日本食品標準成分表2025(九訂)に向けての課題と対応方向について(素案)

平成30年●月●日


・八訂までに反映しきれていないものも含め、九訂で想定される項目について議論していく。
・検討スケジュール:平成30年 8月 企画部会で具体的検討

             平成30年11月 食品成分委員会で検討
             平成31年 2月 食品成分委員会で承認

1分析値の信頼性の向上および分析者の安全の確保 新しい分析法等を適宜導入する。例えば、
 1.1脂質抽出におけるクロロホルム-メタノール法の代替法の検討(継続)
 1.2アミノ酸組成分析法に関する新しい解析法の妥当性検証(継続) 等


2食品成分データの充実
 多様な食生活にマッチした食品の収載を図るため、
 2.1食品選定基準を策定し、根拠を明確にして,計画的に分析食品を選定、収載
 2.2外部から提供される分析データ等の適正な活用による収載食品の充実
[2.3米国のUSDA Branded Food Products Databaseを参考とした,市販食品成分データベース構築/公開の検討]


3利便性の向上
 幅広い利用者の立場にたった成分表とするため、
 3.1100 kcal当たり成分表、たんぱく質10 g当たりの成分表等の作成
 3.2調理に関する情報提供方法


4エネルギー換算係数
 国際的に推奨されている方法を引き続き検討
[4.1食品表示における計算方法との違いへの対応
 4.2糖アルコール類等のエネルギー換算係数の決定(食品表示の換算係数を採用するか検討)]

5分析データ等の整理・管理・提供
 成分値の根拠となる各種データの整理、成分値等の利用しやすい提供を図るため、
 5.1収載値の根拠となる各種データの体系的整理と提供
  (Value documentationの推進)
 5.2食品成分データーベースシステムの更新


6国際協調
 6.1食品の記載方法等の国際化(Food documentation; FoodEx2への対応)
 6.2IFDC等への対応


7その他
計算値の取り扱い、サンプリング方法の検討 等

お問合せ先

科学技術・学術政策局政策課資源室

電話番号:03-6734-4009
ファクシミリ番号:03-6734-4010
メールアドレス:kagseis@mext.go.jp

(科学技術・学術政策局政策課資源室)