大学入試の円滑な実施に資するため、以下のような基本方針に基づき、多様な入試方法や学力検査の在り方等について、毎年度、実施要項を定め、各大学に通知している。
大学入試は、受験生が大学教育を受けるにふさわしい能力・適性等を多面的に判定し、公正かつ妥当な方法で実施する。
各大学・学部は、当該大学・学部の教育理念、教育内容等に応じた入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)を明確にする。入学後の教育との関連を十分に踏まえた上で選抜方法の多様化、評価尺度の多元化に努める。
高等学校の教育を乱すことのないよう配慮する。
主な入試方法は以下のとおり。
調査書の内容、学力検査、面接・小論文等大学が適当と認める資料や方法により判定する方法。
出身学校長の推薦に基づいて、原則として学力検査を免除し、調査書を主な資料として、面接・小論文等を活用して判定する方法。
学力検査に偏ることなく、詳細な書類審査と時間をかけた丁寧な面接等を組み合せ、受験生の能力・適性や学習に対する意欲・目的意識等を総合的に判定する方法。