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宇宙開発利用部会 調査・安全小委員会(第29回) 議事録

1.日時

平成29年11月27日(月曜日) 15時00分~16時30分

2.場所

文部科学省 15階特別会議室

3.議題

  1. H-ⅡAロケット36号機の打上げに係る安全確保業務の結果について
  2. H-ⅡAロケット38号機の打上げに係る安全対策について
  3. その他

4.出席者

委員

主査  山川 宏
専門委員  門脇 直人
専門委員  中西 美和
専門委員  野口 和彦
専門委員  馬嶋 秀行
臨時委員  松尾 亜紀子
専門委員  渡邉 篤太郎

文部科学省

研究開発局宇宙開発利用課企画官  山之内 裕哉
研究開発局宇宙開発利用課課長補佐  梅津 義博

(説明者)
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)
 第一宇宙技術部門
  鹿児島宇宙センター所長 藤田 猛
  打上安全評価ユニット長 鳥井 義弘
  宇宙輸送安全計画ユニット長 川畑 広文
  鹿児島宇宙センター射場安全グループ長 船川 隆

5.議事録

【山川主査】  それでは,定刻になりましたので,ただいまから調査・安全小委員会の第29回目の会合を開催したいと思います。

 まずは事務局から,本日の会議に関する事務的な確認をお願いいたします。

 

【事務局(山之内企画官)】  本日は,調査・安全小委員会に御所属していただいている10名の委員のうち,7名の先生方に御出席いただいております。運営規則に定める定足数の要件を満足している状況でございます。

 次に,本日予定しております議題(2)は,ロケットの打上げ等に係る機微情報が含まれておりますので,運営規則の定めにより,審議及び資料は非公開とさせていただきます。委員の先生方並びにプレスを含む一般傍聴者の方には,御理解と御協力を頂きますようお願い申し上げます。

 それと,議題(2)でのJAXAの説明では,JAXA内での審査で議論されたことも説明いたします。そのことも参考にして,委員の皆様の御視点からの評価検討を頂きたく,よろしくお願い申し上げます。

 最後に,本日の資料についてでございますが,お手元の議事次第の4ポツのとおりでございます。資料の過不足等がございしたら,適宜事務局までお申しつけください。

 以上でございます。

 

【山川主査】  ありがとうございます。

 

(1)H-ⅡAロケット36号機の打上げに係る安全確保業務の結果について

 

【山川主査】   それでは,早速ですが,1番目の議題に入りたいと思います。

 議題は,H-ⅡAロケット36号機の打上げに係る安全確保業務の結果についてでございます。

 H-ⅡAロケット36号機は,10月10日に「みちびき4号機」の打上げに成功しております。本日はその実施結果についてJAXAから説明をお願いいたします。

 

【JAXA(藤田)】  より資料29-1に基づき説明を行った。

 

【山川主査】  ありがとうございました。

 ただいまの御説明につきまして,御意見,御質問があればお願いいたします。

 じゃ,お願いいたします。

 

【馬嶋委員】  今の説明では,航空機からも監視しているということですが,航空機は飛び続けることはできないので,1時間ごとに監視されているのですか。

 

【JAXA(藤田)】  ずっと飛び続けていることは当然できませんので,本格的に警戒を開始する前の段階では,1機だけ海域をくまなく網羅的に船舶等を監視するということを行っています。

 

【馬嶋委員】  それはどちらかに御協力を依頼しているのでしょうか。

 

【JAXA(藤田)】  関係機関の協力ではなく,JAXAとして契約して,航空会社に運用していただいています。JAXAの職員が乗り込んで,海上の船を監視するという運用をこれまで行ってきておりました。

 

【山川主査】  ほかになければ,この議題については終了したいと思います。よろしいでしょうか。ありがとうございます。

 

(3)その他

 

【山川主査】  それでは,非公開審議に入る前に,議題(3)のその他を先に実施したいと思います。

 その他の事項として,前回の小委員会時に太陽フレアの影響について御質問がございましたので,その件につきましてJAXAより報告を頂きたいと思います。よろしくお願いいたします。

 

【JAXA(藤田)】  より資料29-3に基づき説明を行った。

 

【山川主査】  ありがとうございます。

 それでは,ただいまの御説明につきまして,御質問があればお願いいたします。

 どうぞ。

 

【門脇委員】  前回,私より質問させていただいたことでございます。これは従前からもこのような対応をされており,今後も引き続き行うということでよろしいでしょうか。

 

【JAXA(藤田)】  はい,そのとおりでございます。

 

【門脇委員】  運用状況についてよくわかりました。ありがとうございました。

 

【山川主査】  馬嶋委員,お願いします。

 

【馬嶋委員】  前回,門脇先生に教えていただきまして驚きました。このカテゴリーのクラスが三つに分かれていますが,Xはどのぐらいのレベルとなるのでしょうか。

 

【JAXA(鳥井)】  クラスは三つではなくて,ここに書かれてない,A,B,C,M,Xとなっています。それぞれ単位としては,W/m2というエネルギーの密度の単位になります。それがA,B,C,M,Xで1桁ずつ進んでいくことになります。その後についている数字が,桁の中での区分で10未満の数値となりますが,Xが最大ですので,Xに関しては,10を超えることもあります。

 

【馬嶋委員】  わかりました。質問ではありませんが,鹿児島県は,桜島,新燃岳とかの火山を抱えていますけれども,最近はとても活発に噴火しています。鹿児島大学の医歯学総合研究科では,人を相手にする宇宙環境に関する講座があり,理学部では天文に関する宇宙情報学があります。これらは鹿児島大学では唯一となりますけれども,一緒に大学院の講義を行っておりまして,いろいろなことを討議いたしますが,そこの中の講義のときに驚いたことがありました。太陽フレアと火山噴火が関係あるということを研究されている人がおられます。これらの関係については,専門ではありませんのでよくはわからないのですけれども,相当なレベルのものが入ってきて刺激していると考えられ,大変な影響があるのではないかなと思います。参考情報となります。

 

【山川主査】  情報の御提供ありがとうございました。

 誰か補足できる方いらしたら,お願いしたいと思います。門脇委員,お願いします。

 

【門脇委員】  火山との関係性は,私も全くの専門外となります。このXクラスという大規模の太陽フレアの活動は,年によって違いますが,太陽活動は,大体11年周期と言われており,大規模な太陽フレアは年に1回以上は起こる場合が多いです。ただ,そのフレアの爆発自体は,地球側を向いているときは影響がありますが,ほかの方向を向いている場合の方が圧倒的に多く,地球に直接大きな影響があるのは,10数年に1回ぐらいということです。頻度としては直接影響がある場合は少ないと思っています。

 

【JAXA(鳥井)】  研究内容について,鹿児島大学でも講義を行ったことがあるJAXAの宇宙環境を専門とする職員にも話を聞いてみたいと思います。

 

【馬嶋委員】  とにかく桜島は,以前は活発に噴火しており,それが収まった今はずっと煙が出ています。そんなことは,鹿児島に住んで17年になりますが,一回もありませんでしたので興味深いと感じておりました。11年周期であれば,もう少しこのような現象がおこってもよかったということになりますね。

 

【山川主査】   ほかになければこの議題について終わりたいと思いますが,よろしいでしょうか。ありがとうございました。

それでは,この後,事務局から連絡事項についてお願いいたします。

 

【事務局(山之内企画官)】  会議資料と議事録の公開について申し上げます。

 宇宙開発利用部会の運営規則に基づいて,本日の会議資料は非公開部分を除いて公開となります。後日,文科省のホームページに掲載させていただく予定でございます。また,議事録につきましても,この後の非公開審議部分を除いて公開となりますので,委員の皆様に御確認いただいた後,文科省のホームページに掲載させていただきますので,よろしくお願いいたします。

 以上でございます。

 

【山川主査】  それでは,非公開審議に移りたいと思いますので,プレスの方及び一般傍聴者の方は御退席をお願いいたします。

 

(プレス及び一般傍聴者 退席)

以上

(発言者については敬称略)


お問合せ先

研究開発局宇宙開発利用課

-- 登録:平成30年01月 --