平成23年7月7日 決定
研究開発評価部会
科学技術戦略推進費「安全・安心な社会のための犯罪・テロ対策技術等を実用化するプログラム」においては、プロジェクト開始後3年目(3年間のプロジェクトについては2年目)に再審査を実施することとなっている。審査のスケジュールや方法等について、以下のとおり整理する。
1再審査の方法等の検討 |
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平成23年7月 |
○研究開発評価部会
○再審査の進め方、スケジュール等を対象機関 に連絡 |
2審査資料の提出・確認 |
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9月末 |
○審査資料の提出(実施機関) |
9月末~10月下旬 |
○審査資料の確認(JST) |
3再審査の実施 |
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11月上旬 |
○審査資料の委員への送付
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12月上旬 |
○作業部会開催
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平成24年 |
○研究開発評価部会
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4財務省協議等 |
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平成24年4月 |
○財務省実行協議を経て、プロジェクトの実施 |
ベースとしては平成22年度公募要領の選定基準(別添1参照)に沿って審査を行うこととなるが、以下の事項について重視する。
ア 達成目標(ミッションステートメント)の達成の見込み
イ 実証試験の見通し
別添2を参照。
(実施プロジェクトの選定に係る評価項目及び審査基準)
選定に係る審査項目は以下のとおりとする。本プログラムは現場ニーズに基づき、実用化を主眼としているため、※印の4項目を特に重視して審査する。
(テーマ8)人物画像解析システムの開発
犯罪捜査等を目的とし、任意の人物画像(顔画像等)の検索のための以下のシステムを開発する。
データベース側の画像は鮮明なカラー画像で、原則として上三分身の正面画像及び右斜側画像並びに全身の正面画像及び右側画像である。
検索の対象となる顔画像は、撮影の条件は必ずしも一定ではなく、静止画の他、動画を含み、かつ、カラー、モノクロを問わない。可能な限り多様な撮影条件へ対応できることが望ましく、特に夜間撮影画像や、鮮明度が低い画像、上下左右の様々な角度から撮影された画像への対応が求められる。また、目視では比較的難しいとされる外国人見分け(外国人が同一人物であるかどうかの判別)が求められる。さらに、経年変化への対応(例:50歳の人の顔を20歳時の画像と照合できること)も望まれる。
検索速度は1000万画像/秒以上を目標とする。
科学技術・学術政策局科学技術・学術戦略官付(調査・評価担当)