資料2-2 前回の主な指摘事項について
主な指摘事項
- 水素あるいは水素にかわるエネルギーキャリアは、基礎基盤的な研究開発が重要な課題であり、本領域で取り上げるべきではないか。
- 航空機の機体軽量化といった課題は省エネ共通の課題。環境・エネルギー領域としてまとめる際には、特定のものだけを取り上げることのないように整理すべきではないか。
- 地球環境に関するビッグデータを利用者に分かりやすい形でどう配信していくかということは一つの大きな研究課題となってきており、検討する必要があるのではないか。
- 原子力科学技術については、核融合、高温ガス炉だけが環境・エネルギー領域として挙げられているが、より広い原子力を本領域に含めるべきではないか。
- 核融合や高温ガス炉は時間軸的には時間軸的にはかなり先の技術であり、他の技術と並べて書くと違和感がある。
- 情報科学技術委員会の報告に含まれている「高度な気象予測、全球的な長期気候変動予測等のシミュレーション」についても、環境・エネルギー領域に含めるべきではないか。
- 資源の問題については元素戦略も重要だが、より全体的な戦略が必要。リサイクル技術、低品位の都市鉱山からの回収技術にも取り組むべきではないか。
- 要素技術から最後の出口(社会への実装)まで含めて考えることが重要であり、関係省庁との連携を重視する必要があるのではないか。
- 社会的な側面については、現状では技術の実用化という視点からの記述が強いが、法制度や社会的慣習への対応、人材育成という点を重視する必要があるのではないか。
- 新たな開発が環境に与えるリスクについても検討する必要があるのではないか。(例:新しいナノ材料によるリスクの可能性)
研究開発局環境エネルギー課
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