資料6−1

平成19年度科学技術振興調整費の評価について(概要)

平成20年2月
文部科学省
科学技術・学術政策局

 平成19年度科学技術振興調整費による実施課題の中間・事後評価等については、平成19年8月7日の科学技術・学術審議会研究評価部会(評価部会)で決定された方法に基づき、平成19年秋より書面審査・ヒアリング審査を行い、その結果等について平成19年12月11日の評価部会で決定された。その概要については以下の通り。

1.評価の実施方法

2.中間・事後評価の結果概要

プログラム名 中間評価 事後評価
総数 A評価 B評価 C評価 D評価 総数 A評価 B評価 C評価 D評価
戦略的研究拠点育成 総合評価 3   3 該当なし 該当なし 2 1 1 該当なし 該当なし
(今後の進め方) (3) (1) (2)              
新興分野人材養成 総合評価 15 3 11 1 該当なし 8 2 4 2 該当なし
(今後の進め方) (15) (4) (10) (1)            
産学官共同研究の効果的な推進 該当なし 該当なし 該当なし 該当なし 該当なし 11 1 7 2 1
若手任期付研究員支援 該当なし 該当なし 該当なし 該当なし 該当なし 16 5 10 1 該当なし
重要課題解決型研究 総合評価 2 該当なし 1 1 該当なし 9 2 7 該当なし 該当なし
(今後の進め方) (2) (1) 該当なし (1)            
中核的研究拠点(COE)育成 該当なし 該当なし 該当なし 該当なし 該当なし 1 該当なし 1 該当なし 該当なし
計(67課題) 総合評価 20 4 14 2 該当なし 47 11 30 5 1
(今後の進め方) (20) (6) (12) (2)            

3.追跡評価の結果概要

4.評価結果の公表

 評価結果については、平成19年12月25日に公表した。

5.今後に向けて

 科学技術振興調整費に係る評価制度のさらなる向上のため、以下の事項について検討・改善を図るよう努めることとする。

1 評価制度におけるPOの役割について

 POが主査補佐として評価作業部会に参画し、課題管理等で把握した状況等について情報提供を行った。
 平成20年度評価に向けて、科学技術振興調整費のプログラム・ディレクター(PD)、POを中心に、主査補佐としてのPOの関わり方等について十分な検討を行い、さらなる改善を図る。

2 追跡評価の本格的実施

 本年度も含め、これまでに3回の追跡評価を行ったこと、本年度は対象を大幅に拡大して実施していること等から、追跡評価に関する一定の知見及び経験が蓄積された。
 このため、追跡評価については、平成20年度より本格的に実施することを前提にPD、POを中心に検討を行う。