研究計画・評価分科会(第88回)議事要旨

1.日時

令和5年8月21日(月曜日)13時00分~13時50分

2.場所

Web会議

3.議題

  1. 研究計画・評価分科会(第86回、第87回)書面審議の結果について
  2. 分野別研究開発プランの変更について
  3. 研究開発課題の評価について(非公開)
  4. その他

4.出席者

委員

観山分科会長、五十嵐分科会長代理、相澤委員、菅野委員、栗原委員、田中委員、村岡委員、村山委員、出光委員、上田委員、大森委員、上村委員、佐々木委員、高梨委員、土屋委員、長谷山委員、原澤委員、宮園委員

文部科学省

山下科学技術・学術総括官、髙橋科学技術・学術戦略官、吉田防災科学技術推進室長、井上研究開発戦略課専門官、廣瀨ライフサイエンス課課長補佐、ほか関係官

5.議事要旨

【観山分科会長】  ただいまから第88回科学技術・学術審議会研究計画・評価分科会を開催いたします。
 それでは、議事に入る前に、事務局から説明をお願いいたします。
 
【井上研究開発戦略課専門官】  事務局でございます。本日の研究計画・評価分科会は、科学技術・学術審議会令第8条第1項に定める定足数である過半数を満たしておりますことを御報告いたします。
 続きまして、事務局に人事異動がございましたので御紹介いたします。
 4月1日付で、科学技術・学術戦略官(制度改革・調査担当)に髙橋憲一郎が着任しております。
 同じく4月1日付で、研究開発戦略課専門官に私、井上裕幸が着任しております。
 また、本日は山下科学技術・学術政策局総括官が出席しております。
 続いて、WebexによるWeb会議の開催に当たりまして、委員の皆様にお願いがございます。
 1つ目、会議中は常にビデオをオンにしてください。
 2つ目、御発言の際は、参加者リストの御自身のお名前の横にある手のマークの「挙手」ボタンを押していただきますようお願いいたします。御発言後は、再度「挙手」ボタンを押して、挙手を取り消してください。
 3つ目、御発言の時以外はミュートにしていただき、御発言時のみミュート解除を御選択いただくようお願いいたします。
 4つ目、議事録作成のため、御発言の都度、お名前をおっしゃっていただくようお願いいたします。また御発言の際、資料を参照する際には、資料番号、ページ番号又はページ内の該当箇所などを分かりやすくお示しいただくようお願いいたします。
 続きまして、議事の非公開についてでございます。
 本日の議題3「研究開発課題の評価について」でございますが、事前評価1件、中間評価2件、計3件の評価を予定しています。これらには、概算要求に関する内容が含まれておりますので、研究計画・評価分科会運営規則第6条第1項第3号により非公開とさせていただきます。
 なお、公開部分は議事録として、非公開部分については議事要旨として、文部科学省ホームページに掲載いたしますので、御承知おきいただきますようお願いいたします。
 事務局からは以上でございます。
 
【観山分科会長】  ありがとうございます。
 それでは、議事に入る前に、私から一言御挨拶させていただきます。
 フルメンバーでの会議は初めてになりますので、短く挨拶させていただきます。当分科会は科学技術の様々なプランの立案、それから事前・中間・事後評価等々を扱う、非常に大切な分科会だと思っております。
 各分野の委員会から上がってきたものを審議することが基本でありますけれども、最終的にはこの分科会が評価等々を行うということで、皆様の御協力が本当に重要だと思っております。
 私の専門は天文学でございますので、なかなかそういう開発、ここで検討する分野とは近いわけではなく、それこそ皆様の御協力の下に議事を進めていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 それでは、議事に入らせていただきたいと思います。
 
 まず、議題1「研究計画・評価分科会(第86回、第87回)書面審議の結果について」です。
 まず、科学技術・学術審議会研究計画・研究分科会運営規則第3条において、「書面審議により議決を行った場合、分科会長が次の会議において報告をしなければならない」となっておりますので、本年3月3日に行われた第86回研究計画・評価分科会、及び本年5月17日に行われた第87回研究計画・評価分科会の書面審議の議決結果について、私から御報告したいと思います。
 まず、第86回分科会においては、科学技術・学術審議会令第六条第1項の規定に基づき、当分科会に設置する部会、及び科学技術・学術審議会研究計画・評価分科会運営規則第5条第1項の規定により、当分科会に設置する委員会について、書面審議により、資料1及び参考資料2のとおり決定いたしました。
 また、第87回分科会においては、「第12期研究計画・評価分科会における研究開発課題の評価について」及び「第12期研究計画・評価分科会における分野別研究開発プログラムの評価の試行について」を書面審議により、資料1、参考資料3及び参考資料4のとおり決定いたしましたので、改めて御報告いたします。
 
 よろしいでしょうか。それでは、議題2「分野別研究開発プランの変更について」に移ります。
 本日は2つの委員会から変更希望がありました。初めに各委員会からそれぞれの「分野別研究開発プラン」の変更点について3分程度御説明いただき、その後、2分程度で質疑応答の時間を取らせていただきたいと考えております。
 1つの委員会の質疑を終えましたら、次の委員会の説明に移ります。
 それでは、最初にライフサイエンス分野研究開発プランの変更について、ライフサイエンス委員会主査の宮園委員から御説明をお願いいたします。よろしくお願いします。
 
【宮園委員】  宮園でございます。それでは、ライフサイエンス委員会より、ライフサイエンス分野研究開発プランの変更について御説明いたします。
 まず、資料2-1の、通し番号で4ページをお願いいたします。変更箇所はこちらに記載の6点となります。
 具体的には、まず通し番号で5ページを御覧ください。ライフサイエンス分野研究開発プランの上位施策について、科学技術・イノベーション基本計画に基づいて策定される年次計画、統合イノベーション戦略の2023年度版が、今年6月に閣議決定されましたので、更新しております。
 次に、通し番号で6ページを御覧ください。医薬品・医療機器・ヘルスケアプログラムにおきまして、先端的バイオ創薬等基盤技術開発事業の後継事業として、スマートバイオ創薬等研究支援事業の実施を検討しており、本プログラムに追加しております。
 次に、通し番号7ページを御覧ください。再生・細胞医療・遺伝子治療実現加速化プログラムについては、本年度より事業が開始されましたので、体裁の上での修正を行っております。
 次に、通し番号で8ページを御覧ください。当初、脳とこころの研究推進プログラムの中間評価時期は令和6年度としておりました。しかし、研究プログラム内容等の見直しのため、中間評価を1年前倒しの令和5年度の実施としております。
 最後に、通し番号で10ページを御覧ください。
 まず、シーズ開発・研究基盤プログラムのアウトカム指標、及び橋渡し研究プログラムのアウトカム指標について、ライフサイエンス委員会での議論を踏まえまして、企業等に導出されたシーズも成果として捉えられるよう、赤字の箇所の追加を行いました。なお、この指標は、上位施策であります健康・医療戦略及び医療分野研究開発推進計画で設定されているものです。
 また、当初橋渡し研究プログラムの中間評価時期は、ライフサイエンス分野研究開発プランにおいては、事業開始から5年をめどとして令和7年度としておりました。しかし、研究プログラム内容等の見直しのため、中間評価を2年前倒しの令和5年度の実施としております。
 変更は以上になります。
 なお、ライフサイエンス委員会事務局より追加説明がございますので、事務局からよろしくお願いいたします。
 
【廣瀨ライフサイエンス課課長補佐】  研究振興局ライフサイエンス課課長補佐の廣瀨でございます。
 本日の資料に修正がございますので、御説明させていただきます。
 資料2-1、通し番号で12ページでございますが、本プランの改定の期日が令和5年8月8日となっておりますが、正しくは8月14日となります。修正させていただくとともに、お詫び申し上げます。
 併せて、各プランを取りまとめたものである資料2-3につきましても、通し番号67ページにつきまして、全く同様の修正をさせていただければと思います。大変申し訳ございませんがよろしくお願いいたします。
 事務局からは以上でございます。
 
【観山分科会長】  ありがとうございました。
 それでは、ただいまの説明について御意見、御質問等あります方は、Webexの挙手ボタンを押していただければと思いますが、いかがでしょうか。
よろしいでしょうか。
 事務局、私のほうから手が挙がっている方は見えませんが、大丈夫でしょうか。
 
【井上研究開発戦略課専門官】  事務局です。大丈夫でございます。
 
【観山分科会長】  それでは続きまして、防災科学技術分野研究開発プランの変更について、防災科学技術委員会主査の上村委員から御説明をお願いいたします。
 
【上村委員】  上村でございます。よろしくお願いいたします。
 防災科学技術分野研究開発プランの変更について説明いたします。お手元の資料2-2、59ページを御参照ください。
 防災科学技術委員会としまして、分野別研究開発プランについて、別紙のとおり、南海トラフ海底地震津波観測網の構築の終了時期及び事後評価時期を変更することとしたいと思います。
 61ページを御覧ください。図の一番下のところのチャートでございます。
 南海トラフ海底地震津波観測網の構築については、終了年度が令和5年、事後評価も令和5年としておりましたが、赤い矢印のとおり、終了年度を令和6年度、事後評価を構築完了後の令和7年度に変更といたしました。
 南海トラフ海底地震津波観測網の構築は、地震計、水圧計などを組み込んだマルチセンサーを備えたリアルタイム観測可能な高密度海域ネットワークシステムを開発・製作し、南海トラフ地震の想定震源域のうちの西側部分、高知県沖日向灘にケーブル式の海底地震津波観測システムを構築するものです。
 当初は令和5年度に整備完了予定でしたが、システム開発や検証を行う中で、新開発の耐圧性能の高い水圧計の安定性を確保するために、追加の性能試験を行うことといたしました。加えまして新型コロナウイルス感染症の影響による部品調達等の遅れなどもあり、計画期間を1年延長することとなりました。それに伴い、事後評価は翌令和7年度に行うことといたしました。
 説明は以上です。
 
【観山分科会長】  どうも大変丁寧な御説明ありがとうございました。
 それでは、ただいまの説明に対して御意見、御質問がある方は、挙手ボタンを押していただければと思います。よろしくお願いします。
 よろしいでしょうか。それでは、2つの修正について御承認いただいたということで、進めさせていただきます。ありがとうございました。
 
 続きまして、議題3に移りたいと思います。「研究開発課題の評価について」でございます。
 ここからは、さきにも事務局から説明がありましたとおり非公開となりますので、事務局はそのような手続をよろしくお願いいたします。
 
以下、研究計画・評価分科会運営規則(平成13年2月27日決定)第6条第1項第3号の規定に基づき、非公開。
 
次の中間評価及び事前評価について各委員会より概要の説明があり、質疑応答が行われた後、中間評価結果及び事前評価結果が決定された。
 
・ライフサイエンス分野に関する研究開発課題の中間評価結果
・ライフサイエンス分野に関する研究開発課題の事前評価結果

お問合せ先

科学技術・学術政策局研究開発戦略課

(科学技術・学術政策局科学技術・学術戦略官(制度改革・調査担当)付)