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「教育振興基本計画」に向けた検討について

(前回の審議)

  • 前回の大学分科会(10月)は,教育振興基本計画部会の全体的な検討状況を報告し,その内容について意見をいただいた。

 【前回の意見概要】

  • 生涯学習社会など,社会のありかたから議論を組み立てるべきこと.
  • 自主的に考えて行動する力,社会がどう変化しても対応できる力の育成が重要であること.
  • 学生の視点からの計画であるべきこと.
  • グローバル人材として,多様性が進む環境におけるコミュニケーション力が必要であること。これは,幼児教育・義務教育段階から必要な視点であること.

(検討の枠組み)

  • 教育振興基本計画部会では,上記意見も反映させながら,現行の「教育振興基本計画」(H20~24)に続く計画の検討を進めている。その際,全体の枠組みに加え,「今後5年間に実現すべき教育上の方策」として,4つの基本的方向をあげている。
    1.社会を生き抜く力の養成,
    2.未来への飛躍を実現する人材の養成,
    3.学びのセーフティネットの構築,
    4.絆づくりと活力あるコミュニティの形成,
  • このそれぞれの項目について,最終的には,
    ・成果目標,
    ・その測定指標,
    ・そのための取組例(具体的な施策),
     を取りまとめることとなり,大学分科会を含む中教審の各分科会でその検討が必要となる(具体的な議論は,年明けから)。 
  • 大学分科会としては,大学教育部会や大学院部会の審議も念頭に置きながら,また,大学への社会的な要請等も踏まえながら,現時点で全体的な議論を行うこととしたい。
    その結果については,今月開催される教育振興基本計画部会に報告する。

(検討課題)

1.社会を生き抜く力の養成

2.未来への飛躍を実現する人材の養成

    【成果目標,その測定指標の検討に必要な観点】

    • 大学の機能別分化を前提とし,それぞれの大学の人材養成目的に沿った教育活動を強化し,自主的に考えて行動する力を持つ人材を幅広く育成する。その際,とりわけグローバルに活躍できる人材の育成を重視し,大学の国際化を進める。
    • これらを進めるための奨励的な支援措置,制度的対応,環境整備等を総合的に進める。

【取組の例】

  • 各大学の教学マネジメント(「計画→活動→点検評価→改善」の自律的循環)
    ・学習成果(学士力);修得すべき知識・能力の明確化
    ・教育内容・方法:学生の学習量の増加とその密度を高める
    ・入試改善や入学時期の多様化
    ・ガバナンス:学長のリーダーシップと,教職員による組織的な教育 
  • 機能別分化を前提とする中で,高等教育全体として幅広い人材の養成
    ・就業力の育成など地域に根ざした人材養成
    ・国内外の動向・ニーズ,産業の高度化に対応する高度専門職業人の養成
    ・グローバル人材育成(あわせて,そのための学内体制の整備)
    ・大学院教育の強化(グローバルに活躍する博士の養成)
  • そうした大学の活動を支援する大学団体の活動強化
    ・大学の教育活動を支援するための調査・開発・支援
     ・学習成果の測定手法
     ・学生の学習状況とそれを支援する教学マネジメント
     ・入学者受入れ方法
    ・大学の活動を可視化する仕掛け
     ・「大学ポートレート(仮称)」を速やかに整備.
     ・これにより,国内の幅広いステークホルダーへの発信と,国際的な発信機能を促進
  • 大学評価の見直し
    ・ピアレビューを重視しつつ,学生や社会からの視点の重視
    ・各大学が重視する機能に着目した評価
    (例:グローバルに活躍する人材養成,地域と一体となった人材養成)
    ・評価の精選・重点化
  • 大学の国際化と学生の双方向交流
  • 世界最高水準の卓越した大学院拠点の整備
  • 大学病院の機能強化高度医療人材の育成
  • 各大学の教育研究活動を支える施設整備
     ・第3次国立大学法人等施設整備5か年計画に基づく教育研究環境整備
     ・私立大学における施設整備

3.学びのセーフティネットの構築

    【成果目標,その測定指標の検討に必要な観点】

    • 意欲と能力のある者が高等教育の進学し,安心して学習できる環境を整備する。
    • その際,経済状況にかかわらず,学生の就学機会を確保するため,進学希望者にとって予見可能性を持てる経済的支援を整備する。
    • また,生涯を通じて,高等教育機関で学べる環境づくりを進める。

【取組の例】

  • 高等教育における教育費負担の軽減
  • 安全・安心で質の高い教育環境の整備
    ・第3次国立大学法人等施設整備5か年計画に基づく教育研究環境整備
    ・私立大学における施設整備
  • 社会人の高等教育へのアクセスの改善

4.絆づくりと活力あるコミュニティの形成

    【成果目標,その測定指標の検討に必要な観点】

    • 大学の教育課程と正課外活動を通じて,学生を「新しい公共」の担い手として育成する。

【取組の例】

  • 国公私立の設置形態を超えた地域振興の取組の支援(震災後の復興支援の取組を含む)
  • 大学間の連携,地域の自治体・産業界等と連携した教育を進める

 

お問合せ先

高等教育局高等教育企画課高等教育政策室

-- 登録:平成23年12月 --