平成21年3月27日
科学技術・学術審議会研究計画・評価分科会地球観測推進部会
平成19年11月の第4回地球観測サミットにおいて、全球地球観測システム(GEOSS)10年実施計画に関する国際協力の強化等を盛り込んだケープタウン宣言が採択され、さらに平成20年7月のG8北海道洞爺湖サミットにおいてもGEOSSに関する取り組みの加速が言及されるなど、地球観測の重要性に対する国際的な認識が高まっているところである。
このような動きを受け、GEOSS10年実施計画の推進を担う国際的な枠組みである地球観測に関する政府間会合(GEO)では、GEOSSにおけるデータの共有、10年実施計画の達成目標の見直し、参加国・機関におけるGEOSSの下での取り組みの評価等の重要事項についての議論を開始しており、今後我が国が地球観測において国際的なプレゼンスを示していくためには、GEOSS10年実施計画の推進にかかる有識者及び関係府省庁・機関間の連携をより強化し、我が国一丸となった対応を行う必要がある。
このため、GEOSSへの我が国の対応策を検討する場として、地球観測推進部会の下に「全球地球観測システム作業部会」を設置する。
作業部会の設置が決定された日から平成23年1月31日までとする。
本作業部会の庶務は研究開発局海洋地球課地球・環境科学技術推進室が処理する。
研究開発局海洋地球課地球・環境科学技術推進室