資料11‐2 国際競争力向上のための研究人材の養成・確保を目指して -科学技術・学術審議会人材委員会 第二次提言- (骨子)(案)

科学技術・学術審議会
総会(第10回)
平成15年6月2日

はじめに

1 研究人材の養成・確保に関する我が国の現状と課題
(1)知識基盤社会への移行と少子高齢化の急速な進展が研究人材の確保に及ぼす影響
(2)国際的視点からみた我が国の研究人材の養成と確保
(3)多様な研究人材が能力を十分発揮し、研究に専念できる環境
1.研究人材の流動化の推進
2.研究者が研究に専念できる環境
3.女性研究者に関する環境
4.高齢研究者に関する環境
5.外国人研究者に関する環境
6.ポストドクター等若手研究者に関する環境
(4)科学技術や社会のニーズの急速な変化の下での研究人材の需給

2 我が国の国際競争力を高めるための改革方策

(1)改革を進めるに当たって
1.関係施策の体系的推進
2.明確な目標設定と施策の重点的な取組み
3.国立大学法人化のメリットを生かした自主的取組みの推進
4.大学、産業界等の協力
5.長期的視点に立った人材養成・確保とのバランス
6.国における財政支援
(2)改革方策
1.世界水準の研究人材養成機能の整備
ア.国際競争力のある研究人材養成拠点の整備
イ.海外一流機関への派遣を通じた人材養成
2.多様な人材が能力を発揮でき、研究に専念できる環境の実現
ア.多様性を育む創造的・競争的環境の醸成
(1)能力、業績が適切に評価され、処遇に反映される人事システムの構築
(2)多様性向上に向けた各機関の自主的取組みの推進
イ.研究者が研究に専念できる環境の実現
(1)研究支援者の確保
(2)科学技術と社会の接点に立つ人材等の養成
(3)研究施設・設備の整備・充実
ウ.女性研究者の参画促進と能力発揮
(1)各大学、研究機関等における組織的取組みの推進
(2)出産・育児後の研究継続など女性研究者が働きやすい環境の整備
(3)意思決定機関等への女性研究者の参画の促進
(4)女性の研究職への進出の拡大
エ.優れた外国人研究者等の受入れ等の促進
(1)外国人研究者の積極的受入れ
(2)優秀な留学生の受入れ
(3)海外で活躍している邦人研究者の受入れ等
オ.若手研究者の能力発揮
(1)ポストドクター等に対する支援の多様性の確保
(2)若手研究者に対する研究費等の拡充
(3)研究者のキャリア・パスの構築等に向けた検討
(4)優れた研究者の養成を促進する評価の推進
カ.優れた高齢研究者が引き続き能力を発揮できる環境の整備
(1)定年後も研究を継続できる仕組みの導入
(2)教育、社会貢献活動等での活躍
3.急速に変化する需要に対応する研究人材の機動的供給メカニズムの導入
ア.柔軟な人材養成システムの確立
イ.変化に対応できる人材の養成
ウ.今後需要の増大が見込まれる分野の人材養成への支援
エ.産学人材養成パートナーシップの確立
オ.社会全体の人材の流動性の向上

おわりに

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