資料21-1 第36回宇宙開発利用部会における「国際宇宙探査の在り方(中間とりまとめ)」に対するコメント要旨

○「きぼう」船外プラットフォームは地球観測の意味から非常に重要であり、十分な実績を有している。地球観測の観点も報告書に取り上げていただきたい。


○米国が一国主義に進む中、ISEF2に向けて宇宙探査における国際協調体制の構築が非常に重要であり、検討を進めていただきたい。


○優位性のある技術(深宇宙補給、有人滞在技術)と今後伸ばしていくべき技術(重力天体着陸・探査技術)は、区別して記載するととともに、それぞれについて今後の具体的な方策を書いていただきたい。


○重力天体着陸・探査技術は宇宙科学探査と密接に関係するものであり、国際宇宙探査と宇宙科学探査が協調して全体として技術力を上げていくという観点や、その進め方について整理いただきたい。


○計画当初のISSは月・火星探査へのステップとして位置付けられていなかったことも踏まえ、今後のISSの位置付けを整理いただきたい。


○JAXAにおいて検討されている月探査シナリオや凡その予算規模を、宇宙政策委員会にも説明し、理解いただいた方がいいのではないか。


○国際協調のもと、宇宙の平和利用を進めるという観点を明確にしていただきたい。


以上

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