資料4-2 原子力研究開発基盤作業部会の設置について(案)

平成29年1月6日
研究開発局原子力課

1.設置の目的

原子力の安全確保への対応に加え、東京電力福島第一原子力発電所や今後増えていく古い原子力発電所の廃炉などの課題への対応のため、高いレベルの原子力技術・人材を維持・発展することがエネルギー基本計画において必要とされている。一方で、技術・人材の養成の場である原子力施設については、新規制基準への対応や高経年化等の状況変化も存在している。
このため、国として持つべき原子力研究開発機能の維持に必須な施設(基礎基盤研究・人材育成等に資する施設)、及びその運営の在り方等について、整理・検討を行うための作業部会を科学技術・学術審議会研究計画・評価分科会原子力科学技術委員会の下に設置する。

2.主な審議事項

・国として持つべき原子力研究開発機能と、その維持に必須な施設に関する現状把握・整理
・今後求められる原子力研究開発機能・施設
・ユーザーニーズを踏まえた施設の運営・共用のための具体的な体制
・施設の維持管理主体及びユーザーに対し必要な支援策

3.当面の予定

・平成29年1月に第1回を開催予定。
・上記審議事項に関して、半年~1年後を目途に、中間取りまとめを行う。

お問合せ先

研究開発局 原子力課

-- 登録:平成29年02月 --