資料2-1 大学改革タスクフォースでのこれまでの検討状況
大学改革タスクフォースでのこれまでの検討状況
1. 経緯
- 昨年11月21日、政策提言仕分けで、「教育(大学)」が議論
- 平成24年度予算編成過程で、財務省と大学改革について取り組むことを合意
【文部科学大臣・財務大臣合意文書のポイント】
- 今後の我が国の再生に向けて、大学改革を推進するため、「国立大学改革強化推進事業」(138億円)を新設する。
- 具体的な国立大学改革の方針については、文部科学省内に設置したタスクフォースにおいて検討を行い、協議の上、速やかに改革に着手する。
昨年12月、実効性のある大学改革をスピード感を持って推進するため、文部科学省内に、森副大臣(当時)をトップとする「大学改革タスクフォース」を設置
- 中教審などの議論や進行中の施策等の整理や進捗状況の確認
- 新たに議論が必要な課題等に関する改革の方向性の検討
2. 検討体制
高井副大臣、城井大臣政務官、森口事務次官、山中文部科学審議官、板東高等教育局長、吉田研究振興局長、清木施設企画部長、小松私学部長、杉野生涯学習総括官、尾崎大臣官房審議官、常盤大臣官房審議官、奈良大臣官房審議官 等
※高等局担当課長等も会議に出席
3. 検討スケジュール等
- 12月15日に第1回を開催、これまで、7回を開催。
- 大学改革の今後の進め方をすみやかに取りまとめ、夏頃までに具体的改革案を取りまとめる予定。
4. 国家戦略会議における議論
- 4月9日第3回国家戦略会議において、大学の統廃合、国立大学運営費交付金や私学助成のメリハリある配分など、教育改革の必要性について指摘。
- 総理より、次回会議(5月予定)において、社会構造の変化を踏まえた教育システムの改革についての取組方針を文部科学大臣が報告するよう指示。
タスクフォースで検討する政策課題例
- グローバル化人材を育成するための学生の学習密度の充実と学修成果を重視した教育システムの確立
- 高等学校教育と大学教育の接続の改善
- 1及び2を実現するために必要なシステム等の整備
- 世界標準の質保証の仕組みの整備
- 機能別分化の推進と大学ガバナンスの強化
- 大学・社会の基盤となる独創的・先端的な知の持続的創出
- 地域社会と大学の関係強化
- 大学の量的規模及び質保証の在り方