「首都直下地震防災・減災特別プロジェクト」の中間評価方針について(案)
平成22年6月
地震・防災研究課
1. はじめに
文部科学省における研究開発に関しては、「国の研究開発に関する大綱的指針(平成20年10月31日内閣総理大臣決定)」および「文部科学省における研究及び開発に関する評価指針(平成21年2月17日文部科学大臣決定)」(以下、「評価指針」という。)により、評価を行うこととされている。
「首都直下地震防災・減災特別プロジェクト」は、プレート構造調査で地震の姿を明らかにする一方で、建物の耐震構造技術の向上ならびに災害対応体制の確立により被害軽減に資することを目的として、平成19年度より開始し、平成23年度まで実施されるものである。
当該プロジェクトについては、中間評価を受けることとされている。公正を期するため、評価は、科学技術・学術審議会研究計画・評価分科会の下に設置されている「防災分野の研究開発に関する委員会」(以下、「委員会」という。)において実施することとされている。
なお、評価結果に関しては、研究計画・評価分科会に報告する。
2. 評価対象課題
当該プロジェクトの以下の課題に対して評価を行う。
課題1 首都圏周辺でのプレート構造調査、震源断層モデル等の構築等
課題2 都市施設の耐震性評価・機能確保に関する研究
課題3 広域的危機管理・減災体制の構築に関する研究
3. 評価の方法
研究代表者等による発表・質疑応答を実施し、各委員が中間評価シート(別紙1)を作成する。それに基づき事務局は、中間評価票(別紙2)を取りまとめ、主査及び各委員に照会する。
なお、研究代表者等から委員会への事前提出資料は以下とする。
1) 研究概要説明資料(別紙3)
2) 上記資料に沿った説明資料(パワーポイント等)
4. 時間配分
課題毎に発表時間20分、質疑時間10分、全体総括質問10分とする。
5. 研究に関係する委員の対応
当該課題に関係する委員(別紙4)は、その評価を行わないものとする。
6. スケジュール(予定)
6月29日(火曜日) 中間評価の実施
7月 1日(木曜日) 中間評価シート(別紙1)提出の最終〆切り
7月12日(月曜日) 中間評価票(事務局案、別紙2)をメールにて各委員に照会する。
7月16日(金曜日) 中間評価票(事務局案、別紙2)への意見の〆切り
7月22日(木曜日) 次回の委員会(第59回)での中間評価案の検討
8月26日(木曜日) 研究計画・評価分科会にて中間評価結果を決定
研究開発局地震・防災研究課防災科学技術推進室