※ヒアリングを整理したもの
○自閉症及びアスペルガー症候群(以下、自閉症等という)並びに心因性の情緒障害のある子どもは一人ひとり異なる特性をもっており、その特性に合わせた環境を用意し、適切な対応を行う。
○自閉症等及び情緒障害のある子どもに対しては、社会生活への適応の困難性が大きいことへの対応とともに、進級、進学における生徒の特性に関する情報の引き継ぎを行う。
○専門性のある教育を特別支援学級においても行う。
○自閉症等の特性に合わせた教育・指導:自閉症等そのものの特性に応じる必要があり、さらに併せ有する障害等により状態がさらに多様となることから、必要に応じて、そのことへの個別的な対応を行う。
○情緒障害の状態に応じた教育・指導:多様な情緒障害の状態に応じた教科指導とともに、心理的な安定等を目標とする指導を行う。
○自閉症等及び情緒障害の教育に関する情報の提供:自閉症等及び情緒障害に関する配慮すべき内容を記述した指導書や研修、スーパーバイズする体制をつくる。
○自閉症等及び情緒障害の教育の専門性の向上:専門性の向上により、障害の特性に応じた教科指導だけでなく、社会生活における適応を重視した指導の工夫(適切な教材の導入を含む)を行う。
○支援体制の充実:・自閉症等及び情緒障害の教育では、コーディネーターを中心とした校内委員会などによる対応を行う。
○校長のリーダーシップ:校内体制の充実のために、学校長を頂点とした全面的支援を行う。
○関係機関等の連携:学校だけでなく、保護者も一体化した支援体制を構築するとともに、学校医、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーなどを活用する。
○自閉症等の特有の感覚への配慮:必要に応じて、音や温度に対する自閉症等の特有の感覚に配慮して施設整備する。
○自閉症等の認知特性に応じた配慮:必要に応じて、室内等の刺激を減らし、集中力を高め、分かりやすい校内表示、日課の表示など、自閉症等の特性にあった施設整備を行う。
○自閉症等の行動特性や情緒障害の状態に応じた配慮:必要に応じて、“パニック”などが生じた際のクールダウンを促進する空間を確保する。
○早期からの教育支援について:
○学校外における支援について:
○幼、小、中、高等学校の各段階について:
○その他:
初等中等教育局特別支援教育課