団体名 全国高等学校長協会
○1 高等学校では、発達障害や心の病で人間関係を上手に築くことができない生徒や登校することが困難である生徒が数多くいる。是非とも、すべての公立高校にスクールカウンセラーを配置する必要がある。
○2 学校内施設のバリアフリー化整備の拡充を要望する。疲れた時に休める施設なども必要である。学校は、設置基準に基づき標準的に作られることが多く、障害のある生徒に十分に対応できる施設・設備を整えることが今後の課題であり、そのための予算的措置が必要である。
○1 高等学校においても、特別支援教育の専門性を持った教員の配置が必要である。
○2 発達障害は障害の中でも理解されにくい面が強い。すべての高等学校の教職員が、各種障害について、理解し、更に理解を深めるための研修や対応策を提供する研修を受講する必要がある。
○3 身体に障害のある生徒が在籍している学校に対して、バリアフリーなどの措置が取られるようになってきているが、高等学校においては介護者や補助員の配置が保障されていない場合が多い。生徒が安心して学校に通うことができるように、専門職員の配置が必要である。
初等中等教育局特別支援教育課