ナノテクノロジー・材料科学技術は、平成13年に閣議決定された第2期の科学技術基本計画において重点的に推進することとされる等その重要性が強く認識されてから10年以上が過ぎたが、依然として、新たな科学技術の先端を切り拓くとともに我が国の基幹産業を支える国際競争力の高いコア技術として、社会において果たす役割は増すばかりである。
ナノテクノロジー・材料科学技術が分野横断技術として広範な分野で普遍的に用いられるようになったことにより、より多くの社会的課題の解決の鍵となることが予想される。第7期ナノテクノロジー・材料科学技術委員会においては、基本的考え方について以下のように整理するとともに、推進体制と方策について検討を進め、中間取りまとめとして重要と考えられる項目を示した。
今後は、必要に応じ、これらの基本的考え方のもと、特に重点的に取り組むべき研究課題や社会的課題とそのアプローチ方策について更に精査することとしたい。
平成26年12月
五十嵐正晃 | 新日鐵住金株式会社技術開発本部フェロー・先端技術研究所長 | |
伊丹 敬之 | 東京理科大学大学院総合科学技術経営研究科教授 | |
射場 英紀 | トヨタ自動車株式会社電池研究部長 | |
大林 元太郎 | 東レ株式会社E&Eセンター顧問 | |
岡野 光夫 | 東京女子医科大学先端生命医科学研究所長・教授 | |
長我部信行 | 株式会社日立製作所理事/ヘルスケア社CTO | |
片岡 一則 | 東京大学大学院工学系研究科マテリアル工学専攻教授 | |
主査 | 川合 知二 | 大阪大学産業科学研究所特任教授/独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構技術戦略研究センター長 |
北川 進 | 京都大学物質-細胞統合システム拠点拠点長 | |
栗原 和枝 | 東北大学原子分子材料科学高等研究機構教授 | |
小池 康博 | 慶應義塾大学理工学部教授 | |
小長井 誠 | 東京工業大学大学院理工学研究科電子物理工学専攻教授 | |
小林 昭子 | 日本大学文理学部化学科上席研究員/東京大学名誉教授 | |
榊 裕之 | 豊田工業大学学長 | |
曽根 純一 | 独立行政法人物質・材料研究機構理事/独立行政法人科学技術振興機構研究開発戦略センター上席フェロー | |
田中 一宜 | 独立行政法人科学技術振興機構研究開発戦略センター上席フェロー | |
常行 真司 | 東京大学大学院理学系研究科 教授 | |
橋本 和仁 | 東京大学大学院工学系研究科応用化学専攻教授 | |
福島 伸 | 東芝株式会社研究開発センター首席技監 | |
松下 祥子 | 東京工業大学大学院理工学研究科准教授 | |
三島 良直 | 東京工業大学 学長 |
平成25年5月20日(月曜日) 15時~17時
平成25年6月27日(木曜日) 10時~12時
平成25年8月9日(金曜日) 13時~15時
平成26年1月14日(火曜日) 15時~17時
平成26年6月9日(月曜日) 15時30分~17時30分
平成26年8月1日(金曜日) 10時~12時
平成26年9月1日(月曜日) 15時~17時15分
平成26年10月17日(金曜日) 10時~12時
平成26年11月13日(木曜日) 10時~12時
研究振興局参事官付