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情報科学技術委員会・次世代スーパーコンピューター共用ワーキンググループ(第4回) 議事録

1.日時

平成18年6月22日(木曜日)10時~12時

2.場所

国立情報学研究所(学術総合センター)12階1208会議室

3.議題

  1. 特定高速電子計算機施設の共用の促進に関する基本的な方針(案)に関するパブリックコメントの結果について
  2. 次世代スーパーコンピュータの共用ワーキンググループにおける意見の整理について
  3. その他

4.議事録

(◎主査、○委員、△事務局)
(1) 特定高速電子計算機施設の共用の促進に関する基本的な方針(案)に関するパブリックコメントの結果について

<事務局から資料2に基づき特定高速電子計算機施設の共用の促進に関する基本的な方針(案)について説明>

委員 前回の資料では、「第3特定高速電子計算機施設利用研究に関する事項 5研究機能等の構築」で、登録機関が高度な研究や人材育成をするという形で書かれていたと思うが、現版では表現が変わったように思うが、何か理由があるのか?
事務局 基本的にはほとんど変わっていない。
委員 前回の資料では「本施設が」という書き方だったので、積極的にやるという表現であるが、今回の資料では「本施設を活用することにより」となっており、施設が主体的に活動しなくてもよいという、少し逃げた印象を受ける。研究者を施設で持たなくてもよいと読めるとすると、施設の構成や運用に変更が生じる。
事務局 「必要である」や「重要である」という表現を使用している部分は状況説明に関わるものであり、2段落目で次世代スーパーコンピュータ(以下、次世代スパコンと略す)において人材育成に関する機能を果たしていくことを明確にうたっている。
委員 事務局の説明で理解した。
主査 本施設が長期間、重要な役割を果たしていく際には、施設自身が研究機能を持つことが重要という点は本ワーキンググループ(以下、WGと略す)の共通の認識である。
委員 最後に地球シミュレータに言及している部分があり、述語が「連携が図られる」と受身形になっているが、次世代スパコンと地球シミュレータの関係を指摘するニュアンスがあるということか?
事務局 そのとおりである。先ごろ、理化学研究所と海洋研究開発機構の間で協力協定の締結が行われたが、協定に基づく具体的な活動を図るよう促しているということである。
委員 次世代スパコンが完成する頃には、国内に地球シミュレータを上回る計算機が存在していると思うが、基本的な方針の中の地球シミュレータに関する部分はどういう意味を持つのか?
主査 次世代スパコンの開発中における連携のことだと理解している。
事務局 主査の理解のとおりである。アプリケーションの開発や運営のマネジメントなど地球シミュレータに学ぶ事が多く、きちんと学んでいくことを現在の方針とすることを意味している。
委員 基本的な方針は、完成した施設の共用を議論していると思っていたが、いかがか。
主査 その点は会議の最初に確認している。共用がうまくいくためには、今からいろいろと考えていかないといけない。完成までの準備期間において活用に向けた趣旨の文章が入るのは構わないと思うが、いかがか?
事務局 構わない。基本的な方針の冒頭にあるように、進捗状況に応じて検討を行って、方針に反映させていく。現時点での基本的な方針として、地球シミュレータの先例の重要性を認識して学び、施設の運用前に方針を見直すということはWGにおいて随所に申し上げてきた。
主査 この点は計算機科学・計算科学に関係するコミュニティ全体の問題だと思う。次世代スパコンにコミットしていくときの基本的なスタンスとしてコミュニティの方が十分意識しないといけないと思う。
委員 地球シミュレータは完成した当初に比べて、国の大型施設という位置付けに進んでいったという事実があり、次世代スパコンに向けた1つのステップという位置付けがなされてきたという事実の問題がある。
委員 次世代スパコンと連携を図るとすると、地球シミュレータのレベルアップが必要になるのではないか。
委員 確かに、地球シミュレータのこれまでの活動を参考にするということであれば問題ないが、連携を図るという文章は、地球シミュレータと次世代スパコンが一緒にやっていくことを保証する意味で捉えられるのではないか。
事務局 文部科学省としては、地球シミュレータという国家プロジェクトの成果と積極的な連携を図っていくことを明確にしなければ、財政当局に対して次世代スパコンの説明がつかなくなると考えている。文部科学省の政策ポリシーとして現時点で地球シミュレータとの連携を明確にしていきたいと考えており、理解いただきたい。
委員 「連携が図られる」と受身形になっているが、理化学研究所や登録機関を主語として「連携を図る」としたほうが意味がはっきりすると思う。
事務局 基本的な方針は地球シミュレータを監督している海洋研究開発機構について定めるものではないので、受身形としている。
委員 「第3特定高速電子計算機施設の施設利用研究に関する事項 1実施すべき施設利用研究」に研究課題の選定を「登録機関が選定委員会の意見を聞きつつ行うことになる。」とあるが、「登録機関に設置された選定委員会が行う」でいいのではないか?
事務局 選定委員会が登録機関の中に置かれてしまうだけでいいのか、という議論がWGであり、選定委員会のポジションが確定していない。選定委員会を設置することは間違いなく、選定機関と登録機関の関係は今後整理していく事項であるので、こういう書き方にしている。

<資料2 特定高速電子計算機施設の共用の促進に関する基本的な方針(案)は修正なしで了承された>

主査 この基本的な方針は6月30日(金曜日)に官報に公示される。

(2) 次世代スーパーコンピュータの共用ワーキンググループにおける意見の整理について

<事務局から資料3に基づき次世代スーパーコンピュータの共用ワーキンググループにおける意見の整理について説明>

主査 意見の整理は、今後どうなるのか?
事務局 次の基本的な方針の見直しのときに幅広くコミュニティからのボトムアップのご意見を承れるように議論の調整をしていく。
主査 次世代スパコンを実現していく際に、コミュニティの方に情報を広め議論を行うことにより、有効なものになることを期待している。

<資料3 次世代スーパーコンピュータ共用ワーキンググループにおける意見の整理(案)は修正なしで了承された>

(3) その他

<事務局から資料4に基づき情報科学技術に関する研究開発の推進方策(案)について説明>
<事務局から資料5に基づき次世代スーパーコンピュータプロジェクトの当面のスケジュールについて説明>

主査 コミュニティの意見の反映の仕方はどうなるか?
事務局 次世代スパコンプロジェクトの本格的な始動に合わせて意見の整理を公表し、情報課を窓口として意見を承り、理化学研究所へ伝えるという形になると思う。

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