平成25年 月 日
核融合研究作業部会決定
第6期の核融合研究作業部会が取りまとめた報告書において、原型炉開発に向けて解決しなければならない重要な課題が挙げられている。
原型炉開発に向けては、報告書に挙げられている課題に対し、我が国の核融合に関わる研究者等が一体となって取り組むとともに、併せて我が国の原型炉のあるべき姿を描く必要がある。
そのため、核融合研究作業部会は、大型プロジェクトの実施主体である日本原子力研究開発機構核融合研究開発部門と核融合科学研究所が中心となり、原型炉開発のために必要な技術基盤構築の中核的役割を担うチームの構築を求める。
国際取り決めの下に実施しているITER計画及びBA活動やLHDをはじめとする学術研究の進展を踏まえ、核融合原型炉の開発に必要な技術基盤構築の在り方を、我が国の核融合コミュニティーの総意を踏まえつつ検討する。
1)検討の前提となる核融合原型炉概念
2)実施すべき活動とその目標(研究活動、検討活動)
3)上記の活動に必要な科学的・技術的検討作業
・ 我が国の核融合コミュニティーの総意を踏まえた検討となるように、全国の産学官の研究者、技術者等との幅広い連携・交流を行うこと。特に、関連分野の学会間の連携・交流の拡大を期待する。
・ 本作業部会の政策審議に資するため、上記チームの検討状況については、チームの代表者等が定期的に本作業部会に報告することを求める。
齊藤
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