資料2

作業部会の検討課題及び当面の検討の進め方について(案)

1.検討課題について

 次世代スーパーコンピュータについては、平成24年の完成を目指し整備が進められているが、本施設を最大限に活用し、優れた研究成果等を創出していくためには、同施設の効果的・効率的な利活用に向けた検討を進める必要がある。
 具体的には、供用開始までに以下の事項について検討する必要がある。

  1. 利活用についての基本的な方向性
    • 1次世代スーパーコンピュータを中核とする拠点形成の必要性及び拠点の有する機能について(教育研究のグランドデザイン
    • 2次世代スーパーコンピュータを共用する際の基本的な考え方(理念)について
  2. 具体的な事項
    • 3拠点が有する機能(研究開発、人材育成等)の具体化に向けての方策について
    • 4共用にあたり検討が必要な事項について
      • 課題の選定及び利用者支援を行う登録機関の具体的な業務や体制
      • 研究成果の取り扱いや利用料金等の考え方
      • 課題選定の具体的なあり方 等
    • 5その他

 また、特定先端大型研究施設の共用の促進に関する法律に基づき、平成18年7月に定められた「共用の促進に関する基本的な方針(以下、基本方針)」については、施設整備の進捗状況に応じて検討(見直し)を行うこととなっていることから、本年4月以降、学会・研究機関等からの意見等を踏まえて見直す必要がある。

 以上の状況から、本作業部会における当面(平成20年6月頃まで)の検討事項として、1及び2を中心に検討を行うこととし、検討結果については、6月以降の35に関する検討に反映させることとする。
 なお、基本方針の見直しの方法については別途検討する。

2.当面の検討の進め方について

(1)議論進行に当たっての基本的考え方

  • 毎回、有識者からのヒアリングを実施するとともに、議論を行うテーマを設定し、そのテーマを中心に検討いただく。
  • 事務局において、毎回のテーマに沿って、これまでの情報科学技術委員会WG等での議論を踏まえた「議論のたたき台」を作成し、これをベースにご議論いただく。
  • 毎回、前回までの審議経過を作成し、検討結果を整理する。

(2)当面のスケジュール

  • 第1回 平成19年12月26日
    • プロジェクトの概要説明
    • 当面ご議論いただきたい事項について
  • 第2回 【拠点形成の考え方】(2月14日)
  • 第3回 【研究開発及び利用者支援】(3月12日)
  • 第4回 【研究開発及び利用者支援、人材育成】(4月頃)
  • 第5回 【研究成果等の集約・蓄積・共有、理解増進等】(5月頃)
  • 第6回 【とりまとめ】(6月頃)
  • 第7回 【予備】(6〜7月頃)