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宇宙開発利用部会(第35回) 議事録

1.日時

平成29年5月30日(火曜日) 17時00分~18時00分

2.場所

文部科学省 3階2特別会議室

3.議題

  1. X線天文衛星ASTRO-Hのプロジェクト終了について
  2. H-ⅡAロケット35号機の打上げに係る安全対策について
  3. その他

4.出席者

委員

部会長  白石 隆
部会長代理  青木 節子
臨時委員  井川 陽次郎
臨時委員  芝井 広
臨時委員  柴崎 亮介
臨時委員  白井 恭一
臨時委員  永原 裕子
臨時委員  林田 佐智子
臨時委員  藤井 良一
臨時委員  油井 亀美也
臨時委員  米本 浩一
調査・安全小委員会 主査 山川 宏

文部科学省

研究開発局宇宙開発利用課長     堀内 義規
研究開発局宇宙開発利用課企画官  山之内 裕哉

(説明者)
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)
 理事 常田 佐久
 宇宙科学プログラムディレクタ 久保田 孝
 第一宇宙技術部門事業推進部計画マネージャ 森 有司

5.議事録

【白石部会長】 それでは,時間になりましたので,宇宙開発利用部会第35回会合を開催したいと思います。まず,事務局から,きょうの会議に関する,事務的な確認をお願いします。

【事務局(山之内企画官)】 事務局でございます。本日は宇宙開発利用部会に御所属いただいている17名の委員のうち,11名の先生方に御出席いただいており,運営規則に定める定足数の要件を満足しております。よって,本日の会議は成立していることを報告いたします。

 次に,本日の資料でございますが,お手元の議事次第の4.のとおりお配りしております。過不足がありましたら,適宜事務局にお申しつけください。

 以上でございます。

【白石部会長】 どうもありがとうございます。

(1)X線天文衛星ASTRO-Hのプロジェクト終了について

【白石部会長】  それでは,最初の議題ですが,X線天文衛星ASTRO-Hのプロジェクト終了についてでございます。

 X線天文衛星ASTRO-Hについては,昨年に異常事象の発生のため運用を断念いたしました。今回,JAXAにおいてプロジェクトの終了審査を行いましたので,その結果について御報告いただき,今後の衛星開発のための御助言,コメント等を頂きたいと思います。それでは,まずJAXAの方から,御報告をお願いいたします。

【JAXA(常田理事)】 JAXAの常田と申します。よろしくお願いいたします。

 X線天文衛星ASTRO-Hの事故が起きてから,ちょうど1年強がたちました。事故発生後,直接原因,それからその背景要因,それから宇宙研及びJAXAの衛星の開発の在り方に戻って,いろんな改革をやってまいりました。

 そのかいもありまして,12月にはERG衛星「あらせ」を無事打ち上げることができまして,現在順調に観測を行っております。ASTRO-Hにつきましては宇宙研内,それからJAXA内の終了審査が終了いたしまして,そこのレッスンズ・ラーンド,いろんな知見を現在立ち上げ中のX線天文衛星代替機にいかしております。

 本日は,その2点につきまして,ASTRO-Hプロジェクトマネージャ,事故発生後にマネージャになりました久保田孝から説明させていただきます。

【JAXA(久保田)】 より資料35-1に基づき説明を行った。

【白石部会長】 どうもありがとうございました。

 これについては,昨年度も随分議論を行いましたけれども,どうぞ,どなたからでもお願いします。いかがでしょうか。 はい,どうぞ。

【永原委員】 昨年の事故後に,非常に迅速に問題点の整理がなされて,それは6月であったかと思います。今回の御報告を伺いますと,その問題点の改善を具体化していると,全体のエッセンスを理解しました。その後,ほかに,あの段階で何か見落としがあったとか,新たに何か重要な問題が見いだされたというようなことはないという理解でよろしいでしょうか。

【白石部会長】 どうぞ。

【JAXA(久保田)】 基本的には4つの課題を挙げて,それの対策をとってきたということと,実際にASTRO-H衛星の事故が起きるまでのデータを詳細に解析しまして,その中からレッスンズ・ラーンドを出しております。

 資料でいきますと13ページ目になりますけれども,ASTRO-H衛星を反映した教訓・知見というのを,全部で640件まとめております。これはマネジメントにかかわることから審査のやり方,それから国際協力についても挙げておりまして,教訓といいましても,改善すべき点もありますし,よかった点も含めて教訓というふうにしておりまして,それを挙げております。

 基本的には,事故報告で挙げた内容ですけれども,よりよくする点,改善する点というのを挙げさせていただいて,これを代替機及びほかのプロジェクトにも反映するということを今,進めているところでございます。

【白石部会長】 よろしいですか。

 はい,どうぞ,藤井先生。

【藤井委員】 どうも,御報告ありがとうございます。

 実際,問題はオペレーションの段階で起きたわけですが,そこでの対応はこの中で,特に一般の衛星に対する対応のところで言うと,どこになるのか,3番になるのでしょうか。

【JAXA(久保田)】 はい。

【藤井委員】 それと,事前のチェックとして,ワンポイントフェイリュアーのようなものに対して徹底的に網羅するというようなことが必要だということと,あと,オペレーション上でいろいろ穴がないかどうかとか,不良を完全にチェックする体制が非常に重要だと思うのですが,その辺はこれで言いますと,どの部分にそれが入っていると考えたらいいのでしょうか。

【JAXA(久保田)】 本日,詳細を説明しませんでしたが,御指摘のとおり,7ページ目で言いますと(3)の文書化と品質記録,特に初期運用,それから定常運用に関して,運用での手順書というのが,文書がしっかりとできていなかった面もありまして,ASTRO-Hで言いますと,初期運用に関してはかなり事前にチェックされていたあのですけれども,その切りかえの時期及び後半については,文書としては少し抜けがあったということを反省事項として挙げさせております。

 それにつきましては,打上げ前にきちんと審査会,それから宇宙研だけではなくてJAXA全体で見る形をして,その定常運用の文書,それからそれの根拠となる資料と,実際に上げるコマンドに対しては,一人の人ではなくて複数の目でチェックをかけるというようなことを行っています。

 実際に,12月に打ち上げましたERG,「あらせ」衛星につきましては,初期運用,それから定常運用に関しまして,全て事前のチェックと,それから実際の運用では,パラメータも変わることはあるのですけれども,それにつきましては,第三者が確認するということで,JAXAではS&MAという組織がありまして,そこのサインをもらわないとパラメータ変更できないような形で,二重,三重にチェックすることを行いました。

 それから文書機能と,それから実際にそれが正しいかどうかの審査というのを事前に行うということで,(3),(4)で,運用のミスが起こらないような体制のチェックというのを行っています。もう一つは,実際にそういうデータ漏れもチェックするような,更に進んだことも今考えているところで,地上系での対応,人がかかわらないでもできるようなことも今,視野に入れて進めているところです。

【白石部会長】 はい。米本委員。

【米本委員】 今説明頂いた7ページについて質問があります。プロジェクト業務の文書化や品質記録の徹底については,JAXAの基準や標準という決めごとがあると思います。これらをしっかり援用して,管理体制を徹底するということなのか,新たに宇宙科学研究所として必要な文書を付け加えるのか説明していただけないでしょうか。

【JAXA(久保田)】 本日,詳細に説明しませんでしたが,8ページ目の一番初めに書かれておりますように,ASTRO-Hの事故を受けまして,JAXA全体で新たなプロジェクトマネジメント規程・実施要領に沿って進めるということで,今まではいろいろなルールがありましたけれども,これを共通ルールでまとめて,そのもとに全てのプロジェクトを進めるということで,今進めているところです。それで,一つの考え方に乗っ取って全プロジェクトを進めるという方針です。

 一方,科学衛星は科学衛星で,やはり特殊なところもありますので,それを加えて,挑戦的ではありますけれども,より確実にミッションを進めるということで,この実施要領に基本的には基づいて進めるということを今,ASTRO-H代替機も含めて,次の衛星についても進める,そういう予定でおります。

【白石部会長】 どうぞ。

【米本委員】 新たな規定や実施要領に基づいて管理体制を強化していく場合,やはり人員不足などの問題が出てくると思います。逆に,これまでの宇宙科学研究所にとって手薄だった部分でもあります。このような人員体制をどう強化するのか,その辺の説明はいかがでしょうか。

【JAXA(久保田)】 体制の強化というのは,非常に重要なアクションでございまして,宇宙科学研究所だけではなくて,オールJAXAという形で入っていただくのと,あと大学関係の方も,今まではサイエンスという形で入ってきましたけれども,より蜜に大学とも連携して,クロスアポイントメントというような制度で,しっかりとエフォートを出していくような形で,科学者にも入ってもらって,全体で体制を整えるということを築こうとしております。

【白石部会長】 よろしいですか。

 ほかに。どうぞ,井川委員。

【井川委員】 きょうはありがとうございました。

 8ページのところで,ちょっと僕,よくわからないのですが,海外の機関から必要な寄与を得るべく調整されており,それから,NASAとも調整を進めているということを書かれています。恐らくこれは宇宙飛行士とかを含めてだと思います。おかしいでしょうけれども,アメリカは大統領がかわって,科学技術政策とかについても,もっと混乱しているところはいっぱいあるでしょうけれども,いろいろ混乱しているようで,これはNASAとの調整とか,今後不透明なところが予想されるのであるとするならば,こちらにおられる文部科学省とかも是非バックアップして,こういう調整がしっかりするようにしてくださいというお願いです。

【JAXA(久保田)】 はい。特に,海外機関と書いています,NASAがSXSという一番主要な観測機器の開発をしておりまして,今回も,全面的に協力をいただけるというふうに今,話は進んでおります。また,何かあったときには,是非いろいろとお力添えをいただければと思いますけれども,現状では,代替機打上げにつきましては順調に話は進んでいるところです。

【白石部会長】 ほかに何か。

 はい,どうぞ。

【油井委員】 実際,私もいろんな国を回っていまして,ESAなりNASAなりは,学者さんや,天文学者の方々とも話をしますけれども,非常にやっぱりX線天文学の分野というのは日本は進んでいると,MAXIもありましたし,これがいろんな分野で進んでいるという認識があって非常に期待されているので,本当に私自身も期待していますので,頑張ってほしいなと思います。

 こういう形で本当に教訓を導き出して,すばらしいなと思うのですけれども,やっぱり忘れてほしくないのは,ISASのよさというのはやっぱり今まであって,本当に先進的なところにチャレンジしているからこそ,やっぱり非常に高い評価を得たのだと私は思うのですよね。ですから,やっぱりやるべきところはやって,でも,今回の失敗に影響されて余りに委縮するようなことというのは避けて頂きたいと思っているので,本当に自由な発想というのを失わずにやっていただければ,これからも今あるような,世界中から期待されているようなその役割がJAXAも果たせると思いますので,是非よろしくお願いします。

 トランプさんになってどうかというのは,まだちょっと様子を見ないとわからないところがあります。ただ,全般的には,やっぱりJAXAのこういうX線天文学の世界,日本のX線天文学の研究というのは非常に高い評価を受けているので,だからこそ今回は非常に残念だったということで,いろいろ私も声をかけていただいたこともあります。だから頑張りどころかなと思います。

【JAXA(久保田)】 ありがとうございます。

【白石部会長】 ほかに何かございますか。

 はい,どうぞ。

【芝井委員】 先ほどの米本委員の件と似ているのですが,やはり宇宙科学研究所で,この宇宙開発をどんどん進めてきた過程の中で,モノがやはり複雑になって,大きくなり複雑になってきているということがあって,その結果として,宇宙科学研究所の主体を担った,そのプロジェクトの主体になっていた,いわゆる科学研究者だけでは,この結果を見ても,やはり若干無理なところがどうしても出てくるというのが一つの原因ではないかというふうに,私は思います。

 今,油井委員がおっしゃったように,そのいいところを失ってはいけないのですが,やはり大きくて複雑で,今までの難しいプロジェクトは,研究者と研究者以外の方が組織的に動いてきちんとできるという体制を多分作ろうとしておられると思いますので,そういうことで,もう少し,やはり具体的な計画が書いてあればよかったと思うのです。

 この思想自身は大変望ましいのではないかと思いますので,より具体的に,是非こうして体制を整えて,今後のプロジェクトを成功に導くということができればいいというふうに望んでおります。

 以上です。

【白石部会長】 ほかに何かございますでしょうか。

 もしなければ,JAXAの方では,きょうの議論も踏まえて,是非これからの衛星開発の研究を進めていただくよう期待いたします。

 どうも,きょうはありがとうございました。

(2)H-ⅡAロケット35号機の打上げに係る安全対策について

【白石部会長】 それでは,二つ目の議題にまいります。H-ⅡAロケット35号機の打上げに係る安全対策についてでございます。調査・安全小委員会において,このH-ⅡAロケット35号機に係る安全対策の調査審査が行われましたので,調査・安全小委員会の山川先生の方から報告をお願いいたします。

【調査・安全小委員会(山川主査)】 より資料35-2-1,資料35-2-2,参考1に基づき説明を行った。

【白石部会長】 どうもありがとうございました。

 それでは,今の御報告について,何か御意見,御質問等はありますでしょうか。 どうぞ。

【米本委員】 何度も伺っている話ではありますが,今回初めて質問いたします。まず落下分散域の計算について,例えば17ページにあるように,細長の境界の範囲になるのか,あるいは簡略化して,警戒しやすい領域として定めたのかお聞きしたいと思います。もう一つの質問は,19ページに示されたガス拡散通報連絡範囲についてです。このガス拡散通報連絡範囲にはガス検知器が置かれていて,ガスが拡散してきた場合には何らかの形で住民に通報する意図で示されているのか,あるいは,非常事態の場合にはこの範囲までガスが拡散するという意味の予想図として範囲を示しているのでしょうか。このガス拡散通報連絡範囲の運用の仕方について,教えていただければと思います。

【白石部会長】 いかがでしょうか。

【調査・安全小委員会(山川主査)】 正確を期すために,JAXAの方にできればお答えいただきたいのですけれども,可能でしょうか。

【JAXA(森)】 JAXAの第一宇宙技術部門事業推進部の森と申します。

 本日は,直接安全にかかわる職員が34号機の打上げで種子島に行っているものですから,私の方で,今の御質問に対して回答させていただきます。

 まず,一点目の海上警戒区域の件でございますが,まず海上警戒区域の設定の考え方でございます。打上げ後のロケットを破壊した場合に,その破片が洋上の船舶に衝突する確率,これがJAXAの定めた基準を超える領域を海上警戒区域としておりまして,具体的には解析をして,そのある破片が飛散する範囲を求めまして,それがある確率で船舶,船舶密度と言われていますが,ある密度,船舶の密度も含めて解析した結果が,その基準を超える領域になっております。ですので,その基準を超えるものを包含する形で,海上警戒区域を設定しておりますので,結果的にはその包含するという考え方によって,こういった形になっているということでございます。

 まず第1点はよろしいでしょうか。

【米本委員】 警戒区域が四角くくなっているということに対する質問です。すなわち,破片の飛散解析を行うと,その範囲は必ずしも四角くならないはずです。あえて四角のような区域にしているのは,警戒しやすくするためではないかなと思いました。その辺についてはどうでしょうか。

【JAXA(森)】 おっしゃるとおりでございまして,解析した結果は四角ではありませんので,包含した結果でございます。それで,打上げ当日になりますと,警戒線による警戒が必要ですので,そういった運用面も考慮した形で,こういった区域とさせていただいております。

【白石部会長】 それでは,2点目についてはいかがですか。

【JAXA(森)】 2点目のガス拡散の件でございますが,JAXAでは,あらかじめシミュレーションを行っておりまして,あるハザードが発生した場合に,そのガスがどの範囲に拡散するかというのを,あらかじめ求めてございます。

 万が一,打上げ当日事故が発生しますと,その打上げ当日の風向き,飛散方向を割り出します。それを踏まえまして,どういった濃度のガスがどの範囲に拡散するということは我々は把握できておりますので,その情報に基づき,誘導車両を用いて対象住民に対する退避を呼びかけるということになってございます。

【米本委員】 すなわち,19ページの通報連絡範囲とは,打ち上げ事故が起こったときには,ここの範囲の住民に監視員がガス拡散の危険性を通報するという意味なのでしょうか。その運用の仕方がどうなのか具体的に教えて頂きたく思いました。

【JAXA(森)】 ちょっと質問の答えになっているかどうかあれですけれども,ちょっと繰り返しの部分がございます。

 まず,その運用についてでございますが,打上げ当日,我々は風向きを計測しておりますので,その計測された風向きによって,飛散方向というのを割り出します。それはあらかじめシミュレーションした結果がありますので,どういったところに,どういった範囲でガスが拡散するというのが把握できる状態になっております。

 それに基づきまして,誘導車両をあらかじめ配置しておりますので,誘導車両を用いまして,対象住民に対して,屋内退避であるとか車両等への退避を呼びかけるということとともに,必要に応じて区域外への輸送を行うということと,また同時に防災無線による避難の呼びかけを行うこともしておりますので,そういった形で安全確保を図るということをやります。

【米本委員】 これは事故が起こったときに避難誘導を呼びかける範囲の地図で,その危険対象がガス拡散というハザードであるという理解でよいでしょうか。

【JAXA(森)】 はい。

【米本委員】 すなわち何も事故が起きなければ,その警戒範囲や通報連絡範囲にも人がいるという理解でよいでしょうか。

【JAXA(森)】 そのとおりです。あくまでも,通報連絡範囲というのは,万々が一でガスが拡散しても,その通報連絡範囲にいる住民に対しては有害な濃度のガスが拡散することはございません。有害なものは,基本的には3km圏内にとどまるという評価をして,3キロの総員退避の警戒区域を設定してございますので,まずそういった考えがあった上で,ガスが拡散した場合においても,その念のための避難を呼びかけるということで,通報連絡範囲という定義をさせていただいております。

【白石部会長】 ほかに何かございますでしょうか。

 はい,どうぞ。

【林田委員】 落下物に対して,十分な安全を検討しておられることはよくわかりましたが,別の観点から,環境保全というような観点から,その落下物が,その海洋区域に何かしらの悪影響がないか,そういった点でもアセスメント等をやっておられますでしょうか。あるいは,それはもう,する必要がないほど十分軽微であると判断してよろしいでしょうか。

【調査・安全小委員会(山川主査)】 同様に,森さんにお答えいただくことは可能でしょうか。

【JAXA(森)】 はい。我々は環境アセスメントにつきましては,打上げ射場周辺,特に環境に対する配慮が必要なのは固体ロケットブースタの噴煙による影響でございますので,それにつきましては打上げ後に射場周辺の環境を測定して,その評価をするということになってございます。

 それ以外の落下物につきましては,基本的にその燃焼を終了した後の,ある種その金属の供試体が落下し,海底に沈むということでございますので,御指摘のとおり軽微ということでございます。また,フェアリングにつきましては海上に浮遊するということで,打上げ後,即時に回収するような取決めになってございますので,そういった意味からも安全上の配慮になっているものでございます。

【林田委員】 ありがとうございました。

【白石部会長】 ほかに何かございますでしょうか。

 もしないようでございましたら,今までの御報告というものを踏まえ,資料35-3-1について,小委員会からの提案どおり決定するということでよろしいでしょうか。

  (「異議なし」の声あり。)

【白石部会長】 よろしいですか。

 どうもありがとうございます。それでは,御異議ないようでございますので,決定としたいと思います。JAXAの方では,是非万全を期してお願いしたいと思います。

(3)その他

【白石部会長】 それでは,事務局から連絡事項があれば,お願いいたします。

【事務局(山之内企画官)】 事務局でございます。会議資料と議事録の公開について申し上げます。当議会の運営規則に基づきまして,本日の会議資料は公開となります。後日,文科省のホームページに掲載させていただく予定でございます。また,議事録についても公開となりますので,皆様に御確認いただいた後,ホームページに掲載させていただくことになります。よろしくお願いいたします。事務連絡は以上でございます。

【白石部会長】 それでは,きょうの議事はこれで終わりにしたいと思います。

 どうもありがとうございました。

以上

(説明者については敬称略)

お問合せ先

研究開発局宇宙開発利用課

-- 登録:平成29年08月 --