【資料1-3】大強度陽子加速器施設評価作業部会の設置について

科学技術・学術審議会
先端研究基盤部会
研究計画・評価分科会原子力科学技術委員会
学術分科会研究環境基盤部会

1.設置の趣旨

 大強度陽子加速器(J-PARC)計画は、原子力委員会及び学術審議会加速器科学部会により合同で設けられた評価専門部会において事前評価(平成12年8月)が実施され、独立行政法人日本原子力研究開発機構(当時、特殊法人日本原子力研究所)と大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構(平成16年4月より法人化)の共同プロジェクトとして、平成13年より建設が着手された。

 また、平成15年12月には科学技術・学術審議会学術分科会基本問題特別委員会及び研究計画・評価分科会原子力分野の研究開発の評価に関する委員会の合同の評価作業部会において、平成19年6月には科学技術・学術審議会学術分科会学術研究推進部会及び研究計画・評価分科会原子力分野の研究開発に関する委員会の合同の評価作業部会において、それぞれ中間評価が実施された。

 本計画については、前回の中間評価実施以降5年が経過しており、「文部科学省における研究及び開発に関する評価指針」(平成21年2月17日)等により、大規模研究施設の評価は概ね5年を目安に評価することとなっているため、その共用施設としての役割や機能に関することを中心として中間評価を実施し、併せて今後の方向性を示していく必要がある。

 このため、上記に係る評価・検討を行う本評価作業部会を設置する。

2.主な検討事項

  1. 震災による影響と、復旧状況について
  2. 前回の中間評価における指摘事項への対応状況について
  3. 各種実験施設における円滑な利用体制の構築について
  4. 国際研究拠点化について
  5. 物質・生命科学実験施設の共用の推進について
  6. 今後の課題について
  7. その他

3.設置の形態

 科学技術・学術審議会先端研究基盤部会、学術分科会研究環境基盤部会及び研究計画・評価分科会原子力科学技術委員会合同による大強度陽子加速器施設評価作業部会を設置する。

4.庶務

 関係課室の協力の下、研究振興局基盤研究課量子放射線研究推進室が処理する。

お問合せ先

研究振興局基盤研究課量子放射線研究推進室

季武
電話番号:03-5253-4111(内線4336)

(研究振興局基盤研究課量子放射線研究推進室)