資料3

拠点における研究開発機能について(議論のたたき台)

1.推進すべき研究開発について

○次世代スーパーコンピュータを用いて行う研究開発としては、以下のような、シミュレーション研究(計算科学)やコンピュータシステムに関する研究開発(計算機科学)などがある。

推進すべき研究開発の例:

(1)シミュレーション研究(計算科学)
  • 各分野(物質・材料、生命科学、地球環境・防災、エネルギー、航空・宇宙等)におけるシミュレーション研究
    (研究対象のモデル化、数値アルゴリズムの研究開発、アプリケーションソフトウェアの開発、数値計算の実施、計算結果の解析)
  • 従来個別的に開発されてきたモデルを相互に連結するための新たな計算手法の開発 等
(2)コンピュータシステムに関する研究開発(計算機科学)
  • 並列プログラミング、実行処理の最適化、可視化、ネットワーク等の研究開発 等
(3)シミュレーション研究と計算機科学の融合的・学際的な研究開発
  • 計算機の設計等と連携したシミュレーション研究
  • シミュレーション研究のニーズ等を踏まえた計算機の設計
  • 数値計算と同時に実施する大規模データの可視化解析技術 等

2.研究開発の進め方について