中央教育審議会初等中等教育分科会教育課程部会高等学校地理歴史・公民専門部会（第4期第3回）議事録・配付資料［資料1］

　知識に偏る傾向が強いが、今の社会を見ると、知識はどんどん古くなっていく。今の子どもが30年後に社会を担うころに社会がどうなっているかという予測はだれもつかない。そういう点では、社会力を育てる教育というのはとても必要だ。ただ、時間が足らない。このため、限られた時間の中でどうやっていくかを考えると、高等学校においても、むだをはぶき、基礎・基本を明確にする必要ある。
　「各科目の特質と相互の関連性を考慮しながら」について、地歴、公民のそれぞれの科目が互いに相互乗り入れできるような知識的な体系が必要。
　科目間の関連を論じるには、その科目の基礎的な知識をまず身に付けるべき。その上で、それぞれの学問というのをきちんと身に付けることが必要。
　知識は、探究させる中できちんと知識として身につく。授業をする中で、探究型の学習をさせたときのほうが、知識理解が子どもたちに身についている。そういう意味で指導方法の問題があるため、学習指導要領において、指導方法まで踏み込むことはできないか。
　基本的な概念と同時に、ストーリーのある知識があると、観念性が出てきて深まる。
　民主主義という概念を一つとっても、公民の中の現代社会、政経、倫理、それぞれで取り扱うべき概念であり、世界史、日本史の歴史の中でも民主主義の発展というのは非常に重要な問題である。その意味では、各専門分野でその基礎概念をどう整理し考えているか、他分野でどう取り扱っているか、それらを総合して初めて民主主義とは何なのかがわかるので、こうしたことを念頭におき教育課程を組み合わせいく必要がある。
　社会的事象の意味・意義を解釈する、自分の考えを論述するというのは正しい方向であり、評価できる。問題は実効ある措置、例えば入試改革などを伴うことができるかどうかである。
　高校教育は、我々の周囲にある現実的な課題を無視することはできない。例えば、温暖化現象などの環境の問題をより具体的に教える、時事問題的にではなく、より現実の場に即して教える。最近の地震や洪水の問題など、災害と防災教育が必要。この際、社会科学的な観点ばかりでなく、自然科学的な観点や素養といったものが必要となる。
　教員にとっては、指導要領そのものも含めて、体系的にシンプルで、なおかつ教えやすい、それが現代的な課題につながれば一番いい。そういう意味で、あまり総合性とか学際的ということを強調して複雑化させることは、教員にとっては非常に教えづらいことがある。
　たくさんのこと、新しいことを盛り込むには、小・中・高の連続性を大切にして、整理しなければ盛り込めない。小学校の先生は5年を教えるのが非常に難しいと言う。4年生までの社会科と、5年、6年の社会科が変わるためで、小学校の5年、6年でやっていることは、中学校でやることとかなり重なっている。
　どの課題をどう改善することになるのか、小学校で書かれていることが、中学校でなぜ違う言葉づかいになっているのかなどがわかるようにすべき。
　主体的に社会の課題解決に参画し、多面的に考察して公正に判断する能力をつけるというのは、先生の指導方法に大きくかかわる。また、その基礎能力になる自分で問題を解決していくとか判断力、人と一緒に働いていく力というものが今の若い人たちはかなり弱い。
　社会科というのは、現代的な課題を過去の歴史や地理の知識を参考にしながら、新しい社会を自分たちがどうつくっていくか、形成していくかということを考える重要な科目である。このため、社会で活躍している人たちの意見を聞くことや分厚い教科書を用意して、自分たちで調べて意見形成をしていく機会を設けることが重要。また、プロジェクトベースのチームで意見交換し合っていくような学習手法を、社会科にも取り入れていただきたい。
　教育のあり方自体を生徒たちが調べたり、考えたり、報告、リポートする、あるいは議論するというスタイルの授業形態を導入すべき。
　未履修問題は学校の法令遵守の姿勢に問題があったことに間違いないが、3分野のうちの1つを必履修としたことの課題が表れたとは言えないか。学校にはいろいろな指導上の工夫がある。また、特色がどんどん出てきている。高等学校の多様化が進む中、教育課程が編成しやすく、教員にとって教えやすく、子どもにとって学びやすい枠組みを検討したい。
　我が国の伝統と文化の特色とあるが、それが何なのかあいまいである。代表的な建築物などではなく、身近なものとして文化をとらえる必要がある。
　持続可能な社会という視点は大切で、社会科全体にも必要。現在の歴史教育は開発が中心となっているが、それを変えていかなくてよいのか。縄文時代は人間が自然と共生していた素晴らしい時代だが、簡単にしか触れられず、重要な意味が学ばれていない。
　持続できるか、できないかよりも、次の社会をどのように作っていくのかという視点を強く出す方がよいのではないか。
　持続可能な社会を形成する上で、いまの社会経済システムのままでよいのかという視点から見ていくことが必要になるが、この視点は社会科、地歴科、公民科を貫く視点だと考えられる。
　総合的にとか、あるいは他の科目との関連を重視して、となるほどに、学校現場は指導しにくくなる。生徒の立場からすると、この学習をやって何が一番大事なのかという部分がみえなくなる恐れがある。親学問を大事にしながら、シンプルにする方がよい。
　大人になってから学べるようなことは、高校で教えることとして固執すべきではないと思う。

　現行学習指導要領は、歴史的なものの見方、歴史的な思考力、地理的な見方、考え方を重視して、大胆につくられている。そういう意味では非常に評価しており、そうした表現を強くして欲しい。
　ここ10年、特にここ4、5年は、学生の外国に関する知識というものが極端に少なくなっていると感じる。戦後の子どもたちは外国のことはよく知っていた。これは主に中学の問題ではないか。中学の歴史分野では、外国のことは教えられていない。教科書に日本に関係することだけが少し出てくる。これを前提で高校教育を考えるのであれば、高校ではものすごく初歩的な地理の知識から教えないと、歴史も何も教えられない。
　専門的な知識、概念や技能の習得と定着、特に技能の習得についてはもう少し具体的に示せないか。例えば日本史の具体的な資料を読んで、それを解釈し、分析して自分なりの歴史像をつくり上げる、そういう訓練を高等学校段階でやるというのであれば、非常によい方向だと思う。そのためには、基礎的な最低限の知識も必要であるし、歴史で言えば最低限の地理的な知識も当然必要。
　中学で世界の歴史に関してほとんど出てこない。地理も3つぐらいの国を選んでと非常に限定されている。教科内容が非常に軽減されており、軽減されてよく考える学習ができているかというと、できていない。このため、高校1年でもう少し接続的な授業があってもいいのではないか。
　日本の歴史、文化、伝統などについては、最低の知識はやはり身につけてもらいたい。その際、レポートをさせる、課題追究的な学習をさせる、歴史的な思考力を育てるといった点に重点を置いたほうがいい。暗記を目的にするわけではないが、資料を集めて、それを分析するには、基礎的な知識というのが重要。
　環境と災害の重要性に鑑み、災害の及ぶ地域や程度を地図上で表現するハザードマップを作成するなど防災教育の基礎に必要な地理的知識を高校生に持たせるべきではないか。
　人類共通の課題として認識されている環境問題、自然災害への対応、地域社会へのコンタクト、ハザードマップ・行政データへのGIS利用など、地理教育が担う課題は現代社会に直結するものが多く地理を学ぼうとする学習機会を確保すべき。
　科目間の関連を重視することは重要で、実効性を持たせるなら、例えば、世界史の中に地理のごく基本的な要素を盛り込み、地理にはその逆を求める、そのような工夫をすべきではないか。
　現行の地理歴史科の履修は、日本史か地理のどちらかを履修しなくてもよいことになる。基礎・基本の徹底重視が叫ばれる中で、地理的・地域的特徴や歴史的過程のどちらかが欠落していることは問題ではないか。
　近現代に力点を置きながら総合的に地歴を考えるような科目が、すぐにはできないにしても、長期的な見通しの中では考えられていいのではないか。
　世界像、日本像を形成する上では、歴史軸と空間軸による思考の深化をバランスよく図る必要がある。またヨーロッパの国で採用されている地理と歴史を並行して学ぶ方式は、グローバル化時代に対応したナショナリズム、リージョナリズムのバランス、国土利用における無理のなさ、環境・開発問題へのスタンスの良さとして現れている。
　小中学校の歴史では世界史を扱わないため、内容の体系性の観点から、高校における世界史必履修が合理的だと説明される。このような説明だと、中学校で世界を少し扱ってしまったから地理は必履修にならないので損だということになる。もし、地理を世界地誌と日本地誌にわけたらどうなるかと考えると、地理の立場としては納得しかねる。
　世界史の内容について、日本史や地理との関連を一層重視するとあるだけでは、抽象的でよくわからない。
　世界史では、世界の一体化の過程や地理的な条件や日本の歴史との関連付けに配慮があるが、日本史ではあまりそのような方向性がない。日本を孤立的に取り上げる一国史観でよいのか。グローバリゼーションの時代なので、そのような観点がなくなってよいのかと考える。
　現行の小中学校の内容を踏まえれば、高校で世界史が必履修という現行のシステムはやむを得ない。ただ、その場合でも、地理や日本史との関連づけについて、現行学習指導要領のどこをどのように改善するかを具体的に例示すること必要。
　世界史の中で地理的条件について重視することは重要。今でも教科書の中で地図で多用されてはいるが、さらに意識的にそれぞれの時代の国の配置や世界の地理的な配置についての理解を促すような内容が必要だ。
　世界史の日本史との関連については、ある時代以前は全然関連しないようなケースもあるので、工夫が必要である。世界史では、最初のテーマ設定と最後の調べ学習用の設問があるが、おそらく教科書では最後に載っていてほとんど活用されていないのではないか。このため、各章ごとくらいに載せたりすることが考えられる。例えば、日本史との関連や、ある地域世界で何かが起こっているときの日本の時代を調べさせるような課題設定を各章ごとに載せるように、学習指導要領での誘導が求められるのではないか。現場の実践的なことを踏まえた方向付けが必要。
　仮に学習指導要領で科目間の関連性の重視をうたっても、学校や生徒、保護者にとっては、やはり世界史、日本史、地理だと受け止める。学校に関連性の責を負わせるのは酷だ。学校がどの程度できるかという点にも配慮がほしい。
　現行学習指導要領から、課題を設定し追究する学習を重視し歴史は2本柱になったが、依然として通史、概説として指導されるのが実態である。
　現代的な問題についての考察は、地理だけでなく総合的に取り組めばよい。
　未履修問題では、世界史を教えることを避けようとした声があったわけだ。これが、地理的条件や日本史との関連づけを一層重視するとなれば、ますます教える人にとっては難しくなるのではないか。
　世界史のみを必履修としておくのは問題がある。高校生全員が履修できるような地理と歴史の総合科目をつくるべきだ。具体的には、「文明と風土」という科目を作り、大局的に世界の歴史と日本の伝統文化と地理的風土を俯瞰するような内容を必履修としてはどうか。
　環境や防災は人間の命に関わる。このことを選択必修としておいてよいのか。またハザードマップは高度な地図を読み解く技術がないと使えないが、これは地理でしか教えられない。人間の日常生活における命に関わる問題をないがしろにして、中学校のカリキュラムを考えて機械的に世界史が必履修になることでよいのか。
　国会の答弁においても、「文科省は地理に関する教育が非常に重要な課題である」と述べている。これを無視して世界史だけを突出した扱いとすることは、再考願いたい。
　未履修問題は大学入試と関連が深い。世界史は難しく、勉強しにくいのである。高校生にとっては、暗記物という意識が強い。歴史又は地理の学習は、様々な資料などを使いながら、探究的、体験的な学習を通して多面的・多角的に考察したり、公正、公平に判断していく力を身に付けさせること大事だ。内容に踏み込んだ上で、身に付けさせるための手立てと身に付けさせる力を考えていく必要であり、どこまで書き込めるか分からないが、学習指導要領の記述も工夫できるとよい。
　最近の世界史では、昔と教科書も変わり、例えば環境問題も扱うようになっている。世界史的な観点からも環境問題は取り上げていくべきものだろう。
　世界史が必履修となっていることが非常に大きな弊害となっているとは思わないし、現実に世界の中に日本があることも考えても適当だと思う。むしろ日本史の教え方が孤立的になっていることが問題だ。ただこれは教え方の問題ではなく、世界史の中に日本史を入れようとしない大学における学問の内容の問題である。
　世界史の未履修問題について、今の世界史は課題意識が強すぎたり、例えばシステム論等といった複雑な問題意識が入ってくる。世界史をはじめて学ぶ高校生にそこまで教えてよいのかと思う。
　歴史教育は現在の私たちの抱えている諸問題の背景に大きな要因があることを理解するため、日本史も世界史も必須にすべきである。
　世界史や日本史における知識、理解の習得については、生徒自身の主体的な学習活動を通して知識、理解の定着とその活用を図るという観点がもう少し強く出るとよいのではないか。
　生徒の世界像、日本像を形成する上では、歴史軸と空間軸による思考の深化をバランスよく図る必要がある。共通の科目が設定されないのであれば、履修の仕方で工夫してはどうか。
　新たに総合科目を設けず、世界史、日本史、地理の3つの分野で構成されるとするならば、必履修科目を設けないこととしてはどうか。その際、世界史、日本史、地理のB科目（4単位）から1つを選択、それ以外の科目、A科目を2単位以上、選択させてはどうか。

　公民科において、知識、概念、理論を専門的なものとしてより重視し、客観的かつ個性的な見方や考え方をそれによって育てることは賛成。社会科教育全体の問題でもあるが、親学問との関係を重視することが必要。
　教員もしくは生徒の立場から言うと、勉強しておもしろくて役に立つといった視点が大事。専門的な知識、概念、理論を踏まえて見方や考え方と言った場合に、それが果たしてほんとうに役に立っておもしろいのかというのはまた別の問題。こうしたことは、政治・経済と現代社会、それの構成原理もしくは中身と関係してくることになる。
　金融教育、キャリア教育など公民科に絡んで内容面で改善を求められるものがある。
　現代社会という教科を考えた場合、問題解決的な学習、体験的な学習を、もう一つの柱とすべきではないか。
　「人間としての在り方生き方」という言葉は、倫理という学問をわかりやすく説明する言葉として大切であり、小・中学校の道徳教育と高等学校の倫理が密接に結びついている言葉として、小・中・高等学校を通して「在り方生き方」という言葉を大切にすべきではないか。
　倫理では現状として、通史的な授業が行われている。現行でも現代の倫理的な課題を扱うことになっているが、なかなかそこまで行かない。教科書もそのような配列になっている。このような通史はやめて、主題別にした方がよい。思想史的な歴史を扱うなら、例えば、人間や義務をどのようにとらえてきたのかという概念史にすべきだ。
　前回の倫理の改訂において、通史的なものにならないように配慮し、先哲の考え方を手がかりとして課題別に考えさせることとしたが、学校にはこの趣旨があまり伝わっていない。趣旨をはっきりさせる方向に進むべき。なお、倫理の内容をすべて課題別にすることは困難。手がかりとして、精選された基礎概念は残しておく必要がある。
　科目「現代社会」をどのように位置付けるかが問題である。
　文化の扱いが少ないことが課題とされている。現代社会をとらず、倫理・政経をとった場合、文化についてどこで学習するか、検討が必要。
　現代社会が2単位になって、政治的なもの、経済的なもの、倫理的なもの、あれもこれもを教えるのは不可能である。枠組みを変えないで、多くの内容を入れては必ずどこかに無理が行く。生き方の部分を強調するのであれば、2単位というのは再考すべきでないかと思う。
　課題解決的な学習は大事だが、内容の学習を抜きにはできない。抜きにすれば、言い放しになったり、自分に残るものにならないという心許ない部分がある。課題学習という点から現代社会を構成するならば、もう一つの視点としてパーソナルな視点を強調したい。これは、社会人として生きる最低の分、教養的な知識であると同時に実際に役立つ知識である。
　社会的事象に対する客観的で公正な見方に対応して、法や金融の学習の充実を打ち出しているなら不十分で、市場原理主義の中でどのように生きていくのかという点も含めることが必要。
　公民科の課題は2つあって、自らの人生を責任をもって生きていくために必要な内容と公共的な事柄に参画していくために何を教えるのかということだ。主体的判断をしていけるようにすることが必要だが、その際、単に思い付きで決めるのではなく、客観的な認識や価値判断する際に基準となるべき基本的な価値を教えることが必要で、その知識を教えるために課題追究的な学習を充実させる方向は基本的によい。
　現代社会の諸問題と倫理観は学ばせるべきである。

　高等学校の教育の中身を組みかえても、教員養成のやり方を変えないと意味がない。例えば、歴史を学んで教育についてはほとんど学んでいなくても、社会科教育法をとれば教員になれる。どのようにして教育の質を高めるかが課題。
　地理歴史、公民は、総合的な分野であるので、自由自在に教えることのできるような教員の養成と、カリキュラムの中にもそういうものが盛り込まれていくことが大事。

　社会に参画してよりよい社会を形成しようとするときに、自分の考えを説明して論述すること、相手を説得することと、逆に、説得について自分が納得したら説得される力、そういったものが社会をつくっていくし、公共の精神にも結びつく。
　言語や考える力は、そのままでは当然深まらない。考えるには、考えるために訓練をやらないと考えられない。考え方の見取り図みたいなものを理解した上でなければできない。日本人の子どもは話せない、コミュニケーションができない、考えることや考えを表現するのが下手だと言われるが、欧米、特にアメリカの子どもがよくできるのは訓練しているからである。また、欧米のような取り組みを日本でやるには、先生に裁量が必要。

　「地図」は地理の言語である。そのため「読図」という表現を伝統的に用いてきている。地図という言語で地域をを表現する能力を身に付けることによって、地域社会の成り立ちを理解し、地域社会に貢献しうる自らの役割を自覚する。作成した地図は他者に読まれることによって、地域の中のコミュニケーションも成り立つ。
　地図は地理の学習として大切であるということにとどまらず、世界史、日本史、公民科の学習にとっても重要だし、自然科学の諸分野においてもさまざまな事象を多面的に考察する方法を提供してくれる。また、言語力育成という点から、体系的な地図学習なくして、データや資料から事象の特徴を的確に理解・説明する力を身に付けることはできない。しかし、現状では高校では地理の履修者しか地図をもっていない。地歴科で全員に地図を学ばせる工夫が必要。
　小中高校にわたって地域がわからないという問題に対しては、知識の活用ではなく、地図の活用が必要だろう。公民科において、どういう地域、風土の中でどんな文化が生まれてきたのかを学ぶ上でも地図の活用は大事。

高等学校地理歴史・公民専門部会における主な意見（論点ごとに整理）

【総論】

【地理歴史】

【公民】

【教員養成】

【言語力の育成】

【地図の活用】