平成27年5月7日
初等中等教育局長決定
1 趣旨
平成26年10月21日の中央教育審議会「道徳に係る教育課程の改善等について(答申)」においては、道徳の時間を「特別の教科 道徳」(仮称)として新たに位置付けるなど教育課程の改善を図ることが提言された。
また、中央教育審議会の答申等を踏まえ、平成27年3月27日には、道徳の時間を新たに「特別の教科 道徳」(以下「道徳科」という。)として位置付けることとして、小学校、中学校及び特別支援学校小学部・中学部の学習指導要領の一部改正等を行った。
こうしたことを受け、中央教育審議会(答申)においても示されたとおり、道徳科や学校の教育活動全体を通じて行う道徳教育の評価に関して、指導要録の具体的な改善策等も含めて、文部科学省において専門的に検討を行うこととする。
2 検討事項
道徳科や学校の教育活動全体を通じて行う道徳教育の評価について検討を行う。
(1)道徳教育及び道徳科における評価について
(2)指導要録の具体的な改善策について
(3)道徳教育の指導の充実方策について
(4)その他
3 実施方法
(1)別紙の委員の協力を得て、上記2に掲げる事項について検討を行う。
(2)必要に応じ、別紙委員以外の者にも協力を求めることができる。
4 設置期間
専門家会議は、2の検討事項に関する審議が終了したときに廃止する。
5 その他
(1)専門家会議に関する庶務は、初等中等教育局教育課程課において処理する。
(2)その他専門家会議の運営に必要な事項は、専門家会議において定める。
天笠 茂 千葉大学教授
岡安 聰 埼玉県教育局高校教育指導課指導主事
佐藤 真 関西学院大学教授
島 恒生 畿央大学大学院教育学研究科教授
柴原 弘志 京都産業大学教授
髙木 展郎 横浜国立大学名誉教授
中橋 恵美子 NPO法人わははネット理事長
橋本 ひろみ 東京都世田谷区池之上小学校指導教諭
樋口 一宗 兵庫教育大学教授
古屋 真宏 東京都国分寺市立国分寺第四小学校統括校長
村田 寿美子 京都府城陽市立東城陽中学校教諭
吉田 武男 筑波大学教授
脇田 哲郎 福岡教育大学教授
50音順、敬称略
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