資料1-2 科学技術・学術審議会 研究計画・評価分科会 原子力科学技術委員会 核不拡散・核セキュリティ作業部会の概要

1 設置目的

近年,核不拡散や核セキュリティ体制強化に向けた世界的な流れが加速している中で,我が国としても,これまで蓄積してきた経験や高度な技術力を通じて,国際的な核不拡散・核セキュリティ強化に貢献していく必要がある。また,同時に我が国保障措置システムの高度化・効率化に資する基礎研究などを行うことにより,我が国の原子力利用の一層の透明化を図ることが重要である。
このような状況の下,核不拡散・核セキュリティ体制を強化する上で必要な我が国の政策について,科学技術の側面から検討を行うことにより,より確実かつ効果的に政策を実施する必要がある。
このため,我が国における核不拡散及び核セキュリティに関する以下の事項について,調査審議を行う。

2 主な検討事項

(1)核不拡散・核セキュリティ体制強化に必要な研究開発課題について
(2)核不拡散・核セキュリティ体制強化に必要な人材育成手法について
(3)その他,核不拡散・核セキュリティに関する諸課題について

3 委員の構成

(科学技術・学術審議会研究計画・評価分科会原子力科学技術委員会運営規則第2条第2項)
作業部会に属すべき委員は,原子力科学技術委員会の主査が指名する。
第8期は,原子力平和利用,核不拡散・核セキュリティ分野の専門家及び有識者等からなる10名で構成する。

4 委員会の成立条件

(科学技術・学術審議会研究計画・評価分科会原子力科学技術委員会運営規則第3条)
作業部会は,当該作業部会に属する委員の過半数が出席しなければ,会議を開くことができない。

5 委員会の開催回数

作業部会は年3回程度開催する。

お問合せ先

研究開発局開発企画課核不拡散科学技術推進室,研究開発局研究開発戦略官付(核融合・原子力国際協力担当)

(研究開発戦略官付(核融合・原子力国際協力担当))

-- 登録:平成27年05月 --