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宇宙開発利用部会 調査・安全小委員会(第27回) 議事録

1.日時

平成29年8月21日(月曜日) 15時00分~16時40分

2.場所

文部科学省 15階特別会議室

3.議題

  1. イプシロンロケット3号機の打上げに係る安全対策について
  2. その他

4.出席者

委員

主査  山川 宏
専門委員  飯田 光明
専門委員  木村 真一
専門委員  中西 美和
専門委員  野口 和彦
専門委員  古橋 智久
専門委員  馬嶋 秀行
臨時委員  松尾 亜紀子
専門委員  渡邉 篤太郎

文部科学省

研究開発局宇宙開発利用課企画官  山之内 裕哉
研究開発局宇宙開発利用課課長補佐  梅津 義博

(説明者)
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)
 第一宇宙技術部門
  鹿児島宇宙センター所長 藤田 猛
  打上安全評価ユニット長 鳥井 義弘
  宇宙輸送安全計画ユニット長 川畑 広文
  イプシロンロケットプロジェクトチーム/プロジェクトマネージャ 井元 隆行

5.議事録

【山川主査】  それでは,定刻になりましたので,ただいまから調査・安全小委員会の第27回の会合を開催したいと思います。
 委員の皆様におかれましては御多忙のところ御参集いただきまして,ありがとうございます。
 まずは事務局から,本日の会議に関する事務的な確認をお願いいたします。

【山之内企画官】  事務局でございます。本日は調査・安全小委員会に御所属いただいている10名の委員のうち9名の先生方に御出席いただいており,運営規則に定める定足数の要件を満足しております。よって,本日の会議が成立していることを御報告いたします。
 次に,本日予定しております議題(1)イプシロンロケット3号機の打上げに係る安全対策の一部にロケットの打上げ等に係る機微情報が含まれておりますので,運営規則の定めにより,その部分の審議及び資料は非公開とさせていただきます。
 委員の先生方並びにプレスを含む一般傍聴者の方には御理解と御協力を頂きますようお願いいたします。
 また,議題(1)についてでございますが,イプシロンロケット2号機と基本的に同様に安全対策計画が立てられていることを事務局にて確認しております。これから行うJAXAの説明では,JAXA内での審査で議論されたことも説明しますので,そのことも参考にいたしまして委員の皆様の御視点から評価検討を頂きたくよろしくお願い申し上げます。
 最後に,本日の資料についてでございます。本日の資料はお手元の議事次第の4.のとおりでございます。資料の過不足等ございましたら適宜事務局までお申し付けください。
 事務連絡は以上でございます。

(1) イプシロンロケット3号機の打上げに係る安全対策について

【山川主査】   それでは,早速ですけれども,議題(1)の「イプシロンロケット3号機の打上げに係る安全対策について」に入りたいと思います。JAXAからミッションの概要等飛行安全計画と地上安全計画に基づき,ロケットによる人工衛星等の打上げに係る安全対策の評価基準に対する評価結果に基づき説明をお願いいたします。

【JAXA(鳥井)】 より資料27-1-1に基づき説明を行った。

【山川主査】  ありがとうございました。
 それでは,ただいまの御説明に関しまして御意見あるいは御質問等ございましたらよろしくお願いいたします。どうぞ。

【馬嶋専門委員】  説明ありがとうございました。
 飛行安全管制時間は390秒になっていると言うことですが,衛星分離はどのように管理するのでしょうか。

【JAXA(鳥井)】  非公開の場で説明させていただいてよろしいでしょうか。

【馬嶋専門委員】  了解しました。

【山川主査】  ほかにございませんか。古橋委員,お願いします。

【古橋専門委員】  参考資料6ページの説明の中で,確認できなかったところとして,落下限界線を少し射点側に見直したところはどこでしょうか。

【JAXA(鳥井)】  射点中心2.1kmの円の一部,図では折れ曲がっている部分ですが,射点側に見直されています。

【古橋専門委員】  はい,わかりました。そういうことですね。

【JAXA(鳥井)】  この部分に今回住民の退避場所として使用する町の研修センターがございます。

【古橋専門委員】  そうすると,落下限界線は何かあるところで線を引くというよりは,そういう物理的にまず線を引いてみて,その中で個別にここは大丈夫かということを検証して決めていくというプロセスを経ているからこういう形になるという理解でよろしいですか。

【JAXA(鳥井)】  何かの結果出てくるというよりは,もともとこういうふうに定義するという,例えば射点から2.1kmの円を引くというところが定義になって,それで射点爆発であるとか,あと飛行安全の運用がそれで成立するかということを確認することになります。

【古橋専門委員】  そういうことになるということね。

【JAXA(鳥井)】  種子島の場合ですとこれが3kmの円ということになって,射点が第1射点,第2射点と2つあるのですけれども,射点が変わっても落下限界線は変わらないのです。そこはもう最初から決まっている線というか決めた線ということで。あとはそれに基づいた運用を行って,それが……

【古橋専門委員】  この場合の決めた線というのはどこになるのですか。

【JAXA(鳥井)】  全部そうです。

【古橋専門委員】  それはある物理的な距離ではないという理解でよいですか。

【JAXA(鳥井)】  物理的な距離2.1kmというのもありますし,あと町の中に入りますと道路の封鎖のしやすさであるとか,海岸線であるとか,そういったものを考慮していくということです。

【古橋専門委員】  そういうふうに考えますと,個別にやはりそういうところは問題なのかということを検証した結果,このような限界線になるということでよろしいのですか。

【JAXA(鳥井)】  警備の仕方であるとかそういうのも加味した結果,あと飛行安全管制がこれで成立するかということを行っています。

【古橋専門委員】  物理的にどうなのかという検証と,あと運用上やはりこういうふうにしたいという意思が入った検証があって,ですから,この部分は運用上の意思を反映させる検証をして,その結果としてこのようになっているということですね。

【JAXA(鳥井)】  要は,ここまで入れてしまうと退避の人数が非常に多くなってしまうとか,そういったのも加味されます。

【古橋専門委員】  わかりました。そういう意味でも含めて安全というのは検証した上でこういうふうに決めたと理解してよろしいですか。

【JAXA(鳥井)】  そうですね。打上げの当日には当日の風向きに基づいて,打上げを行って指令破壊した場合に破片が落下限界線にかかってしまうことが予想されるときには打上げを行わないとかそういうふうな運用も行っております。

【古橋専門委員】  わかりました。ありがとうございました。

【山川主査】   ほかにございますか。
 馬嶋委員,お願いします。

【馬嶋専門委員】  退去していただく住民は誘導して,1か所にきちんと集まっていただくということですね。

【JAXA(鳥井)】  出たことの確認は,出るところにゲートを設けておりまして,その住民の方を確認するのと同時に,全員出たのを確認した後に,またこの中を要員が見て回りまして,実際に出ていることを確認します。

【馬嶋専門委員】  出た後はもう戻れないようになっていますか。

【JAXA(鳥井)】  はい,ゲートがあって,何本か入る道はありますので,そこをすべて押さえております。

【馬嶋専門委員】  人間のことですから,何か忘れてしまって戻りたいとかがあると思います。

【JAXA(鳥井)】  そういうこともあるかと思いますが,御協力いただいております。

【山川主査】  ほかにいかがでしょうか。木村委員,お願いします。

【木村専門委員】  細かいことかもしれないのですけれども,2号機と3号機で海側のところも引き方を変えておられるように見えるのですが,その理由は何かありますか。

【JAXA(鳥井)】  はい,先ほど申し上げたような,安全上許容できる範囲で落下限界線の拡大を行いました。先ほどの図で志布志湾に入っている落下限界線もここで拡大してみるとこのような変更になります。

【木村専門委員】  この切り込んでいるところですね。

【JAXA(鳥井)】  そうですね。これによって打上げの直前に南あるいは東の風の成分がある程度強くても打上げを行うことができるというメリットもございます。

【木村専門委員】  わかりました。

【山川主査】  よろしいでしょうか。
 ほかにございませんか。それでは,本公開の場において御質問ないようですので,続きまして非公開審議の方に入っていきたいと思いますので,質疑を一旦中断したいと思います。

(2)その他

【山川主査】  それでは,事務局から連絡事項をお願いします。

【山之内企画官】 会議資料と議事録の公開について申し上げます。宇宙開発利用部会の運営規則に基づいて,本日の会議資料は非公開部分を除いて公開となります。後日文科省のホームページに掲載させていただく予定でございます。
 また,議事録についてもこの後の非公開審議部分を除いて公開となりますので,委員の皆様に御確認いただいた後,文科省のホームページに掲載させていただきますので,よろしくお願いいたします。
 以上でございます。

【山川主査】  それでは,非公開審議に移りたいと思いますので,プレスの方及び一般傍聴者の方は御退席をお願いします。

(プレス・一般傍聴者 退室)


以上


(発言者については敬称略)

お問合せ先

研究開発局宇宙開発利用課

-- 登録:平成29年10月 --