以下の本会議・調査会等で、科学技術イノベーション政策についての検討が進められている。
○第103回(平成24年7月30日開催)
(1) 平成25年度科学技術に関する予算等の資源配分方針(決定・意見具申)
(2) 科学技術イノベーションの実現に向けた科学技術重要施策
アクションプラン・重点施策パッケージについて(報告)
(3) 最近の科学技術の動向「ヒッグス粒子の発見と日本の貢献」
(4) その他
○第8回(平成24年11月19日開催)
(1)科学技術イノベーションを促進する仕組みについて
(2)科学技術外交戦略タスクフォースの提言[報告]
(3)その他
※内容は総合科学技術会議ホームページ掲載資料等を基に作成
平成24年7月30日開催
【野田総理大臣】
ただいまヒッグス粒子についての御説明をいただき、改めて今回の発見において、日本の若手の精鋭の研究者が相当貢献をされたこと、あるいは加速器を初め機器においても貢献があったことを改めて知ることができ、日本の科学技術の底力を再認識させていただいた。
科学技術イノベーションは付加価値と雇用を生み出す成長のエンジンである。その推進は未来への投資そのものだと思う。科学者、技術者等の皆様には、我が国が直面する様々な課題に是非果敢にチャレンジをしていただきたい。先ほど中鉢議員から予算の話もあったが、そういうことも含めて、その環境整備に努めていきたい。
総合科学技術会議においては、本日の議論を踏まえて、システム改革等イノベーション実現に必要な施策のあり方について、年末までに対応方針を取りまとめていただくようお願いを申し上げる。
科学技術イノベーションの推進は国家戦略の主要な柱であり、政府としては、今後予算編成に際し、本日決定した資源配分方針に基づき、関係省庁の縦割りを排し、大胆な重点化を行うことなどを通じて、強力に科学技術イノベーションの推進を後押ししていく決意である。
科学技術・学術政策局 産業連携・地域支援課 大学技術移転推進室