平成24年6月6日
高等教育局長決定
平成20年5月に障害者の権利に関する条約が発効され、これまで、我が国においては、障害者基本法の改正(平成23年8月公布・施行)等の制度整備を行ってきた。
一方、各大学等においては、障がいのある学生の在籍者数の急増に伴い、今まで以上に、受け入れや修学支援体制の整備が急務となっている。
こうした状況を踏まえ、これまでの取組に加え、今後の高等教育段階における障がいのある学生の修学支援の在り方について検討を行う。
この検討に当たり、障がいのある学生の修学支援に関する検討会(以下、「検討会」という。)を以下の要領にて開催する。
○1高等教育段階における障がいのある学生の修学支援の在り方(短期的取組課題、長期的課題の整理)
○2その他の必要な事項
○1検討会は別紙に定める有識者により構成する。
○2検討会は必要に応じて他の関係者よりヒアリング等を行うことができる。
平成24年6月6日から平成25年3月31日までとする。
検討会に関する庶務は、関係局課の協力を得つつ、高等教育局学生・留学生課において処理する。
別紙
石川 准 静岡県立大学国際関係学部 教授
巖淵 守 DO-IT Japan事務局長
大島 友子 日本マイクロソフト株式会社 マネージャー
近藤 武夫 東京大学先端科学技術研究センター 講師
白澤 麻弓 筑波技術大学障害者高等教育研究支援センター 准教授
鈴木 慶太 株式会社Kaien 代表取締役
高橋 知音 信州大学教育学部 教授
竹田 一則 筑波大学大学院人間総合科学研究科 教授
殿岡 翼 全国障害学生支援センター 代表
中野 泰志 慶應義塾大学経済学部 教授
広瀬 洋子 放送大学ICT活用・遠隔教育センター 教授
福永 博俊 長崎大学工学部 教授
松尾 秀樹 佐世保工業高等専門学校 教授
吉永 崇史 富山大学学生支援センター 特命准教授
渡辺 崇史 日本福祉大学健康科学部 准教授
※五十音順
高等教育局高等教育企画課高等教育政策室