参考資料5 数学イノベーションについて(戦略的基礎研究部会での審議及び取組)

平成29年7月5日

1. 戦略的基礎研究部会での審議、報告書決定
 前期(平成27年2月~平成29年2月)においては、戦略的基礎研究部会の下に数学イノベーション委員会(※)(主査:若山正人 九州大学理事・副学長)が設けられ、数学イノベーション推進に必要な方策について、平成27年4月から平成28年6月まで合計12回にわたり議論を重ねて報告書案を作成し、平成28年7月15日の戦略的基礎研究部会において報告書「数学イノベーション推進に必要な方策について」が決定された【参考資料4を参照】。
(※)数学イノベーション委員会は、数学・数理科学と諸科学・産業との連携による研究を通じて、諸科学・産業における課題の解決に貢献するとともに、既存の枠組みを超えたイノベーションを生み出し社会に広く貢献するための方策について検討するために設置された委員会。平成23年6月に科学技術・学術先審議会先端研究基盤部会の下に設置され、平成26年8月に報告書「数学イノベーション戦略」(先端研究基盤部会決定)をとりまとめた。

2.数学アドバンストイノベーションプラットフォームについて
 1.の報告書「数学イノベーション推進に必要な方策について」の内容を踏まえ、平成29年度より委託事業「数学アドバンストイノベーションプラットフォーム」が開始されることとなった【参考資料6を参照】。
 委託先の公募を経て、九州大学(事業代表者:福本康秀 九州大学マス・フォア・インダストリ研究所所長)が委託先に採択された。平成29年6月28日に文部科学省が九州大学と委託契約を締結し、事業が開始されるところである。

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