特別活動ワーキンググループ(第5回)における検討事項

【特別活動における各活動の意義及び育成すべき資質・能力について】

○ 論点整理においては、「次期改訂に向けては、教育課程における・・・(中略)・・・意義を明確化するため、学級(ホームルーム)活動、児童会・生徒会活動、クラブ活動、学校行事のそれぞれを通じて、育成すべき資質・能力を明確化する」とされている。
○ 特別活動における各活動は、それぞれに集団の構成や活動の目的が異なっており、そこで育成すべき資質・能力も各活動の特質に応じて異なっていると捉えることができる。
○ 以上を踏まえ、前回までの本ワーキンググループにおいて整理した特別活動において育むべき資質・能力の3本柱での整理をもとに、特別活動における各活動及び学校行事について、それぞれの活動のプロセス及びそこで育成すべき資質・能力をどのように考えることができるか。

【キャリア教育の視点をもった特別活動の充実について】

○ 「今後の学校におけるキャリア教育・職業教育の在り方について」(平成23年1月31日 中央教育審議会答申)においては、今後、発達の段階に応じてキャリア教育を推進していく上では、基礎的・汎用的能力を中心に育成することが述べられている。
○ また、前回の本WGにおいては、キャリア教育の中核的実践場面としての特別活動の意義・役割や、特別活動のさらなる充実を図るための学びのプロセスを記録し、振り返り、評価するためのツールとしてのポートフォリオの導入などについて提言を頂いた。
○ 以上を踏まえ、キャリア教育において育成すべき資質・能力(基礎的・汎用的能力)と特別活動において育成すべき資質・能力との関係についてどのように考えるか。また、特別活動の果たす役割や意義をどのように捉えることができるか。

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