資料3[別添](3) 産学官連携に関するデータ[別添](研究開発資金関係)

平成23年度研究成果展開事業研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)公募要領より抜粋

【共通事項】

1.概要

 A-STEP は大学・公的研究機関等(以下、「大学等」という。下記(注)参照)で生まれた研究成果を基にした実用化を目指すための研究開発フェーズを対象とした技術移転支援プログラムです。
 大学等における研究成果の中から技術移転の可能性を探索するフェーズや、シーズ候補を企業の視点から掘り起こして、シーズとしての可能性を検証して顕在化させるといった実用化に向けたフェーズの初期段階から、顕在化したシーズの実用性を検証する中期のフェーズ、また、研究成果を基にしたベンチャー起業により実用化をめざすフェーズ、さらには製品化に向けて実証試験を行うために企業主体で企業化開発を実施する後期のフェーズまで、それぞれの研究開発フェーズの特性に応じた複数の支援タイプにより実施しており、フィージビリティスタディ(以下、「FS」という。)ステージ、及び本格研究開発ステージの2つのステージから構成されています。

注)「大学等」とは、国公私立大学、高等専門学校、国立試験研究機関、公立試験研究機関、研究開発を行っている特殊法人、独立行政法人、公益法人等をいいます。

 なお、平成23年度より、A-STEP は、産学イノベーション加速事業と統合し、新たに設立される「研究成果展開事業」の1プログラムとなります。研究成果展開事業では、以下の4つのプログラムの特長を生かしながらも、今後、可能な限りルールの統一化を図る等、制度利用者である研究開発企業や大学等の研究者の利便性を意識しながら運営し、大学等と企業との連携を通じて大学等の研究成果の実用化が今まで以上に促進されることを目指します。

 また、本プログラムでは、行政刷新会議等の政府方針において、実用化に近い研究に対する競争的資金については更なる民間負担が求められたことを踏まえつつ、厳しい財政状況の中で産学による最適な研究開発を推進していくため、各支援タイプに応じて企業関係者による研究開発への関与や共同研究における企業の研究設備、施設等の活用などを含めた民間リソースの積極的活用を推進します。

お問合せ先

科学技術・学術政策局産業連携・地域支援課大学技術移転推進室

(科学技術・学術政策局産業連携・地域支援課大学技術移転推進室)