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地球観測推進部会 全球地球観測システム作業部会(第14回) 議事録

1.日時

平成24年6月13日(水曜日) 13時~15時

2.場所

文部科学省16階特別会議室

3.議題

  1. 2015年以降のGEOSSの検討について
  2. リオ+20におけるGEOの取組みについて 
  3. その他

4.出席者

委員

小池主査、高薮、瀧澤、二宮、福島、深澤、福田、藤谷、山形、渡辺各委員

文部科学省

大竹審議官、福井環境科学技術推進官他

5.議事録

【小池主査】  それでは、ただいまから、科学技術・学術審議会研究計画・評価分科会地球観測推進部会の下に置かれています、全球地球観測システム作業部会の第14回の会合を開催いたします。

 お忙しいところをお集まりいただきまして、ありがとうございます。

 議事に入る前に、資料の確認を事務局のほうからお願いいたします。

【事務局(平川)】  お手元の配付資料の確認をさせていただきます。

 資料1「GEO Post-2015 Working Group」、資料2「リオ+20におけるGEOの取組みについて」資料3「第5回GEOSSアジア太平洋シンポジウムの開催結果について」、参考資料1「GEO Post-2015 Working Group Progress Report June 2012」、参考資料2「5月24日実施 2015年以降のGEOSSに関するWG電話会議の概要」、参考資料3「GEO WORK PLAN SYMPOSIUM 2012」のアジェンダ案、参考資料4「8th M&E Meeting-Record of Decisions」、参考資料5「POSITION PAPER(non-paper)FOR Discussion on Post-2015 GEOSS」を配布しています。参考資料5は昨年の本GEOSS作業部会でまとめたものです。

【福井推進官】  事務連絡です。本作業部会は地球観測部会運営規則に基づき公開といたします。会議内容も公開ですので、後日、議事録は文部科学省公式ウェブページに掲載いたします。

 本日ご出席の委員は過半数で会議は成立していますが、瀧澤委員が30分おくれての出席予定ということです。

 以上です。

【小池主査】   それでは、議事次第を見ていただきまして、2015年以降のGEOSSの件が本日の主要な課題です。その後、リオ+20も始まっておりまして、来週に首脳会議ということになりますがその取組み。そして、その他としては深澤委員にお願いしていますM&Eの結果、それからWORK PLAN SYMPOSIUM、これも深澤委員ご出席されました。それから、本来前回のGEOSS作業部会で報告すべきでした、第5回GEOSSアジア太平洋シンポジウムの結果概要を、その他、として用意しています。よろしいでしょうか。

 それでは、最初の議題ですが、この分科会で、ワーキングでもうずっと議論してきた内容のかなり具体的な案文ができつつあるというところですが、2015年以降のGEOSSの検討について、前回からの継続議論ということで、最初に事務局から報告をお願いいたします。

議題1 2015年以降のGEOSSの検討について

【福井推進官】  

 Post-2015のGEOSSのワーキンググループは、すでにご報告のとおり、3月21、22日に最初の会合をジュネーブで開きました。

 それで、前回のGEOSS作業部会のときには参考資料1のものをご議論いただきまして、この参考資料1は皆様の御意見に基づきコメントを入れ込んだものです。コメントについては、このワーキンググループのProgress Reportの最初の3ページについてコメントをいただき、後ろの本文については保留ということでGEO事務局に提出しました。後、5月24日にテレコンがおりまして、小池主査初め、JAXA、文部科学省が参加させていただいたところです。

 その時の電話会議の概要、ちょっと簡単過ぎるメモなのですが参考資料2につけておりまして、この参考資料2の議題のところですと、執行委員会への提出資料を纏めるということで、Business-as-usualではない、さらにもう一つ上の何かという議論であるとか、あるいはPost-2015の優先事項でありますとか、あとは何をプロダクトとするかとか、国連との関係、私企業との関係ということで議論したということです。中身はこの参考資料2を見ていただきながらということです。

 そのテレコンを踏まえ、参考資料1に当たるものを書き直したものが資料1で出ている「GEO Post-2015 Working Group」ということです。これが7月の執行委員会に出される資料ということになるわけですが、これについて、今週15日までコメントを求められています。

 このペーパーにも書いていますけれども、EUと南アフリカ、アメリカから共同議長が出ているわけですが、そのコメントをもらった後、共同議長sで最終調整して執行委員会への資料を作成するということになっています。

 この資料1ですが、前回の資料1のほうですとProgress Reportの後に執行委員会への報告というのがANNEXでついている感じなのですが、この新しい資料1のほうですが、カバーノートが執行委員会へのものがついておりまして、あとは本文という形になっています。その本文があった後にANNEX 1、2がありまして、ANNEX 1がメンバーでANNEX 2がISSUES FOR CONTINUED DISCUSSIONで、今後議論していく議題ということになっています。

 そういう意味では、前回の参考資料1の3ポツのISSUES FOR CONTINUED DISCUSSIONというところがANNEX 2というところについた、ということかと思います。

 資料1を簡単に説明させていただきますが、まず、カバーノートのところは設置の経緯であります、といったことが文頭にあり、これはまずは本年度のGEO本会合に提出するということですので、10月11日をデッドラインとしてまとめていくということが書いてあります。ワーキンググループからは執行委員会に対して二つの点に対して指示を仰ぎたいということがありまして、このフレームワーク資料のどの点について11月の本会合にそのオプションを示す必要があるのかというのを示してほしいというのと、あと、現在から9月までの間にこのワーキンググループ以外のGEOSSの関係団体、データ共有ワーキンググループとかそういったところとどの程度議論していけばいいかということを執行委員会に諮問したいということが書いてあります。

 カバーノートの下のほうは、Post-2015のことについては、最終的には2013年に予定されている閣僚会合で宣言されるわけですが、その宣言の内容について3点記述するべし、ということが書いてあります。最初の10年実施計画が成功ということを確認するということ。あとその次に2015年以降の10年間の活動について、メンバー国と参加団体からコミットメントを求めるということで、あと“Observing, Sharing, Informing through GEOSS: Renewing the GEO Vision beyond 2015”というのをGEOの継続的な協力のものとして指示していくということを書くべきだということが、カバーレターで書いてあります。

 3ページ目以降が“Observing, Sharing, Informing through GEOSS: Renewing the GEO Vision beyond 2015”というものの本文なのですが、イントロダクションのところは当初の10年実施計画のGEOSSの成果と、国際的に社会利益分野でいろいろな活動が盛り上がってきたということが書いてあり、2ポツのほうにRESHAPING GEOSS TO ADAPT TO NEW CHALLENGE AFTER 2015ということが書いてありますが、ここには各社会利益分野の重要性や、地球観測は一つの国のみではできず、協力していかなければいけないというようなことが書いてあります。

 4ページ目は、ここでは10年実施計画にかわって新しい2015のGEOSSのビジョンというのが2ポツの一番最後のところに書いてあります。これも読んでいただければと思います。

 あと、3ポツのところは次期10年実施計画における主要な活動は何かということが書かれておりまして、これは3月に議論されたことが大体書かれているわけですが、箇条書きで新しいGEOのフレームワークということで、完全に統合されたネットワークの構築でありますとか、社会利益分野における意思決定に必要な情報を提供するというのと、あと、地球観測に必要な資源を特定するでありますとか、あとはデータに対するアクセシビリティ等を改善していくということ、あと環境観測、地球観測に関する関心を高めていくということが書いてあります。

 その後ろに主要事項としてデータ共有原則の実行、実装というのを進めるべきということでありますとか、第1世代、第2世代とあったGEOSSの情報システムを構築していくべきでありますとか、あと3ポツには議論がありましたが、衛星観測だけではなく、現場観測in-situのネットワークの構築が重要でありますとかそういったところ。

 あと、6ページの4番ですが、社会利益分野についてはボランタリーな貢献というのと、あとは中でも特定の分野で尽力してきたもの、Global Forest Observation InitiativeとかGEO BONとか、農業のGEO GLAMとかそういったところ、ここについてはまだ書き込みが足りないところがありますが、あと地球観測に関する人材育成、能力開発が必要でありますとか、最後には国連との協力が必要というようなことが書かれてあります。あと、4ポツにFUTURE INSTITUTIONAL FORM AND GOVERNANCE OF GEOと書いてありまして、財政面、信託金がどうでありますとか、執行委員会とか本会合の開催位置づけとか書いてあるのですが、これはちょっと現状とほぼ一緒なので、現状を追認しているだけのことかなという感じがいたします。

 あと、ANNEX 1はメンバーで、ANNEX 2にISSUES FOR CONTINUED DISCUSSIONということで、今後議論していくべきということが書いてあります。

 それで参考資料1のほうも参照いただければと思うのですが、2ページ目の3ポツのISSUES FOR CONTINUED DISCUSSION、我々のコメントが反映されているということで、例えばScopeの2ポツ目にactual delivery of productsについても議論するというような形はどうかということを述べたのですが、そこはScopeの一番最初のところで反映されています。あとManagement and implementationのところですが、最後のところに地域的な活動の調整の機能も強化することも検討するべきだということを提言しましたが、それもManagement and implementationの最後のところに、What role could GEO play in enhancing regional coordinationということで反映されています。

 あと、External engagementのところも社会科学との協力というのも必要だとコメントしていましたが、それもExternal engagementの上から5ポツ目のところで、括弧書きでincluding social scienceということで我々のコメントも反映されているというところです。

 委員の方には、事前と申し上げましても2日前ということで大変恐縮でしたがご議論いただきまして、それを反映して15日までにコメントさせていただければと思います。

 以上です。

【小池主査】  どうもありがとうございました。

 この段階で、委員の皆さんのほうから御質問、御意見等あでしょうか。

 前回のこのワーキングの後、電話会議があって、そして今ご紹介いただいた改訂版といいますか、ある意味での提案本文というのが出てきたという段階で、直前ではありましたが皆さんのほうへ事務局からお送りして、目を通していただいた方もいらっしゃるかもしれませんが、この間の経緯を見てきた者として、今の推進官からのご説明に補足をいたします。

 最初に参考資料2をご覧いただけますでしょうか。前回のワーキンググループの後、電話会議でどんな議論があったかということを私なりにまとめてご紹介いたしますと、今、推進官からご説明がありましたように議は1ページ目に1)Finalizing document for Executive Committeeというのと、2)でPro題cess and nest stepsとあるのですが、実は電話会議が長引きまして、終電にもう間に合わなくなるので、1のfが終わったところで、2に入る直前に我々はもうちょっと電話会議から出ざるを得ませんでした。筑波でJAXAからお入りいただいていた矢部さんがその後お残りいただきまして、東京グループはもう1が終わった段階で電話会議を退室しました。議題1は今推進官からありましたように“Business-as-usual Plus”なのですね、何がプラスなのかを議論しました。それから1のbがPriorities、ですからこのPlusというのとPriorityを一緒に議論しようということで議論した結果をまとめていただいて、発言内容を簡潔に1から14に書いていただいているのですが、例えば1、2それから14もそうだと思いますけれども、政府機関のサポートとか優先事項をどこに置くかとか、14番は閣僚級の理解というようなものをやっぱり大事にしようという意見がありました。それから、6、7、10、11もそうですが、日本語ですので見ていただきますと、「統合を促進し、他の分野との連携」とか、「データの収集から使い方、解決策まで、全体を統合する」とか、10番だと「他の組織との連携必須」とか、11番だと「橋渡しが持続性に繋がる」とか、つないでいくということが、この下線は日本からの発言ということなのですが、皆さん、そういうことを発言されていたというのが特徴でした。

 その中で、じゃあ、どういうことに重点を置くのかということで、4番に、これは渡辺先生のフレーズが非常によくて、統合的な人間の安全保障、人類の安全保障というのですかね、こういうものを紹介していただきましたし、それから2ページに行きますと、12番のギャップ解析だとかキャパビルの促進というものに重点を置いていきましょうというような発言が出されました。

 それから次の議題は、1ページ目に戻っていただいて議題の1のc、Delivery of products and services、これについてかなりのディスカッションが、2ページ目に行っていただきますと、要するにサービスって何かということで、大方の意見がオペレーショナルということを全面に出すのはあまりよくないのではないかという議論がありました。例えば2番、オペレーショナルという言葉は使うべきでないとか、5番は私のほうから申し上げたのですが、オペレーショナルというよりやっぱり持続的なシステムにしたほうがいいというような話をすると、その後、6番で持続的観測がいいとか、何か持続的で、8番で、これはまとめたような意見なのですが、持続的観測とのように、持続的にやっていくということが必要で、オペレーショナルというのはそれに向けた移管の段階であるというような意見もあって、皆さん、やっぱり考えているがよく似ているなという印象を受けました。

 それからあともう二つですが、先ほどのつなげる橋渡しとかいうのと連携するのですが、6番でend-to-endの機能はGEOにとっては難しい、これはECのジルがおっしゃったのですが、そういう難しいというのと、やっぱり大事だというのが中に出てまいりました。

 それから、今地球観測でこういうギャップというか、今のend-to-endがうまくいかない理由として、3番に要するにデータの使い方が分野によって異なっているとか、7番に、個々に違うデータ基準を持つ中でみんながデータを使えるようにするにはどうしたらいいかという、かなりデータの相互性のエッセンシャルな部分も出てまいりました。非常に私、この議題のa、b、cはプロダクティブなディスカッションであったと思います。

 議題の1のdは、要するに国連機関あるいは国連の枠組みでどうするかということなのですが、国連との連携ってちゃんとやっぱり考えたほうがいいいのではないかという意見が幾つかありました。1番もそうですし、UNEP(国連環境計画)を含めどの組織のもとで動くべきか、あるいはそうでないかを議論すべきとか、それから3番、UNFCCCのような合意ベースの協力はこういうキャパビルでは非常に大事であるとか、その次も同じですね、4番も社会共益分野のデータ提供をサポートするのに有効とか、あるいは3ページになりますけれども9番の持続的観測は、WMO(世界気象機関)がそうであるように国連との連携が大事だというような意見が出てきておりまして、これもここでの議論とかなりつながるところがあるなと思いました。

 それから、一方でやっぱり難しいというのがあって、2番で国連と何か文章で合意するのはすごい大変とか、6番にもアグリーメントを結ぶのは現実難しいであろうというような見解も出されてい。

 こういうことを今後GEOSSの性格づけの中で議論をどういうふうに反映していくか、今日、先ほど推進官からお話のあった現段階の文章にはそういうのがまだはっきり出ておりませんけれども――というか、一部出ていて、これはおかしいじゃないかと思うのですが、そういうことを今後議論を熟していく必要があるかなと思いました。

 1)eは私企業の話なのですが、日本からは4番にありますが新たなテクノロジーと、要するに私企業というと今まで地理情報システムとかそういうところに限った議論だったのですが、今のグリーンエコノミーの文脈の中で新たなテクノジー、イノベーティブなものとつなげていくような視点が必要でしょうというようなことを言って、これも皆さん、「うん、そうか、そうかな」というような感じを受けていただいたように思います。

 議題2は、実は私はいなかったのですが、先ほどご紹介のあったようなスケジュールが示されました。現段階では7月下旬ぐらいから8月にかけてテレコンをやって、9月中旬にFace顔合わせの会議をやって、先ほどの10月の締切に向けて文書をまとめていこうということになっています。

 その上で、先ほど推進官からご紹介のあった“Observing, Sharing, Informing through GEOSS: Renewing the GEO Vision beyond 2015”という0バージョンドラフトが出てきたということです。よろしいでしょうか。

【深澤委員】  一つ一つよろしいですか。

【小池主査】  はい、どうぞ。

【深澤委員】  説明していただきたいのは、データの相互性というのは具体的にどのようなことを指しているんですか。今、お話が少しありましたけれども。

【小池主査】  これは分野を超えてデータが使えるということで、現在、二つの活動、わりとこの中にも書かれていますが活動、第2世代というのですかね、第1世代はポータルをつくってみんなが使えるように、みんなが情報を収集できるようにしようと。第2がブローカーファンクションというんでしょうか、それぞれメタデータをアーカイブしているシステムのほうにメタデータをとりに行って、そしてポータルにそれを集めていくと、そのときに分野が異なるときに言語が違うので、これはDIASの中で柴崎先生が中心になって進めていただいたオントロジーを使って、言語の似ているものとか、あるいは違うものとかというのを認識しながらということになります。そのときに標準的な言語で作ったほうがいいですねというので、作ったのですね。そういうような第2世代の相互性が実現しつつあると。その中で、今度の文章の中に入っていますが、第3世代というのをどう描くのかというようなことが議論されています。

【深澤委員】  わかりました。相互性という言葉がそうった具合に使われるというのはよくわかったのですが、例えばユネスコ関係のICO(政府間海洋学委員会)のほうを僕がやっているわけですが、そのもとでの相互性と、実はこの後、議題1)cにあるオペレーショナル、それから持続的というのは結構非常に切り離せない実は観測の部分で、例えば海の世界というか、特に全球海洋観測システム(GOOS)のようなシステムの中ですと、持続的に海洋観測システムというのがあるべきだと、それはこういうものであるという定義がまず最初にあるのですね、それが持続的。その持続的の観測システムによるデータの全部もしくはその大部分というのは準リアルタイムに広げることが技術的にも可能となっているわけですが、アルゴなんかはその代表的ですね。技術的に可能な限り全球海洋観測システムに含まれている、つまり持続的な海洋観測の部分というのは準リアルタイムに公開すべきという合意というのも完成されている、形成されている。そのような背景の中で、例えばデータが準リアルタイムに処理されて、つまり品質ですね、公開されて現況把握とか予報のプロダクトに使われたり、あるいはさらに政策決定とか経済社会活動とか学術研究用に供する、そういう一連のプロセスを称してOperational Oceanographyという言い方をしている部分が実はあります。ですから、どちらかというと海とかWMO(世界気象機関)とかそういったほうから見ると、持続的観測というのはオペレーショナルな移管の段階であるというのかな、実は何か逆のような気がして。オペレーショナルというのはある意味でサイエンティストが介在しなくてもデータがディシミネートされるという状態というのが一番それに近いですね、我々の感覚からいくと。それで、ですからオペレーショナルとか持続的といったときには、今、私が申し上げたような話からいうと、例えば海にしてもGCOS(地球気候観測システム)にしても、ECV’s(必須気候観測要素:Essential Climate Variables)があり、それから今度、海洋観測要素にる際には、その中に生物多様性観測要素としての価値をどういう具合に転入するかとか、あるいは生態系観測要素としての価値をどう定義するか、そのいわゆる要素的な価値を定義することによって、今度は観測の相互性を広げる、それでオペレーショナルなものに持続的を近づけていくという部分があります。ですから、海のほうから見るとちょっと議題1のcのこの議論の進め方というのは、例えばICO(政府間海洋学委員会)とかUNESCOが言ってる方向とは逆かなという気がしたので、感想だけです。

【小池主査】  おそらく見る視点の違いだと思うのですね。私はそう思うのですが、例えば、気象庁の観測が非常に持続的に行われ、それがデータが持続的に出されていると。それはある段階でもう運用的にマネジメントするということにしたからできているのだという議論がここの議論だったというふうに理解しています。今、深澤委員がおっしゃったのは、オペレーショナルなものをつくるということのためには観測が持続的でないといけないという視点なので、違うというふうには僕は思いませんけれども、視点の違いかなと思いますけれども。

【深澤委員】  多分一番重要なポイントというのは、要するに観測の相互性にあるのですよね。つまり、ECV’sが定義されているから一つ一つの機関によらないで済む。つまりどこのサイエンティストも、一瞬の計画であれ、持続的な全体としての観測に、例えば海洋観測にすべてが貢献できるという間口の広さというのがすごく例えば海とかUNESCOなんかが目指している方向なのかなという気がします。

【小池主査】  相互性と重ねると、まさにその今のECV’sなんかが非常に典型的で、精度まで規定してありますので、そういう精度の物理量なり化学量なりを出すことが目的ですから、それに合った観測機材で、それに合った精度と時間感覚とかいろいろなものも含めたものが出てくると、そういう意味で相互的だと。だけれども世の中に現在あるデータは必ずしも相互的でないので、それを相互的にしていかないといけないと。じゃあ、それはECV’sを全部決めるのかというと必ずしもそうではなくて、いろいろなデータがあるわけですね。それを相互に分野を超えて使えるようにしようという意味での相互性というのは……。

【深澤委員】  データのほうも、それはさっきの説明でわかりました。

【小池主査】  持続的という言葉が出たのは、それとオペレーショナルは、これは僕の感想ですが、オペレーショナルなものをつくりますと言ったらそれはWMO(世界気象機関)の仕事であり、あるいはFAOの仕事でありということになるんでしょうと。しかし、持続的なシステムをそういう機関とも議論しながら、今あるものをさらに発展していくとか、今例えばアフリカでは持続的でないけれども、そういうものを持続的にしていこうというのはおそらくGEOSSの仕事としていいでしょうと、そこがWMO(世界気象機関)の仕事と違うところじゃないかという議論でこういう持続的という言葉が出てきたんだというふうに。

【深澤委員】  そういう意味からいうと、議題1)cについての議論の2番、3番という部分ですか、ここのところはある意味でGEOSSの中でこういった話をするときには重要な部分だと僕も思いますし。

【小池主査】  そうですね。

【深澤委員】  だから逆にオペレーショナルと非常に関係のある持続的という、持続的観測とか、オペレーショナル観測とかそういう言い方そのものをGEOSSが使うのは大丈夫かなという、逆に言葉、それこそオントロジーに行ってしまわないほうがよい、という部分がありますね。

【小池主査】  オペレーショナルは、だから使わないようにしようと言っていて、だけれども持続的な観測体制をつくるためには能力開発も必要ですし、それから地域連携も必要ですし、そういうことを国間協力でやっていこうということなので、このトーンとして持続的観測というのが結構この議論の中ではわりとメジャーになったということかなと思います。

【深澤委員】  なるほど、わかりました。

【小池主査】  コミュニティがかなり強いコミュニティの場合は、そんなこと言わないでもよいのですが。

【深澤委員】  そのとおりで。

【小池主査】  ですが、そうでない、気象や海洋が大変な点は、国がないこと、国はあるんでしょうけれども……。

【深澤委員】  沿岸は別として。

【小池主査】  沿岸は別として、大洋というところでいうとみんなが協力してやらないといけないという、できないという制限もありますからそういうのが進みやすいのですが、やっぱり国の土地があって、そこに植わっている作物とか、そこに流れている水とかというと必ずしも今はそうできていないので、そこを何とかしようということかなと。

【深澤委員】  結論から言ってしまえば、データが出てくればいいんですよね。まさにそういうことだと思うのですが。

【小池主査】  大変重要なご指摘だと思いますけれども、ほかに皆さんのほうからいかがでしょうか。

  実は私、この新しい文章を読ませていただいて、大変心強い気がいたしました。というのは、今日実は急遽参考資料に入れていただいたのですが、参考資料5に昨年11月、この部会で数回にわたって議論して、11月のGEOSSの執行委員会に対して、2015年以降どうすべきかというポジションペーパーをGEOSS作業部会から出したわけです。そこに何を書いたかといいますと、これをちょっと見ていただくとBackground、これまでのレビューを書いて、そして2というところに、1ページから2ページ目に大きく二つのことを書いたんですね。一つ一つは先ほども引用させていただいたIntegrated Human Securityということで、いろいろなことが起こってきているのでこういうニーズが高まっているということで、それに地球観測が貢献しなくてはいけないというのが前半です。2ページ目に入って後半は、新たに出てきた一つ一つの方向性であるグリーエコノミーということに関して、地球観測がある種、リーダーシップな役割を果たすべきではないかということを2ページ目の第2段落で書いたんですね。

 皆さん、これをお読みになって、何だ、全く同じかなと思うような感じで、3ページというところです。ページをめくっていただいてINTRODUCTION――INTRODUCTIONも何となく私どものBackgroundによく似ていて、そしてタイトルは違うのですがRESHAPING GEOSS TO ADAPT NEW CHALLENGES AFTER 2015とありますが、その第1段落で、climate changeとかbiodiversity lossなどが例示してあって、そして、だからtherefore be adapted and renewedと書いてあるわけですね。その先に私たちはIntegrated Human Securityという言葉を出したのですが、その後書いてあることって大体よく似ているんですね。ですから、この第1段落目というのは、実は我々が提示したポジションペーパーの第1段落目によく似ていますということです。

 その第2段落目がEarth observationが続きますが、この中のトーンを読んでいますと、一つの国ではできなくて複数の国でやらなきゃいけないというのが書いてあるのですね。これは我々が言ったregional coordinationが大事だということにつながってきたなと思って、4ページ目を見ますと、needed now to transition to a greener economyと書いてあるのですね。何となくロジックは我々のこのPOSITION PAPERをそのままお使いになっているということを感じました。

 それで、最後というかその第2章の一番下にrenewed visionがあります。これ、“to engage in coordinated Earth observation actions that are urgently needed to face the tremendous issues related to the management of the planet’s environment systems and resources”と、非常にうまくまとめたなと思うのですが、要するにhuman securityとかbenefitとかGreen Economyとかsustainable developmentとかその辺をうまくまとめた言葉になっています。

 その次がまたよくて、acting as a principal contributor and coordinatorと書いてあるのですね。実は私たちは何と書いたかというと、このPOSITION PAPERの2ページ目に3と、New scope and idea for post-2015 GEOSSと書いてある1行目に、GEOSS is the only global system that can fully respond to these needsと書いてあるのですね。これは、実をいうと執行委員会で問題になりました。これを言っちゃうと、ほかの国連機関などが不満を持つと。だからこれは多少言い過ぎではないかというのがありましたが、そうすると、今ここで書いてあるのはなかなかよくて、acting as a principal contributor and coordinatorと、すばらしい表現だなと思ってこれを読ませていただきました。

 何を申し上げたいかというと、骨格のところを、昨年11月皆さんで随分議論いただいて出した、我々が今後こう考えるべきだという考え方に、非常にしっかり沿ったまとめ方になっていると。表現はさすがネイティブがやっていますのでうまいなと思いますが、そんなことを感じたところです。

 INTRODUCTIONは、これまでのレビューなのですが、2の考え方というところだと思いますが、RESHAPING GEOSS TO ADAPT NEW CHALLENGES AFTER 2015というところで皆さんの御意見がありましたら、どうぞお願いいたします。

 一つ一つのビジョンをもう少し具体的に書いたらというのもあるかもしれませんが、具体的に書くとこういうビジョンはすぐ長くなってしまうので、これはなかなかうまく書けているなと。マネジメントという言葉がいいのかどうかがちょっとよくわかりませんが、the planet’s environment systems and resourcesというのは両方またがって書いていて、なかなかうまいなという感じがしました。

 いかがでしょうか。

 私のほうからは、3ページの第2章の一番下から2行目なのですが、that when such events occur the flow of data from various countries と書いてあるのですが、これはやっぱりvarious countriesでもいいのですが、regional coordinationというのをここで入れたいと思っています。先ほど論点の中にも入っていましたけれども、実はこの先でregional coordinationというのが結構出てきますので、ここで強調してもいいいのではないかなというふうに思います。というのは、いろいろな国というのは、例えばアメリカというのが出てきて、ドイツが出てきて、例えばブラジルが出てくるというそういう出てき方もあるのですが、共通の問題を有していて、かつ、その解決先に連携が必要な地域連携的なまとまりというのはあるわけです。そういった観点からこのfrom various countries、これは別に消す必要はないのですが、regional coordinationを通して、というようなことを加えてもいいかなと。これについては、この作業部会でも、そういう方向はいいということになっていた気がしますので、それは入れたらどうかなと思っています。

【深澤委員】  先ほどおっしゃったみたいに、次の執行委員会に出てくるわけですね。

【小池主査】  そうです。

 これを踏まえて各国が意見出しをするんですね。基本的に意見の食い違いが起こるような文章にはあまりなっていないのですが、非常にみんなが納得するような、この章はこれが足りない、といった議論は出てくると思います。そういうところがキーポイントになるかと思いますが、ビジョンは非常に大事なので、何かここに足したり引いたりするようなことがありましたら、ご提案いただけるとありがたいと思いますが。

 ちょっとお考えいただきながら、そういう観点で私たちのPOSITION PAPERをちょっと、参考資料5を見直していただきます。Backgroundがあって、考え方があって、具体的な優先事項を置く場所と、我々もそうなっていまして、2ページにNew scope and idea for post-2015 GEOSSということで、これは今あるものにこれを加えてなきゃいけませんよということを書いてあります。そこには全部で五つのカテゴリーに分けているんですね。一つ一つは、Integrated Human Securityにコントリビュートするとか、Green Economyにコントリビューとするというような目的、おもになる目的を設定すべきと言っていまして、これは概念のところにちゃんと書かれているのでよろしいかなと思います。

 3ページ目に行きますと、Scopeにどういうものを入れるかということで、ここにはend-to-end collaborationsというのを明確に書いてあります。from observations to solutionsという言葉も入れておりまして、その中に、どういうことによってやるかというと、sustained long-term in-situ and satellite observations, and data integrationというのが入っていますね。だからこのsustained long-term in-situ and satellite observationsというのをScopeに入れるべきということですね。

 それから2番目がtipping point and thresholds、要するに人類がこの線を越えたら危ないよというような情報を早い段階で出すようなことをScopeに入れるべきと我々は申し上げています。実はこれは今の文章の中には全然入っていません、というふうに思います。

 それから3番目は私企業の話で、私企業の話をするときにGreen Economyと込みでやったらどうですかというのが我々の提案内容でした。

 3番目の柱はどういうベネフィットを――ベネフィットを得るにはどんなポイントを今までのものに加える必要があるかということで、ここでこれは、後で申しますが違う書き方になっていますが、我々はそれぞれの国のclear commitmentsを求めるべきということを加えました。

 それから二つ目はサイエンティストからこういうふうにcitizens、business、governmentsとかgovernmentとかstakeholdersとか、こういうふうに要するに日々のディシジョンを決定するのに不確実性――まあ不確実性はあるので不確実性をちゃんと明らかにするとか、そうした観測データを出すべきというようなことを入れました。

 それから四つ目の柱で下線を引いてあるところですが、これは本日ご欠席されてる柴崎委員が、以前にかなり強くおっしゃったと記憶していますが、layered structuresというのを考えるべきで、一つ一つは様々なデータ、先ほどの相互性ですね、様々なレベルのデータ相互性、データシェアリングのインテグレーションを考える、要するに探すだけとか、データをとってくるとか、インテグレーションするとかそういうものと、あとはもう一つは先ほども述べましたregional coordinationというのを考えるべきということにいたしました。

 最後が観測とかデータの観測のencourageとかデータの配付のことで、ちょっとこれはユニークな話ですが、人間がセンサーとなって動くようなデータをとることを進めてはどうかということと、それがパーソナルデータの取得につながるというようなことを加えてありました。これが我々の議論でありました。

 それに対して3章でどんな展開があるかということをちょっと皆さんと議論していきたいと思いますが、PRIORITY ACTIVITIES FOR THE PERIOD 2015-25ですが、ポツが五つあるのですね。一つ一つ目が、これは先ほど推進官からも強調されましたけれども、more fully integrated networkという言葉が出ています。それから二つ目はgap、gap filling。3番目が、一つ一つ目のポチが新しいと思いますが、providing evidence for the business case for resourcing Earth observation、そういう話です。3番目がaccessibility、4番目がawarenessということになっています。

 そういうことがあって優先事項を置くものが、1)がdata sharingで、2)がthird-generationの相互性で、3)がin-situ observationの強化で、4)がcultivate voluntary collaborationというふうに書いてあります。これもなかなかいい言葉だなと思いますが。そして5)がbuild capacity、6)がUnited Nationsとの関係ということになっています。

 そういうことですが、3章の黒ポチ五つについて、何か御意見等ありますでしょうか。

【高薮委員】  先ほど示していただいたPOSITION PAPERの中のend-to-end collaborations、それからGEOSS identifies and predict tipping points and thresholds at an early stageとあるのですが、この2点に対してはGEOSSの、この新しいGEOSSができることの範囲よりちょっと遠い、遠いというかちょっと多いのではないかなという印象を私は受けています。end-to-endは、やはりエンドとエンドがそれぞれが独自でやれる協力をしてもらうことを、これはpromotesになっているからいいのですが、それを前提としなければ、GEOSSは何ができるかというところはちょっと難しいのかなと思います。

 それからもう一つ、もっとidentificationとprediction、tipping pointsとthresholdsというのは、ちょっとGEOSSができる範囲を超えているのではないかなと私は感じるのですが、小池先生の御意見はいかがでしょうか。

【小池主査】  まず1点目なのですが、これ、今高薮委員がおっしゃった、それから先ほどもちょっとご紹介しましたが電話会議で、EC研究局の副局長みたいな方がちょっとおっしゃって、難しいことを言ったのですが、ただ、この6ページの4)Cultivate voluntary collaboration in each Societal Benefit Areaの中にわりとうまい書き方がしてあって、第2段落目の下から5行目、GEOSS will develop a standard approach to incubating such large-scale, end-to-end initiatives、それからその下に、ここはちょっと言葉が違うのですが、片括弧でInsert brief side barsとかの下、3行目ですが、一番最後のほうにCross-cutting issues such as the (low carbon) Green Economy will be addressed. The data needs and priorities of agencies and organizations that produce information products to support SBAs must also be addressed、これはある意味end-to-endなのですね。一つ一つは、こういう今おっしゃったようにプロモーションを、あるいはここではincubatingとか書いていますが、こういうことはやっぱりGEOSSの役割であろうというふうに思います。それを実施、運営している、さっきのオペレーションになると、それはまたちょっと違うという高薮委員かもしれませんが、そこは私は目指すべきという意味で、この言葉もいいのですが、cultivate voluntary collaborationというような範囲で進めていくというのはいいいのではないかなと思うのですが。

 それからtipping pointはこの中にないんです。これはICSU (International Council for Science)で、今グランドチャレンジというFuture Earthというのを回し始めていて、その中にこれが出てきておりまして、観測と予報とティッピングポイント的な情報をつくって、そしてそれをソサイエティに渡すと、ソサエティはレスポンスできて、さらに産業界はそれに対するイノベーティブな産業開発が起こると、こういうのを回そうということが絵になっているのですが、先ほど私、この前の文書でオンリーGEOSSができると書いたのはやっぱりあれで、オンリーGEOSSではなくてICSUの科学研究コミュニティと、それからやっぱりソシエタルニーズをつなぐ部分の役割としてのGEOの役割というものをちゃんとアイデンティファイして、こういうことに貢献できるということは僕は大事じゃないかなと。これがやっぱり政治的な、先ほど最初のほうにもありましたが閣僚の興味とか政策的なニーズとかありますが、そういうものに要するに国が積極的にコミットしてこれを進めるということは大変大事なモチベーションであろうと思います。逆にそれがないと、何で国がやってくるのかと、やらなきゃいけないのかという逆の質問が出てくるんじゃないかなと。

【高薮委員】  ありがとうございます。

 私が申し上げたかったのは、非常にtipping pointとかthresholdsを示すというのは、非常に科学的に高度な部分、分野にもよるかもしれない、物にもよるかもしれないのですが、科学的に高度な場合が多いですので、GEOSSの役割としてはそれを目指すためのお手伝いをするというグループなのではないかなと、私の解釈では思うのですが。

【小池主査】  そのとおりだと思います。ですからその観測を、それには必要な持続的な観測もありますし、それから国間の協力もあるし、そういうことをプロモートしていく機関であると。なぜそれがプロモートできるかというと、国が主体となって、そこにそういうゴールがあるからというふうに思うのですが。GEOだけでできるというわけではないことはもちろん。

【高薮委員】  ですから、GEOだけでできるというだけでなく、GEOがそれをしようと目指すことは、もう少し科学分野に協力を求めるためにその助けをする、それに対する非常に重要なインフラをつくるとかそういう部分であるというふうに文書化としてはしてあったほうがいいのかなと思うのですが。

【小池主査】  書き方が難しい部分があるのですが、主体の一員になるという書き方は必要だと思うのですね。だけど、主体の一員になるという書き方が一番いいのかなと思います。ですから、私は前の議論の中で、ここは何とかひとつICSUのFuture Earthを引用しながらでも書き込んだほうがいいのではないかなと思っています。

 皆さん、いかがでしょうか。

【瀧澤委員】  よろしいですか。

【小池主査】  どうぞ。

【瀧澤委員】  今、小池先生がおっしゃったことですが、私の理解ではGEOというのは従来科学者の方が観測を継続して、そこから何らかの知識を得て、それを一般に供するという、ざっくりいうとそういうイメージだったのでした。もう少しステークホルダーを巻き込んで、例えばGreen Economyのようなところに道筋をつけたいというもう少し積極的なところなんだと思うのです。どうしたら、そうできるのかなというところで、今、おそらく高薮先生がおっしゃったのは、主体となるものが今のところまだない、というご指摘なのではないかなと思うのですね。そうしたときに、例えばこのGEOSSの委員会の中にも科学者の方とか私のような立場の者はいますけれども、民間の方はいないですよね。そういった歴史的な流れがある中で、これからほんとうにいろいろなステークホルダーの方とか民間の方を加えていくと、GEOSSというものの色合いもがらっと変わってくるのかなと思うのですが、その辺はどのようにお考えなのでしょうか。

【小池主査】  この作業部会もおっしゃるとおりですね。Green Economyの、先ほどのPOSITION PAPERって、皆さんとほんとうにご議論していいものができているなと思うのですが、2ページ目の第2段落の上から6行目をご覧ください。The transition to Green Economy provides a new perspective on technological innovation and industrial development for all nationsとあるのですね。そういうGreen Economyが持続的開発の中で出てきたのはこういう背景があって、それはある意味、ちょっと言い方はおかしいかもしれないけれどもローテクの社会はローテクなりに、それに合ったようなイノベーティブなものができてくるというような理解だと思います。そこで、それプラスこのGreen Economyの要素の中を見ますと、low-carbon societyとかharmonization of society with natureとか、promotion of energy-security、それからstrengthening the resilience to natural disasters and global climate changeとありますので、ターゲットするところは我々のターゲットです。しかもオールネーションズに対してそれぞれのレベルのテクノロジカルな、あるいは産業的なイノベーティブなものを目指すというわけですから、非常にマッチしていますねという論理なのですね。

 ですから、私は今私企業の議論を、いわゆる私企業って何か官・学と私企業という分け方ではなくて、Green Economyという視点で見たときに私企業がどんな役割があって、それが地球観測とどうリンクするかってもう少し絞ってみると、何かいっぱい出てきそうというように思います。そんなことを強調したらいかがかなと思っています。

 今のお話は、何か道筋がないとうまく私企業を巻き込むことができない、これはずっと言われているのだけれどもなかなかできていないので、このGreen Economyというのを一つ一つのそういうことをインバイトするような看板にしてもいいのではないかというふうなことなのです。これを言ったので、私企業とGreen Economyという視点を持つべきということを後ろで書いたんですね。

 直接のお答えになっていないかもしれませんが。

【瀧澤委員】  私はGreen Economyという言葉が、今おっしゃったのは先進国から発展途上国までいろいろなものがある中で、それぞれ必要とする技術の方法も違うし、主体も違うと思うのですが、むしろ発展途上国のようなところのほうが主体になってくるようなイメージなのですかね。

【小池主査】  そうですね。二通りあると思うのですが、発展途上国でGreen Economyを回そうとしたときに、そこで主体となって動くセクターがあるし、それから先進国が例えばGISとかより高度な地球観測の情報を提供して、そこで回るようなものもあるし、幾つかのパターンが出てくると思いますけれども。Green Economyが持続的開発の中に入った背景は、それぞれの地域で経済成長と、それから環境保全がin tandemにできるという形で入ったんだと思います。その文章はGreen Economyの定義がUNEP(国連環境計画)の中にありまして、斜線で書いたところがありますけれども。

 よろしいでしょうか。

【瀧澤委員】  すみません、そのGreen Economyの定義というのはどこにあるんでしょうか。

【小池主査】  POSITION PAPERの2ページ目の2行目に、an economic system which promotes sustainable growthというところですね。

【瀧澤委員】  わかりました。すみません。

【小池主査】  これに書き込むとしたらですが、4ページの3の二つポツ目ですね、Address resource issues byのところに、providing evidence for the business case for resourcing Earth observationというところに、例えばGreen Economyとの関連というような筋道をつけるようなことをして、こういうものをproviding evidenceとしてやってはどうかというようなものがコメントになるかなと、我々の今まで議論してきた文脈でいうなれば、と思います。

【深澤委員】  先ほどの高薮委員がおしゃった点です。この書き方をどうしろっていうのじゃないのですが、最初にデータの相互性という言葉がありましでしょう。つまり、例えばtipping pointというのを気候の分野で言った場合には、そのどこがtipping pointか、かつ、どういうtipping pointがあり得るかというのは非常にまだまだ先の話ですし、今、北極がtipping pointだったと、氷がなくなるぐらいのところで終わり。だからもしもこういうので書く際には、ある程度説明的な書き方が必要になるのかなという気もします。だから一つ一つのよく言われるtipping pointという言い方とか、先ほどのサステーナビリティとオペレーショナルもそうなのですが、いろいろ議論があって、どういう言葉を使うべきかという、トートロジー(同語反復)と言われるとそうなのですが、そのあたりはかなり長くなっても説明的に書かざるを得ないのかなという気はとてもしますね。ですから、工学的なセンスというときのtipping pointの考え方と、今度は実際の理学的な意味でいうtipping pointというのは、かなり違うので、僕は高薮さんが心配なさるのは当然のことだと思うし、じゃあ、ICSUがそれを責任持ってやるのですかというわけにもいかないでしょうし、WCRP(世界気候研究計画 World Climate Research Programme)ができるかというわけでもない。そうすると、じゃあ、そのかわりにGEOがやってくれるんですかという発想になってしまう部分が出てきてもおかしくはない気もするんです。ですから、少し、どうなのかな、やっぱりどうしてもそういうところは説明的な書き方をせざるを得ないのかもしれませんね、というのが率直な感想です。

【藤谷委員】  深澤先生が言われたことに関連してですが、オペレーショナルと持続的の話は、やはりよほど考え方をきっちり定義しておかないと、考える人によって相当違ってくるんじゃないかと思います。先ほどの議論じゃないですが、多分こういう資料をつくるときに皆のイメージが違っていると困るので、やはりここの電話会議の結果にありますように、持続的とオペレーショナルはやはり定義をものすごくはっきりしておかないといけないと思います。今後、その資料の解釈ですごく違うことになるのではないでしょうか。例えばWMO(世界気象機関)がやっているいわゆるネットワークはオペレーショナルですが、必ずしも持続的じゃなくて、ファンディングがなくなって維持していけないところも実際あるわけです。特に後で出てくるin-situの観測ですね、このあたりはなかなか維持しにくいわけですから、そのあたりをどう書くかというのはすごく考える必要があると思います。

【小池主査】  どうもありがとうございます。

 先ほど高薮委員と深澤委員からお話のあった、で、私がこれは今のところ書いていないのだけれども、と言った部分を挿入する前提で説明的なものをつくってみて、適切かどうかって検討してみましょうか。

【高薮委員】  私は、ここにRaise awareness and understanding of environmental observationという記述があるのですが、それに対してGEOはコミュニティの努力をfacilitate and supportと書いてあるので、私はこのくらいでいいいのではないかと思いますが。ここのRaise awareness and understandingに具体的にtipping pointとかそういうことをあえて示すとのはどうか、といいますと、深澤先生がおっしゃったのと同じようにちょっと難しいいのではないかなと。

【福田委員】  私も先ほどからこの部分をずっと見ていたのですが、やっぱり書き方としてはこの4ページの五つのポツですが、community’s continued effortということで、それに対してfacilitate and supportするのはGEOだと言っているんですね。一般的な書きぶりになっていて、個別問題を書いていないので、おそらく高薮先生が言われるように最後のawarenessのところかもしれませんけれども、その一つ一つの例というか、大きなテーマとしてこういうのがあるよ、という、分野別の書き方になるのかなというふうに感じたのですが。

【小池主査】  今の議論は、コミュニティの中の一つ一つが例えばICSUであって、そういうことを支援あるいは促進するようなGEOの役割の一つとしてこういうものがあるという考え方の中で、具体的にはこれも一つ、例えばICSUの文書の中にそういうことが書いてあるので、そういうことをサポートするようなGEOの役割という書き方はあるかなということですね。

わかりました。 

【渡辺委員】  先ほどからの議論で、私の感想でいえば、POSITION PAPERのほうに戻っていただいて、end-to-endとそれからtipping pointのことが出ているところですが、end-to-endに関してはpromoteという言葉を使っていて、tipping pointに関してはidentifies and predict、これはかなり具体的に自分でやるっていうニュアンスですよね。先ほどの小池先生のご説明を伺っていて、やっぱりかなりここはほんとうは強く出したというところがおありなんだろうと思うのですが、やっぱり今GEOSSでこれをやるというのは、少なくとも今の時点では非常に難しいと考えて、でも、プロモートすべきだということを入れておくのが当たりかな、と私は感じたのですが。

【小池主査】  これは執行委員会の中でも問題にはなって、tipping pointかよという話は議論の中で出ました。ですから、ただ、そういうことを促進するといった活動をやっぱりGEOは持たないといけないという意識は皆さん共通に、今、渡辺先生それから高薮先生がご指摘の表現というのが望ましいと思います。

 他はいかがでしょうか。

 他、議論しておきたいとことして、third-generation systemの開発が必要と書いてあるわけです。そのときにengaging private sectorと書いてあるのですか、third-generation systemというものは何であるかは書いてないですね、この中で。これはやっぱり、今はあれだけれども、これは明確化しないといけませんねというのはやっぱり要るじゃないかなと思いますけれども、どういうものを目指すべきか。そうではない? だから第三世代という。

【高薮委員】  すみません、情報に関する技術発展は目覚ましいものがあるので、あまり明示的にしてしまうと、かえって遅れるのではないかとか。

【小池主査】  わかりました。

【深澤委員】  でも要は、要点は私企業と連携協力したっていうところが、多分このGEOSSの2015年からの課題。だから今の最後の2012-2015のGEOSSというのが、要はuser driving GEOSSみたいな形になっていて、そこを多分強調するとprivate sector toという形、プレイベートセクターと連携協力したデータシステムというか、その情報システムをつくるということなのかなという気がする。ただ、これを言ってほんとうにいいのかっていうのはちょっとクエスチョンの部分はあります。今年のGEOSS アジア太平洋シンポジウムで最後にGEO事務局長がやった最後のまとめの演説というのは、すごくある意味で象徴的でした。

【小池主査】  だれが得するか。

【深澤委員】  そう、だれがウィナーかをはっきりさせろという話になってくると必ずこういう形になりますよね。だからそっちを目指すのかどうなのか、ほんとうにいわゆるオペレーショナルというのは僕は基盤的って訳すのですが、観測も実は運用的ではなくて日本語に訳すとそういう感じなのですが、そういうもののそういうサイエンスの部分、あるいはそれはもう象徴的にどこでもオペレーショナルというところでも基盤的なサイエンスが必要になってくるのですが、それがほんとうにウィナーをはっきりさせられるかというと、ちょっと疑問なところもあるし。だからここのところは、今、小池先生が議論してほしいとおっしゃったのはさすがだと思うのですが、これはもっとそれこそほんとうに説明的、そういうところこそ説明的に書かないと、すごくひとり走りする危険がありますよね。first-generation、third-generationの特徴は何なのかというのが、for example by、for exampleといっても、by engaging with private sector to leverage emerging technologiesですものね。これがちょっと説明としては弱いですよね、という気がします。

【小池主査】  third-generationという言葉を使ったということが、要するにまだわかっていないということだと思いますので、それを説明しろというのは何か変なことなのですが、どう言ったらいいですかね。ニーズはその前に出ているからいいんですかね、どうでしょう。

 イノベーティブな、ある私企業なども入ったようなイノベーティブなものを展開していくということを目指すということの趣旨ということでは、まあ、いいんでしょうかね。

【深澤委員】  読み方ですがね。これを本気で何かどこかで議論されのですか。

【小池主査】  いや、このthird-generationというのは1回目のface-to face会合ではよく出たんです。すごくよく出たのでこうなっているんですね。

 ただ、そのときにfirst-generationがこうです、second-generationがこうでというのはあまりきちっと議論はしていなかったので、third-generationと一般的に「次の」という意味があって皆さん使っていたと思うのですが、これは1、2が明示されると、何か次、次って何というのがあるかなと私は思って。

【深澤委員】  はい、わかりました。

【小池主査】  それと最後、私も論点はもうこれで最後にしたいと思うのですが、6)と4の一つ目の黒ポツなのですが、4の一つ目の黒ポツ、先ほど推進官もおっしゃいましたが、この4は現在のinstitutional frameworkをそのまま書いてあるのですが、ところが6)には、先ほどもちょっと電話会議の議論のトーンをちょっとお話ししましたが、3行目にGEO will strengthen its interaction with other relevant international bodiesと書いてあるのですね。それにもかかわらずWMO(世界気象機関)ですというのが4の最初のポツなのです。ここはちゃんと考えたほうがいいのではないかと。別に私、WMO(世界気象機関)がいけないと言っているわけじゃないのですが、こういうふうに片方で言っておいて、やっぱりWMO(世界気象機関)ですというのはちょっとおかしいのではないかというコメントは出してもいいのではないかなと思います。

 いかがでしょうか。

 我々の中では、要するに先ほどUNEP(国連環境計画)の話もありましたが、利用分野が広がってくるので、特定の国連機関の中で動くというよりは、もう少しいろいろなところと距離が縮められるような枠組みがいいという議論はあったわけです。実はfact-to-face会合でそう言ったのは日本だけでした。ほか全員はWMO(世界気象機関)でいいと、近いし、いいという話があったんだけれども、一応私どもはちゃんと考えたほうがいいということは、ここの議論を踏まえて申し上げました。

【福井推進官】  関連しまして、ANNEX 2のところのManagement and implementationのところの上から3ポツ目は、何かそれを議論するみたいなことが書いてあるので、何か矛盾している気もするのですが。

【小池主査】  ですから、ここはやっぱり論旨が合っていないので、この4番目の最初のポツは、ちょっとこういうふうに限定的に書くことはいかがかというコメントを出してもいいんじゃないでしょうか。

【福井推進官】  ANNEX 2のほうに合わせるという感じでしょうか。

【小池主査】  そうですね。0ドラフトですから、そういうふうにここでは書いたほうがいいように思います。

今の議論を整理いたします。コメントは四つぐらいあって、一つが、何カ所かにあるのですが、regional coordinationというのを入れてはどうかということ。それからend-to-endというのは出ていますのでそれはそれでよくて、先ほどtipping pointのところに関して、3章の黒ポツ五つを受けて何かfacilitateとかpromoteというような書き方でこういうものを進めるような文言を入れてはどうか、ということが二つ目です。それから私企業との関係を書くときに、Green Economyをつなげて書くということをしてはどうかと。最後がWMO(世界気象機関)のところということで、このような意見出しをしてはいかがと思いますが、いかがでしょうか。

 今日の議論を踏まえて事務局に意見出しの案文をつくっていただいて、皆さんに展開してとして、提出は15日でしたよね。

【福井推進官】  はい。先生、すみません、tipping pointのところは、委員の先生方との議論を踏まえると、出さないほうがいいという御意見だったと思いますが。

【小池主査】  どうしましょう。

【福井推進官】  GEOの役目はそこまででもない、という論旨のような議論でしたが。

【小池主査】  先ほどの渡辺先生、高薮先生のお考えと書き方に考慮すると、promoteとかfacilitateとかsupportという言葉でそういうものを引用しながら書くのはいいのではないかと僕は承ったのですが。高薮さん、どうですか。

【高薮委員】  最終的に渡辺先生のおっしゃったことに賛成です。ここに書いてありますfacilitate and support the community’s effortsの中でraise awarenessというポイントがあって、私は例えばこのraise awareness and understandingに関して、特にawarenessですね、こういうことがtipping pointとかthresholdということが世の中にあるんだよということにawarenessをraiseしてもらうと。それに対してこのcontinued effortsをfacilitateにsupportするという役割として明示的に書いてあるとすれば大丈夫だと思います。

【小池主査】  はい、ではそういう形に。渡辺先生もよろしいでしょうか。ほかにいかがでしょうか。

【福島委員】  7/9の6)ですが、日本からの意見ということではないのですが、昨年10月にこのGEOと関係の深いGISの分野で、国連の全球の地理空間情報に関する国際会議が開かれ、国連の専門家会議というのがスタートしています。GEOSSとの関連ということの立場に関し、まだ具体的な議論はなく、今すぐに日本から何か意見を、ということはないのですが、このような国連の全球的な地理空間情報に関する会議の専門家委員会というのは発足していますので、少しずつGEOSSとの相互関係も出てくるのかなというふうには思っています。ご紹介までです。

【小池主査】  どうもありがとうございます。よろしいですか。

 大変内容の濃いディスカッションをしていただきまして、ありがとうございます。

 最初に言いましたように、私、自分自身でこれを読ませていただいて大変心強く思いました。ここで議論した内容が色濃く全面に出てきておりまして、こういう活動を通してGEO、次のGEOも含めてリードしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

議題2 リオ+20におけるGEOの取組み

 それでは、次にリオ+20の現在の取組みについて、事務局からお願いいたします。

【福井推進官】  資料2です。リオ+20におけるGEOの取組みです。

 二つイベントを用意してありまして、もう来週の話ですけれども、一つ目は政策に関するパネルディスカッションということで、小池主査にはいろいろ御尽力いただきまして、ハイレベルな出席者も、ポトチュニック欧州委員会委員やイタリア環境大臣、あとアメリカからはジョーンズ国務省次官補に参加していただく予定です。イベントの暫定進行案の説明に進みますが、先ほど申し上げました3名の大臣クラス、もしくはそれに準ずるクラスの方からのご挨拶がありまして、その後パネルディスカッションということです。パネリストはEU、米国、日本からは局長級、あとガボン共和国とかWMO(世界気象機関)、CEOS(地球観測衛星委員会)としてJAXAの本間理事などに出席いただき、上に書いてある二つの課題について、パネリストからのプレゼンテーションがあり、議論を行う予定です。

 最後にまとめとして採択するステートメントのドラフト案は後ろについていま。これも後から主査からお話があるかと思いますが、こういった形で政策的なパネルディスカッションを、日本パビリオンで6月19日に開催します。もしリオ+20に行く方がいらっしゃいましたら、ぜひ参加していただければと思います。

 あと、展示ですが、下の図のとおり、リオ+20の日本パビリオン内に、GEO事務局と共同で、GEOの取組みを、日本の取組みが結構多く入っているのですが、展示する予定です。ここの展示については、JAXA、JAMSTEC、環境省、国土地理院、森林総研、産総研、東京大学の多大な協力をいただきました。ここで感謝申し上げたいと思います。展示のほうにも立ち寄りいただければと思います。

 リオ+20自体は、現在、成果文書の取りまとめの大詰めになっており、まだ確定していないのですが、「技術」のパラグラフでGEOSSの重要性、地球観測の重要性というのがうたわれまして、GEOSSそのものの名前が出てくるように、今現在、交渉を継続しているところです。

 あと、「気候」のパラグラフにも、科学的根拠に基づいたモニタリングと情報の利活用が重要である、というような文言を入れるように交渉しており、GEOの参加各国とも協力したり、参加国でも反対するところがあるのですが、何とか成果文書にGEOSSの名前が載るような形で今現在進んでいるところです。

 以上です。

【小池主査】  どうもありがとうございました。

 今朝連絡が来て、Assistant Deputy Minister of Environment of Canada、カナダ環境副大臣補が、出席してくださり、挨拶をしてくださるとの連絡が来ています。それから、司会はGEO事務局のナターシャ・ブラシェが引き受けてくれました。

 それからステートメントなのですが、WMO(世界気象機関)はジャロウ事務局長ではなくて、First vice President of WMO(世界気象機関)でマウラーさんという方になりそうなのですが、ステートメントの採択はマウラーさんにお願いしてはどうかということで、その方向で今調整をしていま。ご本人がお引き受けいただけるかどうかということも含めて。

 それから、ステートメントは、本パネルディスカッションのアウトカムとして一応参加国で文言を見て、特にECとアメリカのほうからいろいろ修正要求があって、暫定的ではなりますが、おおむね調整された形になっています。

 展示のほうですが、ポスターの展示のところに椅子を並べ、午前と午後1回ずつ、約30分のショートレクチャーが予定されていまして、この中では福島委員、福井推進官などにお話をいただくということにしています。全部で14~15人のスピーカーがいて、お話をいただくということになっています。

 以上ですが、何か御質問とかありますでしょうか。

 よろしければ、次の議題でで、GEOSS アジア・太平洋シンポジウムの報告を行ないます。

議題3 その他

【小池主査】  資料3を用意いただいていますが、GEOSS アジア・太平洋シンポジウムは、GEOSS作業部会もかなり主体的に企画し、運営に貢献しました。GEOSS アジア・太平洋シンポジウムには分科会を設けていますが、各共同議長を務めていただいた各先生方に、感想なども含めて簡単にご報告をお願いしたいと思いますが、深澤委員。

【深澤委員】  私のところは「海洋観測と社会」ということで、あとは共同議長としてはJAMSTECの水野先生と、予定していた共同議長がインフルエンザにかかってしまい、急遽共同議長を交代したということもありました。おもな主題というのは海洋観測なのですが、特にアジア・太平洋の沿岸観測とそのデータを広げていくことに関する問題について議論しました。結論がいろいろと出てきた中、その中のアクションプランの一つとして、海洋観測といいますのはいろいろなものがあるのですが、水産あるいは沿岸のマネジメント、沿岸のマネジメント、それからリソースとかいろいろあります。ただ、今回議論したのは、その中でもいわゆるGCOS(Global Climate Observing System)それからGOOSの地域的な活動プログラムにかかわるような部分を議論しました。

 それで、今、ICO(政府間海洋学委員会)のサブコミッションはたくさんあるわけですが、そのサブコミッションの中の一つであるのが、アジア太平洋ですがWESTPAC(西太平洋海域共同調査)が非常に活動は大きいですね。文科省は環境エネルギー課の隣が担当部署ですね。そのWESTPAC事務局長宛に、少なくとも常にそれがデータのシェアで障害になるわけで、少なくともデータのディレクトリーを管理するような、そしてそれが広げていくことができるような、あとはバイラテラルに持ち込めるようなデータシステムをつくらないと、この後の沿岸域マネジメントは無理だろうという話を事務局長に、ICO(政府間海洋学委員会)というところは非常にお堅いところですから、WMO(世界気象機関)と同じで、GEOSSアジア太平洋シンポジウムの共同議長がおいそれと手紙を書ける相手ではないのですが、そこのところはよく知った仲ということで書かせていただきました。返事をいただいて、それについてWESTPAC(西太平洋海域共同調査)でこれから議論を始めるというお約束をもらいました。

 それと同時に、国内のWESTPAC委員会、これはUNESCO国内とICO(政府間海洋学委員会)分科会の中にあるわけですが、そこでも議論をしていただきまして、次のICO(政府間海洋学委員会)の少なくとも議題にのぼるのは。今度は執行委員会で大変なのですが、その中での話し合いをしてもらうということを、まさに一昨日ですか、それをお願いしました。

 それから、あとはアジアの中では次に今年の11月にイワプソがあるわけですが、その中でアジアの地域的な活動なデータカタログセンターについての議論を、その一つのサブワーキンググループの中につくるという運びで今動いています。

 それから、あとNSFの下のファンドで動いている計画なのですが、リサーチコネクティングネットワークかな、その中でデータディシミネーションの議題の中に、私、中国、インドが入った形で今まさに議論が進んでいまして、9月には結論が、レポートが作成される予定で、今、そういった運びです。

【小池主査】  その後の進捗も紹介いただきまして、ありがとうございます。何かすごく進んでいるという感じですね。

【深澤委員】  いや、ここまでは進むのですがね、この後が大変です。

【小池主査】  では、山形委員お願いします。パワーポイントのコピーもいただいていますが。

【山形委員】  「森林炭素トラッキング」に関しましては、新しいGlobal Forest Observation Initiative(GFOI)が2011年から開始していますので、実際その活動が中心になって、その研究開発をFCTが担うという構造に、実際なってきています。これはGEOの中ではオペレーショナルなイニシアティブということで、なかなか国際交渉のほうが前進をしていませんけれども、ポスト京都のREDD+のモニタリングシステムに貢献するということで、いろいろなデータの提供、特にリモートセンシングデータの提供ということで、幾つかの国がそれらと連携してその実際にモニタリングの試行を進めつつあるという点ではかなり前進しています。ですが、まだそれを公式にオペレーショナルにIPCCが了承してUNFCCCで使うというようなことから見れば、まだまだ遠い状態で、一つの方法ということでありますが、それがだんだん認知されるようにはなってきている、ところだと思います。

 今回、東南アジア、南アジア、そして日本の関連する研究者の方にその現状について、特に日本からは最新の技術発展の状況について報告をいただきましたが、実はこのFCTを立ち上げた、ちょうど4年前に、その時と全く同じ部屋が割り当てられて興味深かったのですが、その次を議論する機会となりました。このGFOIが立ち上がったことで、FCTの次はどうかな、ということだったのですが、私のほうでは特にやっぱり森林は何よりもCO2の排出削減ではなくて、むしろ例えば温暖化に対する影響を緩和するということのほうも重要な意味があるということで、一面的な見方ではなくて、温暖化対策という意味では同じかもしれませんが、適応という観点をもう少し考慮したモニタリングが必要なんじゃないかというようなことを議論いたしました。

 先ほどのthreshold、tipping pointの話とも若干かかわるかもしれませんが、確かに気候変動のtipping pointというと、科学としてはこれから議論があると思うのですが、例えば森林や、泥炭地の火災に限定すると、科学より、むしろ観測のほうで先に何か非線形現象的なものをつかまえるという可能性もあります。そのあたり、少しは貢献できる芽があるのかもしれないなというふうには思っています。

 以上です。

【小池主査】  どうもありがとうございます。それでは、二宮委員。

【二宮委員】  農業ワーキンググループは今回が始めて立ち上がりました。今までも農業系のいろいろな観測系の活動はあったのですが、ある種の最大の課題というのは、衛星系と、先ほどから話題になっている地上系のグループというのが、ほとんど一緒に何も活動してこなかったことです。これを一度、どうやったらそれぞれが両方を統合して、その統合を重要と思いながらなかなかできていないことは何かという点、具体的に何をやろうかというか、ということをディスカッションする場にしようと最初に決めて進めました。

 どちらにしても今回初めて、ということで、まずお互いにどういうリソースを持っているかということを、お互いに見せ合う、ということをやった上で、天候の条件が悪かったこともあり、短い状況でいろいろな発表を突っ込んで情報交換することから始めました。

 共同議長としては、GEO GLAMのアジアのある意味代表であるISRO(インド宇宙研究機関)になっていただき、もう一方はかなり意図的なのですがWMO(世界気象機関)、農業気象コミッションの議長をやっている韓国気象庁に来ていただきました。その最大の理由は、WMO(世界気象機関)のほうでもかなり農業系のいろいろことをやる、とおっしゃっていて、一体どういう仕分けをしていったらいいか、という点を現実的に議論したかったということもあってお呼びしたわけです。時間をかけてきた議論としては、3人で事前にある種のリコメンデーションのドラフトを作り、ワーキンググループからリコメンデーションはある種のオーソライズとして出す予定だったのですが、悪天候により、その場を失ったしまったというのが最大の我々にとって問題だったわけです。どの機会にもう一回、日を充てるのかちょっとわかりませんけれども、中身はそれなりにまとまっていますので、それはどこかで少しきちんともう一回出したいと思っています。

 たまたまですが、その翌日に、東大でキーパーソンだけ集まって行う会合を既にセッティングしてあったものですから、具体的にこのアジア太平洋でどういう活動をしていったらいいかということに関しては、まだちょっと文書としてはきれいにまとめきっていませんけれども、その場で相当の議論はできました。また、GEO GLAMとどういう関係を持つのか、あるいは我々として別途活動をするのかといったことまで深めたそれなりの議論ができました。次回に向けての、ある種の土台はできたように思います。以上です。

【小池主査】  どうもありがとうございます。

 矢原委員がご欠席ですが、「アジア太平洋生物多様性観測(APBON)」のグループをリードされて議論をおまとめいただきました。

 それから私の担当は「アジア水循環イニシアティブ」で、これまで10回程度の会合を持っていますが、アジアから30人ぐらいの方においでいただいており、第1期のデータの統合というのは全部完了しまして、1か国1河川のすべてのデータがGEOSSに投入され、品質管理が全部行われ、資料にメタデータとメタデータが全部ついて公開されているということまでいきました。18あるうちの13の分布型、流域で分布型流出モデルができ上がって、そして気候変動の影響評価が実施されています。

 それを踏まえ、第2期をどう進めるか、という点を議論させていただいて、水と気候はいろいろ議論しているのですが、水と農業とか、水とエネルギーとか、水と健康といった分野をつなぐような計画案をつくるということで、それを次のステップとしようということで意見交換を行いました。各国の代表にあらかじめ準備してきてもらっていて、それぞれの国の状況を説明していただきながら意見の集約をしたところです。10月の初めに次回会合を開催して、骨子案ですかね、第2期実施計画の骨子案を策定する予定です。

 順番が逆になりましたが資料をご覧いただきまして、本シンポジウムは我が国がホストで開催し、GEO事務局長の説明に加え、神本政務官においでいただき、それから会場側からは毛利館長、そして基調講演として日本学術会議の大西会長に震災関連の話をいただきました。出席が21か国283名ということで、大変有意義な会合であったと思います。

 最後に、この資料の最後につけたとおり、リオ+20に向けた東京宣言を採択しました。採択に先だってパネルディスカッションをやりましたが、分野連携を具体的にどうやって進めるかという議論をした中で、私と矢原先生は隣同士だったのですが、そこで話がパッとまとまりまして、5月の連休中にカンボジアで農業と生物多様性と、私たち、水と気候のグループで現地視察とステークホルダー会議を開催いたしました。大変有意義でありました。

 以上がご報告です。何か皆さんのほうから、御質問とかあるいは追加の説明等、あでしょうか。よろしいですか。

 そのたの報告として、深澤委員とAISTの岩男さんがワークプランシンポジウム等、4月、5月に行われた会合にご出席ですが、深澤委員のほうから何かご説明はありますか。

【深澤委員】評価・モニタリングWGとして出席しており、議長をやっているのがカナダです、次期のM&Eの活動を踏まえた方針について相談したのですが、話としては今回、GEOの活動フレームワークが非常に変わって、評価の方法あるいはモニターの方法がかなり変わるという説明が最初にありました。構造に関する計画管理運営委員会と社会利益に関する計画管理運営委員会、それぞれに分かれて、今年度の実行状況と、それから2015年までの目標が報告されました。岩男さんもその中の1人として大変立派なわかりやすいプレゼンをしていただいたのですが、私の感想としては、みなそれなりにやっていて、それ自身は次の執行委員会にも本会合にも出てくると思いますが、なかなか今までの進み方と違っている部分があるわけですね。良いところも悪いところもあるのですが、いわゆるタスクマネジャーと、それからあとコミュニティオブプラクティス、それからあとそれぞれのタスクですね、実はそれの関係をいまいちよく把握していない発表者が多かったのではないかという気が非常にしました。ですから、この先、特に今度は計画管理運営委員会が各タスクの進行状況を把握するという非常に大きな責任を持つわけですが、やや大丈夫かなという面は少し持ちました。

 もちろん最初の10年間の実施計画があって、それぞれにもちろんギャップがあり、それぞれが去年や、その前にも聞いたギャップと同じギャップが残っているところもあったのですが、そのギャップを埋める努力はしているという話と、それから明らかに前回、前々回、例えば北京の閣僚級会合の折に比べて明らかに進歩があるという感触は持ちました。

 以上です。岩男さん、補足してください。

【産業技術総合研究所(岩男)】  産総研地質分野研究企画室の岩男と申します。

 今、深澤先生のおっしゃったことがほぼすべてですが、補足させていただきますと、3日、4日と計画管理運営委員会の会議というものが開催されました。日本からは東大の柴崎先生、JAXAの三浦さんがCEOSの代表として参加され、あとは私の3名が残り二日間の会議に参加してきました。

 ご存じのように計画管理運営委員会というものが新しくできまして、旧ADCが構造に関する計画管理運営委員会、それ以外にCBC、UIC、STCといっていたようなものが組織関する計画管理運営委員会になり、今までなかった社会便益分野についても新しく計画管理運営委員会を立てて進捗管理を行いましょうということになりました。初日が各計画管理運営委員会の会議で、金曜日に各計画管理運営委員会の合同会議を行いました。構造としては今までどおりタスクリード、あるいはコントリビューターというものの上にコンポーネントリードというものを立て、さらにそれを複数のコンポーネントをまたぐタスクコーディネーター、さらにその上にボードという複雑な構造になっています。深澤委員がおっしゃったように、だれがどういう役割を持っているのかというところが議論の中心的な内容でした。

 構造に関する計画管理運営委員会では、GCI(GEOSS共通基盤)の話や、データの共有をどうするか、それから今後、今足りないデータをどうつくっていくのかといった話をしていました。

 金曜日については、次期事務局長が入りまして、役割分担みたいな話を中心的に行い、一通り執行委員会に各自の役割が何であるかということが報告できるような状況にはなっているところです。

 あと、日本からの、ボードあるいはタスクコーディネーターへの参加という点では、、柴崎先生と私がボードのメンバー、この2名のみ。タスクコーディネーターは私だけで、ポイントオブコンポーネントリードがJAXAの三浦さんで、もっと貢献してほしいという意見は全般にありました。特に能力開発やユーザー連携といったところへの貢献の期待というのが、この会議が終わった後からも私のところに個人的に来たりしていますので、ぜひ積極的に貢献していただければと思います。

 実際には議論があまりまとまらなかったので、このままですとイグアスでの本会合まで次の会議がないので、どこかでもう1回会議をしなきゃいけないかもしれないといった話まではありました。

 以上です。

【小池主査】  どうもありがとうございました。

 ワークプランシンポジウムは、3回目か4回目だと思いますけれども、今回、特にワークプランの構成が変わったので、いろいろ混乱もあると思いますが、こういうものを進める議論の一番重要な場であので、皆さんのほうから何か御質問等あでしょうか。よろしいですか。

 最後に評価・モニタリングWGの報告をお願いします。

【深澤委員】  GEOの評価・モニタリングWGで、これが5月29日から31日にローマで開かれました。参加者は、評価チームの会合も行われたために総勢13名と多くなっています。

 第1日目、議事の要点はともかくとして、どういうことが決まったかというところを、時間もないので簡単に申し上げますと、要は今までパフォーマンスインディケーター(活動計測指標)というのを設定して、それで評価とモニターを行うということが、M&Eの課題にあったのですが、実際問題としてパフォーマンスインディケーターを決めるのは、決められるものもあるし、決められないものもあって非常に難しいということで、戦略目標に記載された進捗は何によって示されるかという部分がありますが、もう単純にそれを測定指標として使用することにしようではないかという話になりました。

ただ、この場合の問題というのは、定量的でないものがほとんどですので、一つ一つのタスクレベルにまで調査をする必要が生じてくるということがあります。となってくると、一番最初にT3で頑張って作ったものが非常に重要な役割になるのではないかということは、実はM&Eのワーキンググループの中では再認識されていますが、今そちらの方向に話が進んでいないのですよね、これについては新しい、次の、次期事務局長のもとでの事務局長とうまく調整をとっていこうという方向が出来つつありまHした。

 それから第2日目。今回、「第三次評価内容」と「第三次評価から学んだ事」というところが非常に重要だったわけですが、大事な部分は、第三次評価の結果が厳しくて、これじゃあ、だれもやる気なくしちゃうんじゃないかと。活動はボランティアだというのにこんなことまで言われていいのか、ということが結構多かった部分がありました。実は評価する側は、私も読んでいてかわいそうだな、と思って部分もあるのですが、ただ、いずれにしても執行委員会から評価チームの評価を上に上げなくてはいけない。その際にレターを書くわけですが、その評価の内容の中から、特にこれは留意してほしいという部分ですね、つまりもう少し前向きに先に行ける部分、そしてそれぞれのタスクが成長中であるということを数点挙げることにしまして、多分今週終わりぐらいに議長から、当レター案がみんなに示されて見ることになります。

 それから、第3日は第四次評価、次の評価を話し合いました、第四次の評価の手順の確定、これは手順は今までどおりの手順でいくのですが、第四次評価の評価については、今年度の第三次というのは実は一月遅くなっているのですが、そうではなくて昨年よりも1カ月早く、つまり9月にはもう評価をスタートさせようということになりました。ですから今月の中ごろから終わりにかけて事務局から、執行委員会開催の前にそれの評価者の推薦を各国に出して、それで、それの結果をM&Eでもんで、大体いつの場合でもメンバーは足りなくて困るぐらいなのですが、それを執行委員会にかけられるようして、9月には評価の仕事をスタートさせようというのが決定事項です。

 それから、あともう一つ重要なのは、評価チームメンバーの半固定化の検討が第22回執行委員会のアクションアイテムとしても出されており、いろいろ議論したのですが、これまで過去3回のメンバーの推薦を見ると、実はほとんど同一人物であるのが多いんです。ですから、特に半固定化を制度とする必要というよりは、むしろ被評価分野の知識を持つ評価者、そういう知識を持つ専門者を含める必要があるとの回答を執行委員会に提出するということになりました。ただし研究者でなく、タスクリーダーではないというののが、評価・モニタリングWGのフレームワーク資料に定義される評価者になる資格なのですが。

 全体的な会合の流れとしては、今回いろいろ中山先生にもご苦労いただいて、どうもありがとうございました。いろいろ進んだのですが、やはり評価チームの中でも、メンバーの地域的なバランスが話題になりました。 以上です。

【小池主査】  どうもありがとうございます。

 これもGEOを運営していく上で非常に重要なプロセスで、委員会に深澤先生が入っておられて、評価委員に中山先生、今回の場合は入って……。

【深澤委員】  今回は中山先生、前回はJAXAの五十嵐さんが入っていましたね。

【小池主査】  どうもありがとうございます。

 何か御質問等あでしょうか。

 本日用意されていた議事は以上だと思います。最後に事務局から何かあでしょうか。

【福井推進官】  いつものとおりです。議事録を後でメールでお送りしますので、修正等あればご指摘いただければと思っています。

 あと、旅費・行程の確認のための紙をお配りしていますので、ご確認いただければと思います。以上です。

【小池主査】  それでは、これをもちまして第14回作業部会を終わりますが、次はしばらくないんですね。

【福井推進官】  執行委員会が7月の最初ですが、その前には開催は予定していませんので、今度はだから本会合の前まで、ということですね。

【小池主査】  大体9月から10月ぐらいの時期に、また日程調整をさせていただいてお集まりいただくということになると思います。どうぞよろしくお願いいたします。

 本日はどうもありがとうございました。

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