合も、出版料みたいなものとかも一切かからないんですね。
【太田室長】  我々は取っていません。なので、データさえ頂ければ、我々の委員会の中で先生方に議論していただいて収載になりますので、その際は費用は一切かかりません。
【安井(明)主査】  ほかにいかがでしょうか。どうぞ。
【上田委員】  依頼者若しくは団体が匿名といいますか、公表を希望されないケースがあると思いますが、ここはそもそも依頼書とかはどこかに公開とかされるんですか。
【太田室長】  基本的には今の成分表を見ていただいてもあれですが、団体の名称は例えばペケマル団体とか、ペケマル機関からデータをもらいましたというのが書いてあるケースが多いです。特定の企業の名前も今の成分表の中には出展依頼になっていますので、ただ、出展元を明らかにしてほしくないものがあれば検討するのかもしれませんけれども、ただ、念頭に置いているのが食品の団体であったり公的機関ですので、そこを伏せる方は余りいらっしゃらないのではないかとは思いますが。そこはケース・バイ・ケースで検討になるのかもしれません。
【上田委員】  そういう要望があったら、そのときに検討をして、認めるということもあり得ると。
【太田室長】  はい。ただ、今、資料の2ページ目にあります「依頼者」のところですが、ここが明確な名前で、我々としては責任あるデータを頂きたいと思っていますので、ここについては隠さないで記載したいと思っています。
【上田委員】  この依頼書にはもちろん書かないといけないけれども。
【安井(明)主査】  ほかはよろしいでしょうか。
 これについてはコメント、意見は少し時間を取りますか。
【太田室長】  はい。これは外部に影響する話ですから、先ほどの私の拙い説明を踏まえまして、できれば2週間ぐらいおきたいと思っていまして、3月15日ぐらいまでに当方に、何でも構いません、様式は問いませんので、メモを頂ければ、当方はそれを踏まえて対応していきたいと思っております。これは張り付ける予定でございますので、外部の団体なり機関なりに影響があると考えておりますので、幅広い視点で御検討いただければ有り難いと思います。
 以上です。
【安井(明)主査】  どうぞ。
【瀧本委員】  今後、地域食品をという話もありますので、地方自治体とかにはこれが出ますよと周知してもいいような気がしたんですけれども。都道府県に。
【太田室長】  そうですね。3月か4月にこれを張り付けたいと思っているんですが、それになったら、何らかの形でまた外部にお話をしていきたいと思っています。できるだけ皆さんに見ていただきたいという趣旨で、今これはWEBに載っているんですが、収載依頼食品の一覧受入れについてというのがWEBに載っているんですが、データベースにも張り付けたいと思っている趣旨は、より多くの目に触れたいと思っておりますので、データベースで張り付けをすると同時に、外部に対して、各県ですか、についても、どういう形にするかは分かりませんけれども、お話ししていきたいと思っております。
【安井(明)主査】  ほかはよろしいでしょうか。
 地域食品の場合は、全体からいうと要求が少ないようなことにもなってしまうので、選定基準の中に、そういったものを入れるような枠を作っていただきたいと考えております。
【瀧本委員】  あと学術団体ですね。今回いろいろ、追補2017が周知されているときに、多分、関連団体にもいろいろ御連絡されていると思うので、これについても関連団体にも。
【太田室長】  そうですね。そちらの方がいいですか。御趣旨は分かりました。御連絡していきたいと思っています。
【渡邊主査代理】  国民健康調査は、各県が行います。その説明の時に、各県の担当部署に周知いただいた方が、よいのではないでしょうか。
【瀧本委員】  やり方はいろいろだと思います。
【安井(明)主査】  いろいろだと思うので。
 ほかはよろしいでしょうか。2週間と余裕がありますので、3月15日までに意見をお送りいただきたいと思います。よろしくお願いします。
 次は「その他」になりますけれども、何かありますでしょうか。事務局からはいかがですか。
【太田室長】  お時間もあれですが、一言だけ。去年、食品成分委員会の中で、追補について公表、周知を強化した方がいいのではないかというお話がありまして、1月ぐらいから広報に回っているところでございます。各地で講演ないし説明する機会を頂いておりまして、1時間とか2時間、各地で御説明しているところでございます。反応を見ますと、我々の説明が足らなかったという反省を多く感じているところでございまして、今後、時間を見て、できるだけ各地に足を運んで説明していきたいと思っております。
 以上でございます。
【安井(明)主査】  ありがとうございます。よろしくお願いいたします。
 皆さんから全体を通じて何か御意見、コメントがありましたらお受けします。よろしいでしょうか。
 それでは、これで本日の議事は終了いたしました。閉会といたします。
 長時間にわたり、どうもありがとうございました。お疲れさまでした。

―― 了 ――

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