基本計画推進委員会における主な審議事項について

平成25年3月22日
科学技術・学術審議会
基本計画推進委員会


1. 基本計画推進委員会の役割

  • 基本計画推進委員会においては、第4期科学技術基本計画(以下、「第4期基本計画」という。)に基づく施策の推進に資するため、文部科学省として取り組むべき重要事項に関する調査検討を行う。
  • 基本計画推進委員会は、科学技術・学術審議会の下の各分科会、部会、委員会等(以下、「分科会等」という。)における検討を把握した上で、これらを整合性を持って推進するための総合調整を主たる役割とする。このため、基本計画推進委員会では、第4期基本計画全体に関わるような議論や新たな視点に立った推進方策について各分科会等における検討状況を把握した上で、必要に応じて追加的な議論、分科会等への助言等を行うこととする。
  • なお、第6期科学技術・学術審議会が取りまとめた「東日本大震災を踏まえた今後の科学技術・学術政策の在り方について(建議)」(平成25年1月17日)について、その実現に向けた各分科会等の取組状況についても、適宜、状況の把握を行うこととする。
  • さらに、総合科学技術会議においても、科学技術イノベーション政策推進専門調査会において、第4期基本計画の推進の上で専門的検討が必要とされる事項、施策の実施状況の把握とさらなる施策の推進策の検討等を行うこととしており、基本計画推進委員会においては、その検討状況も踏まえつつ、検討を行うこととする。


2.当面の検討事項

  • 第6期基本計画推進委員会においては、「社会と科学技術イノベーションとの関係深化」をテーマとし、社会との関係を中心に科学技術イノベーションの創出に向けた考え方の整理を行った。そして、有識者のヒアリング等を通じて議論をした結果を「社会の要請に応える科学技術イノベーション政策の推進に向けた議論のまとめ」として取りまとめた。
  • 第7期は、第6期に行った検討の結果を踏まえつつ、科学技術・学術審議会総会(平成25年2月19日)において取りまとめられた「第7期科学技術・学術審議会において検討すべき課題について」で指摘された「科学技術イノベーションの創出」という課題に関し、社会的課題の抽出から成果の社会実装に至るまでの取組全体を通じて留意すべき点を整理し、今後の政策立案等の参考に資するよう検討を行う。

 

 

 

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