資料6 先端計測分析技術・機器開発プログラムにおける平成26年度概算要求に向けた検討事項

ア)「ライフイノベーション」領域について、(1)ターゲットを測定するための診断技術・機器、(2)ターゲットを解明するための計測分析技術・機器を重点的に開発していくべきか。
(当該領域を巡る動向)
・経済政策「アベノミクス」の第三の矢である成長戦略の基本的考え方では、健康寿命伸長産業の育成が提言されている。また、政府として戦略的に取り組むため、健康・医療分野の成長戦略として、健康・医療戦略が策定される予定である。
 ・総合科学技術会議では、科学技術イノベーション総合戦略が策定され、医療機器分野の産業競争力強化(最先端の技術の実用化研究の推進を含む)が提言されている。
・これらの政府指針等を踏まえ、将来的な製品化、市場シェア獲得を念頭におきながら、開発ターゲットをシャープに絞り、本事業で真に重点投資すべき研究開発領域、研究開発フェーズの取組を加速していく必要がある。

イ)その他、重点開発領域として新たに設定すべき領域はあるか。(「構造物の劣化・損傷等を点検・診断・予測する技術」「PM2.5等の環境汚染物質等の把握」等)

ウ)これまで小委員会が進めてきた「知的創造プラットフォーム」の議論を、現在議論されている「研究開発プラットフォーム」の中でどう展開・発展させていくか。

エ)平成16年度に本プログラムを開始してから10年目にあたる中でどう展開・発展させていくか。

※ なお、ライフイノベーション領域、グリーンイノベーション領域、放射線計測領域の26年度以降の事業のあり方については、JSTに置かれた推進委員会や領域別分科会での検討や、ワークショップでの検討に委ねることを予定。
※ また、開発成果の活用・普及促進タイプについては、JSTに置かれた推進委員会において、これまでの取組の成果・課題に関する検証を踏まえた対応を予定。

(参考)当面の審議スケジュール(案)

6月13日 先端計測分析技術・システム開発小委員会

・本小委員会の調査検討事項を議論
 → 6月後半以降、タスクフォースを数回開催し、JST(推進委員会、領域別分科会等)からの報告内容も踏まえつつ、詳細な議論を実施。小委員会委員にも議論の状況を常に共有。

7月30日 先端計測分析技術・システム開発小委員会

 ・平成26年度の概算要求内容を審議・決定

9月以降、小委員会及びタスクフォースにおいて、更に詳細な調査検討(ヒアリングを含む)を行い、平成26年1月に、「平成26年度におけるプログラム実施の基本方針(仮称)」を策定。

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