地域科学技術施策推進委員会における今後の審議事項等について(案)
1.趣旨
文部科学省では、これまで「知的クラスター創成事業」をはじめとして、地域科学技術振興のための取組を実施し、新たな技術シーズの創出や産学官連携体制の構築など、地域における科学技術のインフラ整備に取り組んできた。
今後は、これまでの取組の問題点を踏まえつつ、これまで生み出された多くの優れた成果等を基盤とし、地域レベルでの様々な問題解決に向けた取組を国全体、さらにはグローバルなレベルで強化・展開していくことで、地域の活性化や我が国の科学技術力の高度化・多様化を図り、国際競争力の強化につなげていくための施策を推進していくことが必要である。
このため、我が国の各地域が持つ多様性、独自性、独創性を積極的に活用したイノベーション創出のための取組の今後のあり方などについて、調査審議を行う。
2.審議事項(案)
(1)文部科学省が取り組むべき今後の地域科学技術施策について
(2)地域イノベーションシステムの構築について
(例)・地域イノベーション創出に向けた研究開発のあり方について
・地域イノベーション創出に向けた広域化・国際化戦略のあり方について
・地域イノベーション創出に向けた人材の育成・確保のあり方について
・これまでの地域科学技術振興における成果と今後の評価指標のあり方について
・地域の自立的・自発的な発展に必要な仕組みづくりについて
・その他、地域における科学技術の振興に関する事項について など
3.審議等の進め方
課題や論点に対して、事務局、地域科学技術施策推進委員、外部有識者(自治体等も含む)からのプレゼンテーションやヒアリング、フリーディスカッションを実施した後、それぞれの課題の解決策やあり方についての審議を行う。
なお、地域イノベーション戦略推進地域選定結果及び地域イノベーション戦略支援プログラムの採択結果等について報告を行う。
4.今後のスケジュールについて(案)
第1回 2月24日(金曜日)
議題 今後の審議事項について
・これまでの地域科学技術施策について
・今後の審議事項や審議の進め方について
第2回 3月下旬~4月上旬
議題(案) ・文部科学省が取り組むべき今後の地域科学技術施策について
・地域イノベーションシステムの構築について
※ 第3回以降は隔月を目処に本委員会を開催し、地域イノベーションの創出に向けた各論のテーマについて審議予定
※ 平成25年3月を目処にこれまでの審議の最終取りまとめを行う予定
科学技術・学術政策局産業連携・地域支援課