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(別添   3)

高校留学生のためのホストファミリーへの支援
及びネットワーク


   高校生留学の場合、外国人留学生のホストファミリーへの支援は、留学プログラムを実施している留学斡旋団体が講じており、各団体の留学プログラムの派遣経験者が中心となったボランティア組織によるサポートが中心となっている。

【主な高校生留学交流団体のホストファミリーへの支援策】


(財)エイ・エフ・エス日本協会(AFS)

1 LP(リエゾン・パーソン)
   各ホストファミリー・ホストスクールごとに「LP」と呼ばれるサポート・ボランティアがつき、留学生とホストファミリー・ホストスクールとAFSをつなぐパイプ役を果たしている。
   LPは、留学生がホストファミリーやホストスクールにスムーズに溶け込み、留学生活を送ることが出来るよう、異文化適応の指導やカウンセリングを行っている。

2 支部
   AFS帰国生、その家族、ホストファミリー経験者、ホストスクールの教員、国際交流活動に関心のあるボランティア等からなる64の支部が、AFS生の受入に関して、ホストマザーの会や、留学生・ホストファミリーの参加による夏の納涼会、クリスマス会等を開催し、留学生及びホストファミリーを支援している。
   上述の「LP」は支部で活動する支部員である。


(財)ワイ・エフ・ユー日本国際交流財団(YFU)

地区委員(AR)と副地区委員(AAR)
   全国で約400名の無償ボランティアである「地区委員」及びそれを上回る「副地区委員」(協力帰国生)が14地域79地区に分かれて所属し、YFU専門職員と協力して、プログラム参加者の異文化適応の指導やカウンセリングにあたっている。

国際教育交流協会(PIEE)

1 エリアレップ(地区委員)
   プログラムのアドバイザーとして、「エリアレップ」と呼ばれるボランティアの地区委員が各留学生の担当となり、留学生及びホストファミリーを支援している。
   具体的には、定期・不定期にホストファミリー・ホストスクールから留学生の生活をモニタリングするとともに、留学生からも直接、生活の状況を確認しており、問題が生じた場合は、問題解決のための調整も行う。

2 バディ・システム
   高校生交換留学生として海外経験をしたOB/OGを中心として、留学生の「バディ」(同世代の友人)となり、交流イベント等を実施している。


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